表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

窓飾

作者: 雷君

「雪だ」と彼がつぶやいた。


5分の沈黙から彼が話した言葉


外を見てみる。


本当に雪は降っていた。

みぞれに近い雪。道路に落ちて水になってしまう、

でも本物の雪。


私は窓から彼へ顔を向け、すぐに彼の持つカップへ視線を落とした。彼がじっと私をみてた。それはものすごく意外なことだった。だって窓の外の雪を見てると思ったから。


彼は「今」になって外の雪を見てる、微笑んで。


彼は何を考えてるんだろう


その疑問は非難するものでもなく、好奇心でもない。

ただただ微かな気持ちの揺らぎ、何か素敵な物語の始まり。そんな気がする




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ