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ユキナDiary-  作者: PM8:00
19/150

19日目 夏休み、開始

 

 




 風が二人を包み込むように吹く。

 その風で落ちた葉っぱを吹き飛ばしてユキナが地面を蹴り、突っ込んできた。

 無作為に突っ込んできているのではなくよく相手の出方をうかがっているので戦闘慣れしていることがよく分かる。そしてこうしたら護熾はどうするかを確かめるべく、目の前で跳躍すると横薙ぎのキックを入れた。

 

 “常人”なら確実に当たる位置なのだが護熾は動揺もせずにスッと後ろに一歩下がって容易に避けた。 蹴りが外れて落下するユキナは体を回転させ、遠心力を利用して二発目の蹴りを続けて入れる。確実に当たるだろうと思われた蹴りは護熾の腹へと真っ直ぐ伸びていく。

 そして蹴ろうとした瞬間、コンクリートにでも固められたように足がそれ以上進まなかった。おかしいと思い、蹴りを入れている自分の足を見ると護熾の腕がしっかりと掴んでいることに気がつく。

 



 護熾は足を掴んだまま両手で持つと石でも投げるみたいにユキナを広場の中央に向かって投げ飛ばした。

 投げ飛ばされたユキナは驚愕しながらも宙を舞うようにし、見事に体勢を立て直すと地面の上を滑りながら止まり、逆に驚いた表情で自分を投げ飛ばした翠の少年を見据えた。


「……護熾、もしかして“見切った”?」

「ん? ああ、何かゆっくりと見えたんだよな〜これって何なの? 開眼の力なのか?」


 いまいち開眼の能力の実感が湧かない護熾は動きを止めたユキナに近づきながら言った。

 ユキナは先ほどの護熾の“見切り”で大体の把握をしていた。



 ―――おそらく護熾の生体エネルギーは感覚器官に作用しているのね。それで“動体視力”等の大きな向上に伴い、“超感覚”を身につけたのね。そう言えば“武具”は出せるのかしら?


「ねえ、護熾、武器を出せる?」

「ああん?武器?どうすればいいんだ?」

「え〜とね、第一解放をするときに教えてもらえるハズだけどってあれ確か……」


 少しの間悩む素振りを見せたユキナは護熾に向かって指を指すと


「護熾って“飛光”撃てなかったんだよね? じゃあ出せないね」

「――――悪かったな」


 ふて腐れた表情で護熾は開眼状態を解き、元の黒髪に戻し、ユキナに近づいた。

 飛光が撃てない、すなわち生体エネルギーを自分の思い通りに操ることが叶わず、その資質によってどのような武具が出来るかは使いこなせないので解らない。

 

 しかも護熾は第一の試練時、まったくと言っていいほど何も聞かされていない。

 ユキナは近くにあった杖くらいの太さの枝を拾い上げるとそれを近づいてきた護熾に刀の刃先を向けるように枝を向けた。急に指された護熾は立ち止まり、怪訝そうな顔を浮かべているとユキナは言った。


「じゃあ今度は開眼をしないでね。普通の状態の鍛錬だってやらなきゃいざというときに力を発揮できないわよ」

「なんだお前、教師かよ」

「聞きなさい! あなたの生体エネルギー、“気”が異常に強いのには驚いたけど今のままじゃ宝の持ち腐れ、だから私が稽古をつけるのよ」

「で、その枝で俺をぶっ叩くってか?」

「そう、戦闘の基本はまず心・技・体の“技”の訓練からよ」

「……それで?」

「私の攻撃を避けなさい」

「それだけか? って、いてっ!」


 避ける、あまりにも簡単な修行方法に油断した護熾は額を枝で叩かれた。呆気なく避けることもなく攻撃をもらったことにユキナはムスッとした顔になり、枝で叩かれたところを手でさすっている護熾にもう一度指した。


「こらっ、始まってるのよ! 今のが敵の攻撃だったら死んでるわよ!!」

「―――いきなりすぎだな」

「口答えしないの、敵の攻撃は常に急よ。……護熾はある程度心は強いし、体も鍛えられているからあとは“技”、技術が足りないからこうして地道にやるのよ」

「技って……避ける技術?」

「基本からって言ってるでしょ!? 護熾がそれなりに成長すれば次の段階に進むけどね。さあ〜〜覚悟しなさい」





 






 30分後、

 顔にいくつかひっかき傷を負った護熾は巧みにユキナの斬撃(?)をかわして続けていた。

 右からくれば腰を低くしてバックステップをし、下からの斬り上げがくれば体を横へと動かして見事なまでの身のこなしを披露していた。

 

 これにはさすがのユキナも驚いた。

 最初は顔を掠めまくり、いちいち掠った部分を手で触りながら逃げるように避けていた護熾は途中からしっかりと落ち着いて斬撃がどうくるかを見ながら対応するようになっていた。

 

 ユキナは女の子。

 だが開眼状態でなくともこの五年間で鍛えられた心技体は常人を遙かに超し、技術も比べものにならないものになっていたが、たかだか三十分程度でこうも成長するのかと突きを体を反転させ、受け流すようにして避けた護熾を見ながら唖然としていた。


 ―――すごい! 短時間でこんな……あ、そういえば護熾って喧嘩慣れしてるよね? だからセンスがこんなにいいんだ


 ユキナはこれ以上攻撃しても無駄だと判断し、手を止めた。

 急に攻撃を止めたユキナに護熾は距離を取るために後ろに下がったが、片眉を上げて様子を見ていると、どうやら終了をしたと分かり、一回大きく深呼吸をして歩み寄った。


「……今日はここまでね」


 そう告げたユキナは適当にぽいっと後ろに枝を放り投げた。放り投げられた枝は空中で弧を描きながら回転し、ガサッと落ち葉の絨毯に落ちた。


「……ちょっと疲れたな」

「ごくろ〜さん、思ったより筋はいいわね。さて、帰ろ♪」


 この後、疲れた護熾はトボトボと家まで戻り、時間があったので少し睡眠をとることにした。ユキナは1階の居間でテレビを見ることにした。時間が来たら起こしてくれと護熾はユキナに頼み、了解を得ると二階の自分の部屋に上がっていった。

 窓際に置かれているベットがまるで誘っているように見えた。

 護熾は導かれるようにベットに倒れ込むと仰向けになり、寝た。




 












 地面がまるで透けてるかのように下に銀河系のような光の粒が見えている暗い空間。

 護熾は仰向けでそこにいた。

 すぐに起きあがった護熾は辺りをキョロキョロと見渡し、自分が前来た場所だと確信すると手をついて立ち上がった。


「おっ! 来たのか? 護熾」


 さっきまでそこにはいなかったはずなのに影みたいに現れた男に声を掛けられた護熾は一瞬で数メートルずささささ、と離れた。

 護熾に声を掛けた男は髪は黒でやや長め、黒のサングラスを掛け、眼差しを隠している二十代くらいの兄ちゃんだった。護熾は警戒をするような視線で身構えているとそれとは裏腹に男は明るい口調で迫ってきた。


「おいおい、そんなカッかすんなって、俺はお前の敵じゃない。どちらかと言えばそうだな―――“師匠”だ!」

「………はぁ? てかお前誰だ? それにこの前いた“俺”はどこ行った?」

「お、よくぞ聞いてくれた!! 俺は第二の試練、そして第一の試練は役目が終えたから消えたぜ」


 護熾は最初何を言っているのか理解できなかったが、この前会った小さい自分=第一の試練とだけは分かった。だが、何が試練で何が第二なのかは分からなかったので警戒状態を解かずに恐る恐る訊いた。


「おい! その試練だとか第二の試練だとか何だ? 言ってることさっぱり分からねえぞ」

「………ああ〜〜あいつ何にも言わなかったのか〜〜なるほど〜」


 一人納得している第二に護熾は警戒するのをやめ、ビキッとこめかみに血管を浮き上がらせるとズカズカと堂々と近づいて目の前に立った。第二は近づいてきた護熾ににっとした笑顔を見せると言った。


「お前、開眼したろ?」

「ああ、したけどそれが何だ?」

「開眼をすることが第一の試練ってことだ。一応お前も合格をもらってるな。」

「合格? あの時言ったのはそう言うことか…………ってことはあんたはじゃあ何だ?」

「鈍い奴だな、おれは第二の試練、つまり俺の試練を合格すればお前に第二解放の力をあげるってことだよ」


 護熾はユキナが言ってた今の開眼のことを“第一解放”と呼んでいたことを、そしてそれより上をいく状態があるってことは、


「マジか!? 今のより強い状態があんのか!?」

「うん、そうだけど過去に合格した奴は“一人”だぞ?」

「―――マジかよ…」


 ここで護熾はふと考えた。

 つまり過去に第二解放になった人がいる。ユキナからそんなに異世界の話(五年間行っていないのだから無理はないのだが)をしてくれないので興味を持ち、誰なのかを尋ねてみた。


「なあ、一人いるってことはその人は誰だ?」

「んあ? 何だ、教えてもらっていないのか?、お前のそばにいるだろう?“ユキナ”って可愛い女の子がさ」

「―――――ええええええええええええぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」


 まさかあのユキナが!? そんなの一回も聞いたことがない! 護熾は少しの沈黙の後思わず声を張り上げた。しかし第二は


「人の話を最後まで聞け――――ユキナじゃない、ユキナの親父、アスタだ。」

「え?、あ? ん? ああ、そうなのか……ってえええええええぇぇぇ!!!!!!」

「お前、うるさい。」

「うっ、悪い」


 ユキナのお父さん、今度訊いてみようと心に決めた護熾はとりあえず驚きすぎている自分の気持ちをまず落ち着かせ、呼吸が整ったところで第二に試練に挑戦したいと頼んだ。


「なあ、じゃあその試練っていうのをやりたいんだけど……」

「ダメだ、お前はまだ弱すぎる。もうちょっとユキナに教わってからにしろ」

「おい! やってみなきゃ分からねえじゃねえか!」

「ああ〜〜〜〜うっせえ野郎だなたくっ……もうちょい骨があるやつになってから来い!」


 しれっと護熾の頼み事を断ると第二は耳を右小指でほじりながら護熾に背を向け、左手で指パッチンをした。すると護熾の足元が急になくなり、円形の底なしの落とし穴を作り出すと護熾は吸い込まれるように落ちた。


「てめっ!!! コノヤロウ!!! そのサングラス今度会ったらぶっ壊すぞ!! 覚えてろょぉ〜〜………――――」


 声が小さくなっていき、やがて聞こえなくなった。

 第二は振り向きもせずに歩き出すとほじっていた小指を抜き、腕を自然に垂らすとやっと穴の方に振り向いた。


「さて、どれくらい強くなってくるか楽しみだな。それにしてもあいつ羨ましいな〜〜ユキナって子、めっちゃ可愛いジャン、まあ当然なんだけどね。」


 第二が嬉しそうに独り言を言っているときに穴はスーーっと音もなく閉じていった。
















「あ、もうこんな時間! 護熾を起こしに行こうっと」


 今は四時半、ちょうどいい時間なのでユキナは居間で一緒にテレビを見ていた一樹と絵里に ちょっと護熾起こしに行ってくるね、と言った後、居間を出て、二階へと繋がる階段を上り始めた。

 そしてドアを開けるとベットで仰向けに寝ている護熾が目に入った。

 しかし何か変な夢でも見ているのか、眉がピクピクと動いて唸っていたがユキナは気にせずにベットに近づいた。

 すると何か寝言を呟いていることに気が付いたのでソッと護熾に口元に耳を近づけ、澄ませると


「……ぁ……ぅ」

「え?」

「――あ―の―」

「何? 何の夢見てるの護熾?」

「あの野郎!!!!! 今度会ったら―――!!」


 カッと目を開いて目覚めた護熾はガバッと起き、布団と間違えてユキナの胸ぐらを見ずに掴み、両手に握り拳を作る形でベットから起きあがった。

 ユキナはポカンとした表情で護熾に胸ぐらを掴まれて小さな体を持ち上げられたのでやや放心状態であったが、やがて鬼神のような表情になると自分を掴んでいる手を両手で掴み返した。違和感に気付いた護熾が ん? と言いながら顔を向けたときには自分が何を掴んでいるのかよく見えた。すごくよく見えた。

 もう少しでユキナの胸が見えてしまうことがよく見えた。


「あ…………何で?」

「ご お き〜〜〜〜〜〜〜〜〜覚悟はい い かしら?」

「いや……これはその……」

「問答無用!!! 護熾のバカァァァ!!!!!!」


 二階から護熾の悲鳴と何か壁にぶつかる音がしたので一樹と絵里は同時に天井に顔を向けたが、すぐに止んだのでテレビにまた集中し始めた。

  



 一方、護熾は頬に手形をくっきりと残し、蹴られたらしい腰を手でさすりながら、顔を赤くし、ベットに座り、胸の前で腕を組んでふんぞり返っているユキナに謝っていた。



 









 翌日、学校から帰った護熾は昨日と同じように山へとユキナと一緒に行き、今度は攻撃の鍛錬をやった。護熾の攻撃を動きでも読んでるかのように掠ることもなく避けるユキナは『動きが直線すぎる!』っと然り、護熾にカウンターの蹴りをもろに腹に入れた。

 蹴られた衝撃で護熾は吹き飛んだ。

 落ち葉の上に落ち、それから痛みで唸りながら2,3度その上を転がった。

  頭と顔と体に落ち葉の欠片をつける。

 汗一つかいていないユキナは、痛みを堪えている護熾が立ち上がるのを待った。

 二十秒ほど経つと、手で落ち葉を払いながらゆっくりと立ち上がった。


「……今日はここまで。また明日やろうね」


 それから護熾は自身を強くするため、或いは戦うレベルまで自分を鍛えるためにユキナの修行、鍛錬に付き合い、水曜日にはユキナにギリギリで当てられるようになったので次のステップ、イメージトレーニングまたは瞑想をやるように強いられた。

 地面の上であぐらをかいた護熾は『そんなので強くなれるのか?』と訊くと、


「護熾には必要な訓練よ、心を研ぎ澄まし、精神力と勇気を鍛えるの。そうすればあなたはさらに強くなれるわよ」


 こう言われたので仕方なく目をつむった。

 これが翌日の木曜日まで続き、金曜日を迎えた。

 












 七つ橋高校の総合体育館、終業式で全学年の生徒が集まり、護熾は 自販で買ったココアが温まらないか懸念しているときに、壇上に上がった校長先生が一度咳払いをし、注目を向けさせてから言葉を述べた。


「ええ〜〜〜〜〜皆さん明日から夏休みです。ちゃんと勉強することも大事ですが、遊ぶことも大事です!怪我無く、事故無く、病気無くで、楽しい夏休みを過ごして下さいね。」




 






 終業式が終わり、友達同士で夏休みどこへ行くか?お土産は何を買うか? を話し合っている中、護熾はさっさと教室へ戻り、机の上に置いてあった紙パックのココアを手に取り、まだ冷えてると心の中で喜びながらストローを刺した。

 さあ、いざ飲もうとストローをくわえようとしたときに、ロケットダッシュで二番目に教室に入った木村が泣きわめきながら護熾に抱きつき、ココアを落としそうになった。

 慌てて体勢を立て直した護熾は怪訝そうな顔で木村の顔を見た。明らかに泣いている。


「……おい木村…何があったんだ」

「か、海洞! 海洞!! 木ノ宮さんが、木ノ宮さんが〜〜〜〜〜」

「ゆ、木ノ宮がどうしたんだって?」

「他のクラスの男子に告られた、って事でしょ木村?」


 3番目に入ってきた近藤が木村の代声で言った。

 護熾は少しの間理解できなかったが、近藤の話によればユキナは教室に戻る途中、ある男子に声を掛けられ、そのまま承諾してしまったらしい。

 それを聞きつけた木村が今、護熾に顔を埋めて暑苦しい思いをさせているわけである。


「ちくしょ! 神様って何でこんなに理不尽なんだよ!? あんなイケメンに木ノ宮さんを盗られるなんて!!」

「う〜ん、木村の顔も良い線いってるけどあいつには勝てないわね〜〜」


 ユキナに声を掛けた男子はしかもハンサムらしい。

 しかし護熾は特に気にすることもなくココアを飲み始めた。後から、沢木、宮崎、斉藤の順で教室に入ってくる。


「聞いたぜ木村!! 木ノ宮が告白されたってことによぉ!!」


 沢木が護熾に抱きついている木村の背中を叩く。


「沢木―――」

「まだ決まったわけじゃねえだろ!? あんな自分の欲求を満たすだけの男子に木ノ宮が堕ちるはずがない!!」

「……沢木、お前って奴は!!」

「木村、俺が受け止めてやるぜ!!」

「うっせええええええぇぇ!!!! 暑苦しいんじゃお前ら!!!」


 青春ドラマのワンシーンをやった木村、及び沢木にとうとう限界を感じた護熾は二人を勢いよく蹴り飛ばした。二人は教室の引き戸から飛び出し、廊下を滑った。

 蹴り飛ばした足を戻した護熾に斉藤がおそるおそる尋ねてきた。


「海洞君、ユキちゃん、どうなるのかな?」

「ん? さあな。それはあいつ自身が決めることだしな」

「………ユキちゃんとても可愛いから男子にすごく人気があるの……海洞君はどう?」

「はあ〜〜〜あいつのどこがいいのかさっぱり分からねえな。チビだし、ああみえて凶暴だし」

「海洞君、ユキちゃんと仲が良いの?」

「―――それもさあな、でも一つだけ言えることがある。」


 その言葉に不思議そうな表情を浮かべた斉藤に、護熾はココアを一気に半分ほど飲み干すとキッパリと言った。


「あいつは簡単に男子と付き合わない」


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