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コンビニの帰り
「…めんどくさいなぁ~」
僕は、姉さんに頼まれてコンビニへ買出しに来ていた。
今はその帰り。
改めて袋の中身を確認する。
酒、ケーキ、コーヒー、プリン、ジュース、アイス、スナック菓子…。
重い。1kgを越えているんではないだろうか。
弟に買出しを頼む量じゃない。
「…車持ってるのに、なんで自分で行かないんだろ」
理由は明白なのだが。
愚痴らずにはいられない。
単にめんどくさいだけなのだろう。
むしゃくしゃする。
別に姉さんが嫌いなわけではないが、こういう弟の使い方は良くない。
僕の気持ちも考えて欲しい。
不意に、公園が視界の隅に映る。
「少し、休憩していこ…。重いし」
僕は、公園へ向かった。
この後、いろいろと巻き込まれるのだけれど。
どうも、鵺です。
初めまして。
初めましてではない人もいるとは思いますが…。
はい。一作目が終わってもいないのに二作目書いちゃいました。
…間がさしたんです。悪気はありません。
体とパソコンが勝手に…(笑)
まぁ、見てやってください。
一作目『運命は巫女の下で』もよろしくお願いしますっ。
では、更新をお楽しみに。