10‐OYA、連泊
風が落ち葉をさらっていく。ざあざあ、ざあざあと地面を流れる。
季節の移ろいを一番感じるのは秋な気がする。世界が変わってく。私たちも変わってく。
今年最初の木枯らしに、私は思わず身を縮める。
立ち止まった私の足元を、ざあざあ、ざあざあと地面が流れる。
里美「うわぁ、早朝からめっちゃ良い芳を漂わせているし、トモヤ。」
朋也「おぅ、おはよ。
ちょうどベーコンが焼けたところだよ。」
里美「おはよー。
つかさぁ。朝ごはんの匂いで起こすとか、女子力高すぎでしょ?
ちょっと泣けてくるんですけど? 泣くシーンじゃない? これ。」
朋也「そうか?
趣味の延長線上だからな。んま、いつものこだし。
朝ごはんは、エッグベネディクトとエッグスラッド。
どっちが良い?」
里美「エ、エッグ? なんて?」
朋也「うーん、イモ有りか無しかでいいや。」
里美「うーわ、なんか雑に扱った! 雑に言った!」
智也「ジャガイモ蒸かしたの使いたいからエッグスラッドでいいや。
あれ? 路子は?」
里美「……。
2度寝に突入したようです。」
智也「まったく。遅くまでゲームやってるからだよ。
その割にサトミは元気なのな。」
里美「はっはっはっ! 鍛え方が違いますからな。
朝早いのは朝練で慣れているのだよ!」
智也「はいはい。」
朋也「どうぞ、頂いてください。」
里美「いただきます……。ん、トモヤは?」
朋也「先に父さんと食べちゃったよ。」
里美「休みの日でも早朝に起きるとかね。すっかり主夫ですなぁ。」
朋也「台所預かってるしね。
んま、うちの家業に休みは無いと思うよ。」
里美「ですよねー。
てかさ、これってどうやって食べるの?」
朋也「う~ん、
かき混ぜてパンに付けたりとか、そのまま食べたりとか?」
里美「なんかオサレ路線の割には微妙な回答というね。」
朋也「いやいや、
スープカレーの食べ方と同じだって。」
里美「スープカレー?」
朋也「別々で食べる人と、スプーンですくった分のご飯を浸して食べる人と、わしゃっと入れちゃう人とかいるじゃん。」
里美「あー。わかりみ。」
朋也「だからあれだって。
ディップ感覚でもいいし、別個で楽しんで頂いてもいいし。」
里美「ちなみに、スープカレーはどうやって食べる派?」
朋也「スープはスープで楽しみ、具は取り出して少しづつご飯と食べる派。サトミは?」
里美「むしろご飯は無くても大丈夫派。
あー、今晩はスープカレーが食べたいなー。」
朋也「昼飯ふっとばして夕食を所望と言うね。」
里美「だって、煮込むの間に合わないっしょ?」
朋也「確かにそうなんだけどなぁ。
つか連泊する気満々だよ、この子……」
●個人的な見解です
スープカレーをご家庭で作る時代となりました(北海道だけ?)。
とはいえ、具はどうにかこうにかするとして、美味なスープを作るのが問題。
そんな中、スープの素としてお勧めしたいのがこれ!
『うちのスープカレー』 商品名からして素敵です笑
安い上に美味しいことこの上ない! ラーメンと同じく好みもありましょうが、家庭レベルでは最高峰と言いたい!!(※関係者ではありません)
ただですねぇ……、扱ってる店舗がサツドラ(道内展開中心のドラックストア)しかないんですよねぇ
うん、オンラインで扱ってるらしいよ(;'∀')ノ




