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ユキナDiary-  作者: PM8:00
81/150

八月日 暗躍の影

 



 





 ガシュナはベットに倒れ込んでいた。腕を目隠し代わりにしながら自室ですやすやと細い寝息を立ててごろんと寝返りを打つとパチッと目が覚める。それから何か苦悩するような表情で頭を掻きながら体を起こすと顔に手を当てて


 ―――もう少しだ。もう少しのハズだ

 

 自分に言い聞かせるようにしてそれからすぐそばに掛けられていたいつものセーターに気が付き、それを手に取ると石けんの匂いがした。それでミルナが昨日、疲れて帰ってきた自分の脱ぎ捨てたセーターを洗ってくれたことが分かる。ガシュナはセーターに袖を通すと襟を正し、部屋から出て行った。


 二度と借りを作らないように、そして本当に大切な人を護れるように……








「わああ〜寝過ぎたぁ〜〜〜」


 廊下を全力疾走しながら第三部隊隊長フワワは昨日の残業の疲労ですっかり予定していた時間を通り過ぎてしまったことを後悔していた。彼女の隊の部下は笑って しょうがないですよ と言ってくれるかも知れないが責任感の強い彼女はそんなことでみんなの足を引っ張りたくない思いで床が抜けるんじゃないかと思うくらいに足を速めていく。

 すると後ろから誰かが走ってくる音が耳に入る。

 だが彼女にとってはどうでもいいこと。一心不乱に走る走る。


『フワワ隊長〜』


 ―――何よ、私の名前を呼んだって止まらないからね


『その速度で他の人にぶつかったら人が散ってしまいますから“常人”の速度でお願いできますか?』


――………それもそうね、……………ってその常人の速度を越えて私に付いてきている人って!――


 スピードを少し落とし、時速二十キロくらいにしてから顔を後ろに振り替えさせるとニコニコ顔を保ったポニーテールの第一部隊隊長のロキが『あ、おはようございます』とペコッと挨拶をするとそのままフワワの隣に並ぶ。


「ロキさん! 朝の稽古は?」

「ああ〜あれは一通り終わりましたよ。なので部下達にはそれぞれ寄せられた任務をこなしてもらっています。」


 ここで言うフワワの言っている稽古とは文字通り部下達との交流、肉体の鍛錬を主にしたもので各隊ごとにそのやる時間は違う。

 そして任務とは物資の輸送の護衛、町の警備、はたまた必要であればパラアンと同じように異世界滞在で怪物から人々を護る危険な仕事にも手をつけるのでその隊のメンバーが全員揃うことはまずない。


「そういえばワイトから二人ほど来たのはご存知で?」

「え!? もう来たの?」


 それじゃあ位置を知られないためと逃げられないために装置とカードを没収して処分した意味が無いじゃないとフワワは走りながら溜息をつき、『でもまあ、彼はワイト町民ではないんで向こうの法には触れませんよ』とロキが言葉を添え、


「でもギリギリなんでしょ?それに彼が帰りたいと言ったら終わりなんでしょ?」


 フワワはさらっと言った。






 研究室ではストラスが『そういえばお嬢様は部屋から出ていいんですか?』とティアラに尋ねると『ゴオキが一緒だから平気よ』と明るく答え、それからワイトから来た二人を睨み付けるように見る。

 ストラスはコーヒーによく似た飲み物が入ったカップを乗せたお盆を持ち、それをそれぞれ全員に手渡しで配り、ティアラにはミルクで優しくしたものを渡す。

 トーマは適当に席に座り、ずぞぞぞぞと飲んでいる護熾に自分達がここに来た経緯を話し始めた。


 解析が終了した今日早朝。少しだけ仮眠を取ったトーマはすぐに中央最重要練の裁判官と長老にそのことを報告すると一同は悩んだような表情になり、護熾がワイトの住民ではなく異世界の住人であるがために口出しはできないと返事をもらうと


 ―――まあどうせ長老以外は大都と張り合うのが嫌なだけだろうと


 トーマは軍にジェット機の離陸準備を要請し、同行人としてシバを任命し、そしてこのことは修行中のガシュナ達には伝えてはいない。

 それはどうしてか?


「あいつらには前回頑張ってもらったし、今回のような面倒ごとは大人がするものだ。だから修行の邪魔にならないようにって思ってな」


 マールシャ戦で大きな傷を負ったあの三人には休息を兼ねてもらい、しかし後でこんなことがあったとばれれば特にラルモなんかは駄々をこねるかもしれないので一応ミルナには概要だけは伝えてあった。

 そしてここに来た理由はもちろん、護熾を連れ戻しに来たのである。


「イアルが心配してたぞ。それにユキナもな。護熾、帰ろう」


 二人が心配してるのは護熾にも分かっている。それに千鶴も。

 しかし護熾には戻る意志はなかった。そのことを伝えようと口を開いた瞬間、横からティアラが割り込んで護熾に背を向けてトーマと顔を合わせる。


「ゴオキを連れて帰る気? ダメ! 絶対そんなことさせない!!!」


 護熾を連れて帰る?そんなのやだ 護熾がいなくなる事実はティアラに深い動揺と失意を与え、目の前にいるトーマとシバを目の敵のように必死に睨み付け、護熾を渡さないと懸命に体を張る。

 

 小柄な体ながらも我が子を護る親のように身を挺しているティアラに二人はキョトンとし、護熾はその背中を見ながらポリポリと頬を掻いているとストラスがブロックサインで何か伝えてきていることに気が付き、そちらに目をやるとストラスはまずティアラに指を指し、それから護熾に指を指すと手でハートマークを作って、


『君に惚れちゃってるの?』


 と尋ねると護熾はこくんと頷いて疑問に答える。


「君は元帥の娘だね。君の気持ちは分かるけど彼にも家族はいる。たくさんの人が心配してるから戻らなくちゃいけないんだ」

「う……うぅ……でもそれはゴオキの意志で決めることでしょ?ゴオキはどうなの?」


 シバに護熾の家族のことを言われ、家族がいない寂しさを知っているティアラはそのことについて大きく揺れるが、決定権があるのは護熾自身。

 何かを訴えかけるような眼差しで護熾の方に向き直ると護熾は少し微笑んでからシバに顔を向け、


「シバさん、俺はもうちょっとここに居たい」

「! それはどうしてだい?」

「……………?」

「! ゴオキ!! ありがとう〜〜〜〜〜」


 ここに残りたいと言ってくれた護熾にティアラは沸き上がる嬉しさのあまり飛びつき、胸に顔を擦りつけ、護熾はその頭を優しく撫で、驚いた顔になっているシバを見ながら少しだけ表情を暗くする。


「こいつには母親がいなくてお父さんにも中々会えないすよ。何か俺みたいで見過ごせなくて…」

「…………そうか」


 似たような境遇で無視できない、ってことか……

 シバは居残ると言ってくれた護熾に甘えるようにじゃれついているティアラを見て、可哀想にと心に思うが、護熾がここに残ると言ったのには他に理由があるんじゃないかという疑問も浮かび上がる。だが、今はそのことについての詮索はしなかった。そしてトーマも、その理由について少し目を細め、そうなのか?と言いたげな怪訝な表情で護熾を見据える。

 何か思い詰めた顔をしてるようにもとれたからだ。


 パンパンパン


「じゃあそろそろ護熾さん。」


 ストラスは手を叩いて全員に注目を向けさせると人差し指をピッと立ててそれからこれを待っていたといった感じで楽しそうに笑うとこう言った。


「居残るというならここの案内を兼ねて隊長さん達ともう一度会いませんか?」





 今現在セントラル軍内部中庭訓練場では第二部隊の兵士がきれいに総勢二百人強で正方形を作って整列をしており、そして全員で空手のような武法をまるで誰かを相手しているかのように一糸乱れぬ動きで全員拳を放ち、蹴りを上げるときももちろん寸分狂わずに技を決める。

 

 そしてその兵士達の一番前で電球がキラリと……ではなく第二部隊隊長のレンゴクがパワードスーツを脱いで全員の模範となって拳を放つと兵士達も見習って打つ。

 

 今、第二部隊は鍛錬を実行中であり、そのプログラムも終わりを迎えようとしていた。レンゴクは最後の気合いと共に足を斜め上に蹴りだし、兵士達も高らかな声で打ち上げるとレンゴクはゆっくりと足を戻し、それから仁王立ちになると兵士達も後ろに手を組んで休め!の状態になる。


「よし! 今日はここまでだ。全員我々がこの町の平和を守り、怪物の魔の手から人々を救い出す任を担っていることを忘れるな!」


 揺らぎを持った声で勇ましい演説を始め、


「そしてこれから任務の任に就く者!!」


 堂々とした声で全員に聞こえるように張り上げると優しみを帯びた声で


「必ず生きて帰って来いよ!! 俺たちはいつでも待ってるからな!!」


 そう演説を終えると兵士達は一斉に精密機械のように敬礼をし、レンゴクも鋭く返礼を返す。するとふと、横に視線をずらすとあれ? と言った表情とげえ〜、と言った表情をごちゃ混ぜにした感じでえげつな表情を浮かべている原因の視線の先には先頭にフィフィネラを置いた別の部隊、及び第五部隊がライフル形状の銃を背負ってずかずかと第二部隊の敷地内に入っているところだった。


「レンゴク!! この時間に何やってんのよ!?今の時間はこっちの部隊の狙撃練習のハズだけど!?」

「るせーな姉貴!! こっちは任務に新たに付く部下の壮行会をやってんだよ!! 部下を心配しない上司がどこにいる!」


 あれほど隊長としての威厳があったのに兄姉と出会うとイッツ口喧嘩。

 実際レンゴクは他の部隊のこの場所での使用時間など耳に入れてなかったため完全にレンゴクが悪いのだが相手があの姉なら玩具を取られまいと必死になる兄姉喧嘩に発展してしまう。


 ―――また始まったよ~


 第五部隊、第二部隊はこんなことは日常茶飯事なので互いにクールに位置についたり任務へ望んだりと自分がしなければならないことをしに活動を始め、中には、


「隊長! 兄姉ケンカは家でやってください!」

「隊長! 熱くならないで下さい!」


 などと二人のケンカの仲介に入る心優しき部下の言葉でレンゴクは冷静さを取り戻し、『すまね、これにて解散だ!』と自分の部下達に言いつけると改めて第二部隊は解散となった。






「お! 今は第五部隊の人達と、レンゴクさんがいますね。」


 ストラスに案内されながら護熾が廊下を出て、訓練場を覗くとパシュンと乾いた音が響いて距離およそ百メートルの人に見立てた木製の板の的に穴が空く。兵士達は耳に耳栓をして腹這いになってライフルに付いたスコープを覗きながら的に弾を命中させようと試みている。

 この施設は他にも足場の悪いところを想定してのデコボコのフィールドや隠れながら相手の隙をつく訓練を行うような場所も用意されている。


「ん? ……あれは博士と……お嬢さんと……昨日来た眼の使い手とシバ隊長とトーマ博士だな」

「あれは! 私の獲物ターゲット!」

「違えだろうが!!」


 レンゴクはスーツを着ながら発情寸前のフィフィネラに怒った声で怒鳴り、それから着用が完了するとスーツはシューと音を立ててみるみるレンゴクの体にフィットしていき、本人専用のスーツとなる。それからグッ、パッをして調子を確かめてからよし! と意気込み、フィフィネラは『順番に撃ち終えたらちゃんと交代ね』と部下に指示を残し、二人で護熾達に向かって歩き始めた。





「どうもッスお二人さん。スーツの調子はどうですか?」

「上場、問題ない」

「こっちもよ。相変わらず空気みたいに動けるわ」

「それは何よりです」


 到着した二人にストラスが挨拶を兼ねてのスーツの具合を訊くと良い返事が返ってきたのでそれに安心してから、次に二人はシバとトーマに『遠いところからわざわざご苦労様です』と軽く頭を下げて二人も軽く頭を下げる。

 そして次に護熾とその腕を恋人みたいに抱いているティアラに目を移す。


「何してるんですか? お嬢様」

「ん、くっついてるの」

「さいですか……」


 レンゴクは半ば無視する感じでティアラから目を離し、そして来やがったなこんちくしょう!待ちわびたぜ! とそんな精気溢れる顔をしながら護熾の顔を見て、スッと手を差し出す。


「よう! 昨日は乱暴をして済まなかったな。俺は第二部隊隊長のレンゴクだ! よろしく」


 護熾はレンゴクが昨日自分を浚ってきた人物の一人だということを考えるとあまり気が進まず、ユキナ、イアル、千鶴が自分が首筋に薬を打ち込まれてたあと、何か乱暴はされてはいないだろうかと考えていたが、その心配はしないでいだろうと結論づけると握手に応じようと手を伸ばすと、フィフィネラがレンゴクを突き飛ばして代わりに握手に応じる。


「私は第五部隊隊長のフィフィネラ!! どう? 今夜辺りあたしの部屋に――」

「うぉら!!!!」


 突き飛ばされたレンゴクは即座に回復するとフィフィネラの背中に肘鉄を入れて入れ替わるように逆襲し、フィフィネラはそれを持ち堪えるとキッと振り返ってレンゴクと対峙し、睨み付ける。


「何すんのよ!! 人がせっかく“テオカ”さん似の少年と夜の交渉してるのに邪魔しないでよ!」

「何が交渉だこの淫乱女!! 俺が先だったろうが!!」


 ポカンと呆れた表情で見ている護熾の前で壮絶(?)な口喧嘩をする二人は今来た人たちなど眼中になく、罵り合い、互いにパワードスーツの装甲にどつきあいで中々終わる気配を見せない。


「何かお前とユキナのケンカみたいだな」


 シバがレンゴクとフィフィネラの子供のようなケンカを見ながら何か微笑ましい光景をみているかのような表情でくすくす笑い、護熾は そうか?と思いながらユキナとのケンカを振り返ってみると―――痛い目に遭ってるのは大抵自分だと思い出し、何かやり切れない気持ちになってう〜んと唸る。

 

 シバの話を聞いたティアラは『ゴオキとそのユキナって人は、仲が良いのかな?』と考えると、何だか無性に腹が立ち、ポフンと顔を腕に寄り添うにすると護熾を困らせ、その様子を見ていたストラスがトーマに近づいてヒソヒソモードに入ると聞き終えたトーマはにやりと笑い、『へぇ〜〜そりゃ青春だな』とにやにやしながら護熾の背中に怪しい眼差しを投げかける。









「おっといましたがな」

「こっちにいたのか――ってまた二人が口喧嘩してるな〜〜」


 研究所に行っても誰もいなかったのでモジャモジャ頭のアシズと関西弁堪能のカイムはうろうろうろうろ適当に歩き回ってようやく見つけたかと思えば今、ハゲの弟VS性力バリバリ姉のケンカが現在進行形で行われていたので入りにくい雰囲気になっていたので躊躇していたがここで大股で歩いているような足音がこちらに近づいてくる。


 ズンズンズンズン


「このパチンコ頭!」


 ズンズンズン


「伸ばし中だって何度言えば分かるんだよ!!」


 ズンズン、スタッ


「何ケンカしてるのよ兄さん姉さん!!」


 レンゴクの後頭部に衝撃が奔り、一瞬クラッとなるがその後に来る痛みに後ろ頭を抑えながら涙目になり、叫びながら後ろに振り向くとラリアットをかまし終えたフワワがムスッとした顔で立っていた。


「どうせお兄さんが悪いんでしょ!?」

「いや、さっきのは姉貴の方が」

「言い訳無用! 男でしょ!?」

「うっ………」


 この男、実は気の強い妹に頭が上がらなかったりする。

 フワワのおかげで入りづらい空気が改善されたのでアシズとカイムはそそくさと護熾達の目に現れてストラスに挨拶をし、それから他の人にもキチンと挨拶をしてから護熾を見ると『あ、ウチはカイム、第四部隊隊長や。よろしくな』『俺はアシズ。第六部隊隊長だ。』と軽くそれぞれ自己紹介を済ませ、三人のいるところに入っていく。


「なあティアラ、この人達……実はいい人達だったりする?」

「? いい人も何もみんないい人よ」


 隊長同士のケンカ、朗らかな雰囲気の隊長、この人達が本当にあの仮面を付けて無理矢理取り押さえて確実に相手を連行していく少々乱暴な人達のイメージが定着していた護熾にとっては今の隊長達のイメージとはかけ離れていてちょっと意外であった。

 そして、


「おや? 皆さんも呼ばれておいでで?」


 先程始末書や報告書の仕事を終え、第一部隊隊長のロキが何か鍛錬でもしようと訪ねた訓練場でみんなが何故か集まっているという予想外のことに少しびっくりしながら『これは何の集まりですか?』と全員に聞くようにして足を踏み入れ、それから何となくで隊長格が集まっているところに足を進めてその輪に入るとストラスが六人の隊長を見てから言った。


「さて、何だか全員集まることができましたね。護熾さん、彼らが鎧の軍勢『メイルレギオン』ッス。」












『どうする?この町に眼の使い手が来ちまったぞ?』


 暗い闇の奥底で誰かに話しかけるように、何者かがそこにいた。


「確かにここで増援を呼ばれると厄介だけど。所詮はマールシャに手こずった程度だから脅威には成りえないわ。むしろ警戒すべきは“認識同期”の情報で得たユキナと言う名の人間の娘のほうだわ」


 その声は女性のような声だが、姿はない。


『動くか?』


 それは提案するように声の方向に向かって喋るが、


「いえ、あと一日で“制圧”は完了するしもう少し様子を見て眼の使い手が帰ったら“国崩し”を開始するわよ。フフフフ」


 不気味な笑い声を響かせ、理解したそれは頭を垂れてから姿を消し、もう一つの声はそのまま黙るとカサカサと音を立てて、まるで生きているかのような影がその場を覆い尽くした。



 闇がゆっくり、ゆっくりと大都を蝕み始めた。



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