キャラが憑依してしまう感覚って無いですか?
よく、主人公は自分の自己投影であると言いますよね。
これって多分にあると思うんですが私はその他に『キャラが憑依』する感覚があります。
何だろう、自分の意図とは関係なく勝手に動いてくれるとかそれに近い物だとは思うんですが現段階でも何名かそういうキャラが居ます。
で、憑依されるとどうなるかと言うとキャラの感情が入って来ちゃうんですよね。
一番憑依しやすいのは私の作品でしょっちゅう出てくるリリィです。
彼女の元となるキャラクターを含めると長い付き合いというのも原因だと思います。
元のキャラは昔書いていた小説に登場するのですが『実の姉が暴走した結果、自分は人体実験された上に意識が戻った時には家族の殆どを亡くしていた』という今考えるととんでもない目にあった子でした。
その影響もあるかもしれません。最初は『ちょっとツンツンした短気な子』だったのが話が進むにつれて最終的にセンシティブな設定を持つ子になりました。
で、この子が憑依している時ってそういう内容のものをガチで受け付けない状態なんですよね。
しかもその状態だと筆は進むんですが話の内容に合わせて涙がボロボロ出てくるからさあ大変。
執筆作業中はお茶のボトルを傍に置いていないと枯れてしまいそうになります。
それでその後、文章を整える為に一度自分の中から追い出して作業をするのですが途中で戻ってきたりしてまた大変。
そんなこんなを繰り返して作品が完成したころには結構消耗してしまいます。
それならかわいそうな場面書くなよと思いますがまあ、そこは……ね。
こんな感覚って皆さんどうですか?
何か私が変なんでしょうかね?