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Lv11―VSガラス色の大剣


 パキリ、と枝が折れる音がした。

 何かと思って振り返ると、すぐそこに、ガラスの大剣をふりかぶる人間がいた。大剣はものごいスピードであるじに迫り、そして斬り裂かれた。

 ざくん。






「――――――うぉえぁえああぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 あるじが奇声をあげた。しかし、今回ばかりは馬鹿にはできない。


 なにしろ振り向いたら気配を感じさせない人間がいて、いきなり大剣を振りかざして、あるじが四つん這いにしゃがまなければ胴体があったであろう部分を、ものすごい勢いでぶぉんと通過し、背後の木を斬り裂いたのだから。

 普通なら対応できないどころか、猫の私ですら気づくことができない完璧な無音移動(ナイト・ウォーク)にぎりぎりとはいえ気づいて避けたのだから。



 油断はしていなかった。〈魔物狩り〉がいる森なのだから、周囲を警戒していた。なのに気が付けなかったとは、こいつ相当強い!



 そいつは汚れた白い毛皮付き外套姿で、外套についている帽子〈フード〉を被っており顔がわからない。性別は、体格からみて男だろう。身長の割にはいい体格、という訳ではないがあるじよりも10センチも高く、その体に獣のような力強さを秘めているのが一目でわかる。


 まさか―――こいつが〈魔物狩り〉か!?




 斬り裂かれた背後の木が今になってようやく重厚な音と枝が折れる悲鳴を出しながら倒れる。あるじが手を回せる程度の太さとはいえ、木を一撃で切断するなんて並大抵の膂力ではない。

 木が倒れるのを待っていたかのように、男が動いた。


 大剣をひるがえして、上方からあるじを斬ろうと振り下ろした。あるじは四つん這いの状態から両手足を地面にたたきつけ獣のように跳んでよける。大剣があるじがいた場所に突き刺さり、地面にたたきつけただけとは思えない破砕音。土と石が舞う。




「なんだ、なんだ、何だぁ!?」

 立ち上がりつつ目を白黒させて戦闘にはついていっているものの状況に追いつけていないあるじに私は叫ぶ。

 そいつが〈魔物狩り〉ですよ!

「魔物狩り? 人間が?」

 魔物狩りは魔物たちと同じ動物だと思っていたら、人間だった。

 だから、話が通じると思ったあるじは声をかけ、

「あのー、〈魔物狩り〉さんですか?」

 返事は大剣の一閃だった。

「っ!」

 横合いから向かってくる大剣に、上半身を思いっきりそらすことで、ジャンパーコートのボタンが斬り飛ばされるくらいのスレスレで避けた。

 幅広の大剣は氷で出来ているかのように透明で、剣身の芯とでも言うべき棒が透けて見える。剣身から伸びた棒を柄として握っているのだ。例えるなら、棒付き三角アイスのよう。

 陽の光でプリズムのように輝く剣を避けたあるじは、その勢いを利用してごろごろ何回転も後転して距離を開ける。

「猫っ!」

 急なバトル展開にようやく脳が追いついたのか、あるじの目付が鋭いものに変わり私に檄がとぶ。



 その一言で何をするべきか察し、私は駆ける。

「―――――っ」

 男の足元を通り過ぎる私に、男は一瞬だけ目をやる。これが一瞬。

 すぐに気にする必要はないと判断し、再びあるじにせまる。二瞬。

 そして背後の私が【魔法】を使う気配を感じて、わからないくらいの一瞬だけ足が止まる。これで三瞬。

 私が発動した魔法は【加速魔法(ヘイスト)】。あるじの脚の筋肉を強化する魔法だ。


 その三瞬の間にあるじは、クラウチングスタートのように膝を曲げて、左手は地面、右手は脇の木に触れている。

 男は私達の行動に構わず、あるじに近寄り大剣を突いた。




 刺突は刃による攻撃にうち最も有用性が高い。理由は簡単で、剣を前に出すという動作だけの突きは速いのだ。最短のルートを通っているのだから―――――最速。

 だが、刺突を大剣でやろうとする馬鹿はいない。体全体の動きを使って繰り出す「斬る」と違って、腕の力だけで「突く」のは重さが四キロはある大剣には向かない。そんな馬鹿力はもはや人のそれではない。




 そんな人の域を越えた突きがゴゥッと空気までも貫いて襲いかかった。

 貫いたのは―――空気だけ。

 その先にあるじはいなかった。


 あるじは何処にいるかというと――――男の頭上。3mは届くだろう空中に男を高跳びのバーのように飛び越え跳んでいた。

 こちらも人間ではありえない跳躍力。

 もちろん【加速魔法(ヘイスト)】の力。

 垂直跳びと木を蹴っての三角跳び、そして元からの敏捷さによって生み出された力は、大の男を軽々と飛び越えるような芸当もできるのだ。

 先月の雪山でも見せた、驚愕すべき跳躍。



 木の葉が舞い落ちるようにあるじは地面に着地した。男の背後に―――。

「ッ!」

 背後をとられた事に気付いた男は一拍遅れ、とっさに振り向きざま大剣を身に寄せて防御の姿勢をとる。今の跳躍は完全に不意打ちであったのにもかかわらず、すぐさま体勢を整えるだなんて、余程戦いなれているのだろう。



 しかし、それよりも早くあるじは動く!

 攻撃に備えていた男の目に映ったのは―――男とは反対方向に走る、あるじの背中。

「ばーかばーか! イバントバトルでもないのに戦うなんて誰がするか!」

 あるじは一目散に逃げだしていたのだ。あるじに並走する私が振り返ると、男は茫然として立ちすくんでいた。




 敵の背後をとるという千載一遇のチャンスに攻撃をせず逃げるなんて戦闘の心得としては愚策にも等しい。だからこそ、男に隙ができてあるじは逃げる事が出来た。

 愚策ゆえの奇策。




「ふっ、僕を逃がさないようにするなど100年早い!」

 あーっはっはっは! と高笑いをしつつ木々の間をジグザグに逃げまくるあるじ。この世界に来てから初めての逃走に浮かれているのだ。



「逃げる」ことは、一般的な勇者にとって魔物を倒すことが当たり前のように、あるじのとって戦いから逃げることが一番輝く時なのである。

 …………自分で言っていてなんだが、情けなくなってきた。




 とはいえ、あるじが逃走に長けていることは事実だ。ジクザクに走り木々を盾に後方からの飛び道具を警戒し、森の中という足場が悪いのに物音を一切立てずに走って追跡を困難なものにさせている。

 男も追いかけてはきている。足場が悪い森の中だというのにやっぱり物音を立てずあるじに迫る速さでついてくる。


 しかし、お互いの距離は、徐々にだが、大きくなっている。

 当たり前だ。こちらはほぼ軽装で、向こうは大剣という重り(ハンデ)を背負っているのだ。そんな状態で(けもの)と同じ速度のあるじに追いつこうなどいささか甘い。



「………というか、あれは何で襲いかかってきたんだ?」

 草が密集してない走りやすい地点を選び走っていたあるじが息も切らさず私に話しかけてきた。

「あれが〈魔物狩り〉ならどうして僕を襲う? 猫の方を標的にするんじゃないのか?」

 ………〈魔物狩り〉じゃないのかもしれませんよ。

「? 僕達が探しているヤツじゃないってことか」

 いえ、魔物たちが恐れていた〈魔物狩り〉はあいつだと思います。血の匂いがしましたし。



 わずかながら大剣から発せられていた鉄の匂い。赤い血色はついていなかったが、布でぬぐった程度では臭いはそうそう落ちないものだ。



 ………ここ、森ですよね。

「森以外の何に見える。ここがトキワの森だったら何百倍良かったか。異世界に飛ばされるならピカチュウとかEVとかいるハートフルな世界がよかった…………」

 身近にハートフルな猫がいるのに贅沢ですね。

「その毒舌がなければな」

 私から毒舌をとったら消滅しますよ。

「毒舌100%配合なの!?」

 化石燃料は使っていませんから地球にやさしいです。

「僕に優しくなさすぎる!」

 話を戻します。


〈魔物狩り〉についての私の考えはこうです。

 ここが森だから魔物しかいなかった。つまり、魔物しか被害にあわなかった。ここに人間がいたらどうなってたと思います?

「あー、ナルホド。魔物を狙ってたんじゃなくて、何でもよかったのか?」



 あるじはそう呟きながら進路とは別方向にあった低木を折った。片手に収まる程度の石を投げて、折った低木とは反対方向にあったスズランみたいな花も折る。進路方向にあった草木は一つも傷つけずに通り過ぎた。ダミーの痕跡をつくって、追っ手に別方向へ逃げたと錯覚させようとしているのだ。



「……………このまま、森の外へ誘導できないかな?」

 ダミーの痕跡をものともせずに迫ってくる背後の気配にあるじはため息をついた。

 無理ですね。私達が逃げている方向は森の奥です。このまま外に連れ出しても、私達を追うのを諦めて森に戻っちゃうかもしれませんし。

「というか、この街も物騒だな! 〈魔物の大群〉〈魔物狩り〉〈連続少女失踪事件〉〈街長暗殺事件〉。だれかコナン君を召還してくれ!」



 あるじが小声で叫ぶという器用な事をしながら、草を踏み走る。

 話も聞いてくれなさそうですし、どうしましょうか。

「逃げよう。森の動物がいなくなるくらい暴れるなんて人間じゃない。僕らの手には余る」

魔物さんとの約束は? 約束は守らないと駄目じゃなかったんですか? 今からでも戦いますか?

「………………任務失敗。二人でG級クエストは無理があったんだよ。装備や回復薬を準備してからまた来世でがんばってみよう」

 そんな簡単に敗北宣言をするあるじ。

 なに言ってるんですか来世だなんて。あるじは地獄に落ちるから来世なんてありませんよ。

「うわー、地味に傷つくー。老後よりも死後の心配をしちゃうな」

 約束を破る人間は天国に行けませんよ。

「別にいいけどさ。天使とか凶暴そうだし。…………地獄の悪魔も怖いけど」



 私達は完全に気を抜いていた。男はかなり引き離され、私達が立ち止まっても追いつくには十秒は優にかかるだろう。


 そして私達の気を楽にしているのは、「逃げ」られるということ。

 先月の雪山の騒動とは違い、今回は逃げてもいいのだ。雪の壁で囲まれていなければ、お姫様もいない。いざとなれば全てを投げうつのも良くて、命を懸け理由がどこもない。


 権利もないから義務もない。

 何も持っていないから身が軽い。 

 元の世界で路地裏を駆け回って、私とあるじが殺し屋〈タナトス〉や護衛人〈セキュリティ〉借金取り相手に続けていた逃走生活のように。


 久々の全力逃走で、動く手足、早まる心臓、膨らむ肺、全てがすがすがしいくらいだ。

 だから、一際大きくて視界をふさいでいた木を、掻き分けるように手をついて通り過ぎた時に広がった光景に足が止まる。





 

 目の前に広がる光景は一面の花。

 緑色の草が広がり、木々が生えてなくて空から差し込む光が辺りを照らし、そこに群生する色とりどりの花が秘密の花園のように咲き誇っていた。


 そして花の上を寝床のように横たわる動物達。

 花園のあちこちを一色に染める何か。

 花園のあちこちに、かつて鳥だったモノと、かつて猪だったモノと、かつて鹿だったモノと、かつて兎だったモノと、かつて蜥蜴だったモノと、かつて鰐だったモノと、かつて熊だったモノが混ざり合っていた。


 全て赤く染まっていた。

 まるで鍋の中で煮込んだ苺ジャムのようにどろどろに、関節や腕や足や目や胴などのどこか一部分が液状化して、溶けるようにして混ざり合っていた。


 ドロドロに。

 泥々に。


 どのようにすれば、こんなものをつくれるのか想像もつかない。

 これだけ酷い惨状なのに、匂いで気がつかなかったのは時間が経過して固まっているからだろう。

 これが、魔物たちが恐れた〈魔物狩り〉の所業。






「―――――――――猫」

 その声は静かだった。


 熱くもなく、冷たくもなく。怒りもなく、悲しみもなく。ただ、ただ、【魔法】の呪文のように強い意味が込められていた。


 何か、思う事があるのか、あるじにしては強い言葉。

 私はその一言で理解する。

 あるじは故意か無自覚かは分からないが、こう言ったのだ。



 

 ―――――――――やり返せ。



  

 バッと背後に並ぶ木々の間から飛び出てきたのは、ガラスの大剣を振りかざす男。

 暫定〈魔物狩り〉。


 不意打ちのつもりだっただろう身を潜めてからの一撃は、私には意味がない。誰かがいるとわかっているのだから気配を消していようが、そこにいるのはわかる。それが猫の超感覚。

 だからその不意打ちは手易く決まる。



 森から飛び出た男の視界に映ったのは、花園にたたずむ私達。それを隠すように己に迫る炎。私が使った魔法【ファイガ】による炎。

 不意打ちへの不意打ち。カウンターパンチ。


 橙色の炎は辺りの草を燃やし、熱気と臭気を撒き散らしながら男に噴射される。思わぬ反撃だっただろうに男は襲いかかってくる炎に対し、大剣を振りおろして、


 ――――――斬った。


 正確には、炎というよりも空気を切ったのだろうが、どちらにしても起こした現象は変わらない。剣と男を避けるように炎は動き、辺りを焼く。



 その火の粉にまぎれて、黒い影が男を通り過ぎるように飛び出した。

 それをまた逃げるための動作と男はとったのか、既に横を通り過ぎた影に片手を向けて言葉を紡いだ。


「【xXYt IXxYt】」


 それは異世界の言葉。魔法の呪文。

 男の手が日なたに置かれた豆電球のごとく微かに光った。

 呪文が短いっ!?




 

 それを見た瞬間、私に【魔法】を見た時の既視感(デジャヴ)が私の脳を焼く。

 ダス・ヴェルトメーア・グロルト。

 ――――――― 【阻まれぬ一矢(Das Weltmeer grollt)】。

 それに込められた意味は『伝えし熱(ほとおり)』。




 

 頭が割れるような激痛の中で私が見たのは、手から放たれた光の軌道。光は木々の間をすり抜ける蛇のように複雑な軌跡を描いて、


「――――――猫?」


 ぎにゃあ! と男の横を通り過ぎた私に命中した。びびっと体が震えたせいで足がもつれく転んでしまう。あべっ。


 どうやら同じ電気を使う魔法【切り裂く形なき麻痺矢】に比べ呪文が短い文、威力は低いみたいでほんの数秒だけしびれ大したダメージはない。

 どっちにしろ囮の役目は果たした。


「――――――!」

 私と反対方向から火のカーテンを突き破って飛び蹴りの体勢のあるじが現れる。

「らあっ!」

「…………!」

 私を見ていた男はとっさに振り向くが、大剣で迎撃する時間はない。体を傾けてかわすだけで精一杯だ。

 飛び蹴りがはずれ男の脇を空中で通過して着地し、あるじは靴底を滑らせることで勢いを殺す。

「んにゃろっ!」

 靴底が止まると今の軌道を往復するように、男の喉元に向かって跳躍後ろ回し蹴り(ローリング・ソバット)を放つ。というか、あるじそんな芸当ができたんですか!?


 あまりに速い一撃に大剣を振りかざす間も、なすすべもなく、男に向かって踵は進んでいく。



 空中だというのに体の芯がずれていない見本にすべき一撃。確かに、これだけの技能があれば並大抵の人間は敵じゃないだろう。



「…………っ」

「うぉ!?」

 だが男は並大抵の人間ではなかった。

 大剣が間にあわないと悟るとすぐに武器から手を離して、両手で蹴りを受け止めた。

「――――――ッ!」

 男は無言の吶喊(とっかん)で気合を入れ、足を受け止めた両腕で足をつかんで滞空するあるじを引っこ抜くように振り回し、背後の木に叩きつけた!

「ぐがっ! ごほっ、げほっ」

 背骨が叩き折られるような衝撃で咳込む、木からずり落ちたあるじ。

 地面に伏したあるじがにじむ目で見上げると、大剣が断頭台のように―――振り下ろされる!

「――――――」

 あるじは迫る大剣から逃れるため手足に力を入れるが、それよりも早く剣が首元にたどりつき、ガィィィィンと鈍く高音を響かせた。


「―――――なっ、【エルミニの雪遮竜壁】だとっ!?」


 文字通りあるじの首を皮一枚で阻んだのは、首に密着して現れた透明な魔法の【壁】。

 寸前で発動した私の魔法【エル(der ewige)ミニの(Schnee) 雪 遮(schirm) 竜 壁(aufspannen)】だ。


 男は意外な魔法の登場にフードで隠れているが驚愕を隠せてはいない。

「っ、はっ!」

 あるじは【壁】が発動するのがわかっていたかのように、出現から一秒空けることなく【壁】を蹴った。その反動で転がりその場から離脱する。



 あるじっ、大丈夫ですかっ?

「っ、げほっえほっ、な、何とか…………」

 片足ついてせき込むあるじの足元にかけよる。


 戦闘中なのにそんな悠長なことをしているのに、男は何もしない。

「…………………………………」

 男は剣を片手にまだ発動したままの【エルミニの雪遮竜壁】を見ている。



 絶対防御。傷つかない【壁】。

 傷つかないという事は衝撃を通さないという事で、そんな物に全力で大剣を振り下ろせば手首が折れる程の衝撃がそのまま返ってくる。

 だが、じっと【壁】を見続けている男の態度は、手がしびれているだけとは思えない。



「あーぁ? 【エルミニの雪遮竜壁】ぃ?」

 聞こえたのは、俗っぽくも端正な、森の中には似合わない声。

 それが男の声だと気づくのに、数秒の時間がかかった。

「なーんで」

 男は大剣を地面に突き立てると、かぶっていたフードをどけた。

 ぱさりとフードを脱いでこぼれた髪の色は、銀。大剣を扱えるとは思えない優男。

 雪に反射された日光の輝きをした髪。どこか見覚えがある、顔立ち。

「なーんでウチの秘術を、お前が使えてるーんだ?」



 数分後にわかる事だが、彼の名前はシーロア・シェイラ・ジャルガ。

 シェイラ・ジャルガ王国王子。

 ユニの兄だった。




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