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競り

「私はあの人がいい」

「私はあの人だ」


 いかにも金持ちですといった男達を、みすぼらしい男達が苦し紛れの作り笑いをしながら指名していた。


「2名の指名が来ています。いかがなされますか?」

「どちらもいらんな。却下だ」

うけたまわりました」

「これは何をしているんですか?」


 観客の1人がこの店のオーナーに尋ねた。


「はい、奴隷達がどの富豪の方々の元に行きたいのかを決める逆指名タイムです。斬新でしょう? もちろん、却下された奴隷は処分しますけど」

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