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家の納屋にダンジョンがある ―God in the abyss of despair―  作者: 止流うず
ダベンポート 神殿都市セントラル(1)
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 奇跡を使うための触媒を作る前日のことだ。

 袋からずらりと未鑑定のアイテムを取り出した俺を見て、猫が目を丸くする。

「にゃー。いっぱい溜め込んだにゃねー」

 商業神の眷属たる銀色の猫は、布を敷いた地面にあれこれと並べた道具を見ながらさて、と俺に向き合った。

「鑑定するにゃ」

「頼む」

 時間はそうかからない。早いが、商業神の眷属たる猫ならば道具の類はひと目でわかるのだろう。

「まず道具からやっていくにゃ。水溶エーテルが二瓶、強い水溶エーテルが一瓶、強い筋力強化の水薬が一瓶、あとは魔術爆薬が三瓶かにゃ」

「強いのか? どう違う?」

「水溶エーテルは飲んだ際の回復量が大きいにゃ。筋力強化の水薬は効果時間が長くなってるにゃね」

 ほう、四騎士と戦うに際して、とても力強い情報を得た。あの強敵と戦うに際して、肉体強化は必須だ。

「魔術爆薬というのは?」

「投げれば爆発するにゃ。それだけにゃ。威力とかは瓶を作った術者によって違うからわかんないにゃね」

「そうか」

 爆発。火炎壺のようなものだろうか? わからないな。試しに使ってみるにも量は限られている……。

「みゃーも売ってやれるにゃよ?」

「そう、だな。いや、使ってみてから考えよう」

 ギュリシア量は限られている。買えるならアムリタなどを買っておきたかった。

「じゃー次はこっちにゃね」

 てしてしと尻尾を振った猫は蝋材を示しながら鑑定結果を告げる。

「聖女の聖蝋にゃね。こっちは強い神秘の籠もった蝋材」

 聖女の蝋材……。地下牢で聖女カウスと探索をしていたときに手に入れたものだ。

「名前は擦り切れてるにゃね。ここまで何も残ってにゃいにゃら権能の付与は諦めたほうがいいにゃ」

 ただ、これだけ強い神秘が込められているならば武具の強化には打って付けらしい。

 俺はそれを大事に布で包むと静かに袋にしまう。

「考えておく」

「キースのにゃから好きにするといいにゃ。聖言は『猫』の聖言、落下したときの衝撃の緩和にゃね。武器につけても効果は薄い聖言にゃ。こっちの瘴気ぷんぷんの鉄塊は魔神鋼にゃ。加工は難しいにゃね。みゃーに売ってもいいにゃよ」

 ふん、と鼻で嗤いながら俺は2つとも袋にしまう。こいつのことだ。売ったところでどうせ二束三文。

 デーモンどもの金属というのは業腹だが、手に入った物資なのだ。俺がうまく活用しなければならない。

「残念にゃね。ええと、指輪は体力の指輪と湖の指輪にゃね」

「体力」

「スタミナの回復速度を高めるにゃよ。湖の指輪は月神の信仰を高める力があるにゃ」

(これは、偶然か?)

「どうかしたかにゃ?」

 いや、と俺は猫の質問に首を横に振った。まさかな。月神の神託に従って月神の信徒を殺しにいくのに、月神の信仰を高める指輪を与えられる? それに加えて俺には月神の奇跡まで授かっている。

 大剣の騎士が大剣を手に入れたのは、たまたま入り込んだ聖騎士が大剣の騎士の探していた大剣を持っていたからだ。

 しかも手に入れた経緯も特殊なものだ。彼らは大盾の騎士(アザムト)が落とさなければあの階層にはたどり着けなかったはずだった。

(これは、誰が手繰っている運命だ?)


 ――ひどく、気分の悪くなる想像だった。


「キース?」

「なん、でもない。続けてくれ」

「そうかにゃ」

 猫は強く問うこともせず、並べたローブを次々と鑑定していく。

「聖女のローブにゃ。キースは男にゃからいらないにゃね。こっちは探求者のローブ、デーモンの研究者が使っている奴にゃね。悪言は付与されてにゃいけど毒と魔術に耐性があるにゃ。あとは暗殺者の正装(ゲラ・ブルタシオ)、手袋とかブーツとか全部着ることで強い『隠密』と『致命』の悪言が発揮されるにゃ」

「……探求者と暗殺者は預かっていてくれ。俺が使うものじゃないな」

 隠密は使える場面もあるかもしれないが、これから先、戦いを避けていては破壊神に勝つことはできないだろう。使うとしても、鼠の指輪がせいぜいといったところだ。

 ついでに銅兵から手に入れた銅鎧も預ける。重いだけの鎧だ。必要はない。

「わかったにゃ」

 聖女のローブは上に持っていこう。神殿への忠誠を示すのに上手く使える。

 猫は杖をてしてしと尻尾で叩く。

「探求者の触媒。魔術の触媒にゃ」

「そうか。それも預かってくれ」

 わかったにゃの一言で杖をどこかにしまい込む猫。

「盾はどうするかにゃ?」

「一応頼む」

 どれも今使っている神殿騎士の大盾より弱いことはわかるが、猫は気にせずにゃんにゃんと盾を二つとも調べてくれる。

「ただの円盾とこっちは帝国騎士団正式採用盾にゃね。『不朽』『頑丈』の聖言が付与されているから強いにゃよ」

 大盾は強いがでかい。視界も制限されるし、敵に合わせて取り回しに優れた盾も必要だろう。

 騎士団正式採用盾を持って軽く振ってみる。

「ふむ……」

 重さも大きさも申し分ない。

「蝋材で強化して使ってみるか」

 黄金銅(オリハルコン)で新しく作ってもらうより聖言付きのほうがいいだろう。

 三つ回収してあったので一つを残して残りは猫に預かってもらうことにする。円盾はもちろん、銅盾も全部預けた。

(巨半魚蟲人(バゴズ・ベルダ)の盾は残しておく。なんだかんだ使い道があるからな)

「双剣は毒刃(あくにん)双(ふたつ)にゃね。毒の悪言があるにゃ。ファルシオンは直刀(ファルシオン)、何の聖言も悪言もないにゃよ」

 袋に入れておく。盾と違って武具は使い捨てできる。大量に雑魚を殺さねばならないときに有用だ。

「帝国騎士団正式採用直剣。『不朽』『頑丈』の聖言が刻まれてるからスライム相手でも使えるにゃ」

 スライム。相手をしたことはないが、ドワーフ鋼すら溶かす種類もいる群体生物らしい。堕ちた魔術師が作成しているとかなんとか……。

「あ、いや。一度相手をしたことがあったな」

「なにがにゃ?」

「銀色のスライムが……あー、っぽい奴だ」

 あー、あれかにゃ? という顔をした猫は「ただの雑魚にゃ。探索者が通らない道に隠れてるにゃ。ドロップが美味しいボーナスエネミーにゃ」と言いながら次の道具を鑑定する。

「曲芸弓。豪華な弓にゃね。武具としての質は悪くないにゃ」

 呪巣街で拾った弓のことだろう。猫に預かってくれと渡しておく。

「こっちは暗殺者の短刀にゃね。『流血』『致命』の悪言が刻まれてるにゃ。ばっさりにゃ」

「預かってくれ。増える短剣(チコメッコ)があるからな。短刀の類は不要だ」

 にゃんにゃんと猫が短刀を消す。

 で、と猫は残ったそれらを示した。

「これはすごいにゃね。レプリカにゃけど、かつてのチルド9の王子たちが使った武具にゃよ」

 剣、槍、ハルバード、大斧、杖、メイス、錫杖、大弓。黄金色をしたキラキラと眩しい武具ども。

「全部聖具にゃ。『栄光』と『名声』の聖言の刻まれた武具にゃ」

 栄光は所有者に名声を与え、名声は所有者の名声をそのまま武具の威力とする。

 まさしく、俺のためではない武具であった。

 苦笑いしか浮かばない。

 実際に持ってみて振るうものの、全く神秘が籠もっていない。

「キースほど強くて、ここまで名声がない奴は初めてみたにゃ」

 猫が呆れたような顔で俺を見ていた。

「オーキッドにくれてやるか……」

 地上の様子を思い出す。あれだけ民に慕われた女だ。俺よりも上手く使えるだろう。

「こんなものか」

 取得品を鑑定して貰ったが、大剣の騎士を殺せる想像はできなかった。

(それでもやるしかねぇんだがな……)

 にゃんにゃんと鳴いている猫に使わない鍵の類も預け、預けてあった魔鋼の長槍を全て受け取るとドワーフの爺さんのところに行ってくると言い、鉄を叩く音が響く鍛冶場へと向かう。

 アムリタなどを買うにも、先に武具の強化に使うギュリシアを払ってからだ。


                ◇◆◇◆◇


 爺さんのところで手持ちの蝋材全てを使って竜刃のハルバード+5を+9に、帝国騎士団正式採用盾を+5に、神聖のメイスを+5に強化するよう頼む。

 使い道の多い堕落の長槍も+5にできるならしてくれるように頼む。

 デーモンの使っていた武具に宿っても良いと言ってくれる戦士がいるとも思えなかったが、了承してくれる戦士はいる、との言葉を爺さんから貰った。

 デーモンを殺せるならなんでも良いという辺境人は俺が思うより多いのかもしれない。

 ただし、強化はここまでだ。

 俺の権限では強い蝋材は買えなかったからだ。

 どうしても欲しいなら地下で蝋材をドロップする敵を探して狩るしかないだろう。

(ただし、地上の時間と引き換え、か……)

 オーキッドの寂しそうな表情を思い出し、今ある武器で殺すことを誓う。

 猫のところに戻り、アムリタを3つ、強い筋力強化の水薬と水溶エーテルをそれぞれ3つずつ購入する。これでギュリシアは尽きた。

 俺にできる準備はこれで終わりだ。

 あとは爺さんの仕事の終わりを待つだけである。


 ――さぁ、戻ろう。


 殺すべき敵を想う。

 大剣の騎士よ、俺はお前を殺せるだろうか?

 口角を釣り上げた。

「殺すんだよ」

 それが俺の役目なのだから。



キースの所持品


 ――――武器

富ませる者の鍬(チコメッコ):

 肥沃と家畜の神の加護のかかったナイフ。土地を富ませる為の紋様が黄金銅(オリハルコン)に刻み込まれている。

 『肥沃』は土地を富ませる権能があるが戦士が戦う為に使うのであれば肉体を健康に保つ力が働く。

 『多産』は家畜の産む仔の数を増やす権能があるが戦う為に使うのであれば日に一度ナイフの数を9つ(1+8)にできる。

神聖のメイス+5:

 聖言の刻まれたメイス。『頑丈』『神聖』の聖言が刻まれている。

堕落の長槍+5:

 半魚蟲人のデーモンの使う槍。

 邪悪で堕落した意匠が彫り込まれているギザギザ刃の槍。

魔鋼の長槍*3:デーモンの兵士が使う一般的な槍。悪言は刻まれていないがしっかりとした造りとなっており、武人の蛮用にも耐える耐久性を持っている。

堕落の長剣*5:

 半魚蟲人のデーモンの使う剣。

 邪悪で堕落した意匠が彫り込まれているギザギザ刃の剣。

竜刃のハルバード+9:

 竜の血で鍛え上げられたドワーフ鋼鉄のハルバード。刃の部分がオリハルコンで出来ている。

 ヤマの炎によって鍛えられたことで高い対邪悪能力を持つ。

 『刃』の聖言が刻まれている。

捻じれ結界の炎槍:

 壊れた結界の盾を更に捻り先端に折れた炎剣の刃を接合させたもの。

 貫通性能は高いが、反面壊れやすく、打ち合う為の槍ではなく投げる為の槍となっている。

 極めて危険なデーモンを何体も滅ぼしてきたためか、炎剣部分には悪魔殺しの概念が染み付いており、高い威力を保持している。

青薔薇の茨剣:

 無数の刃片を青毒の茨で繋げた奇妙な武器。

 その正体は離れては鞭、近づいては刺突剣と使い手の意のままに形を変える毒の茨である。

 武具の階級としては神器相当となるが、このような武器を創った神は存在しない。

 貴方はこの剣の形に見覚えがあるだろうか?

呪鉄の巨大鎌*5:

 呪われた金属で作られた、死神の鎌を模した武器。自在に扱うには高い技量と筋力を必要とする。

 亡霊の『透過』を前提とした品であるため、武具自体の切れ味は良くないが、傷をつけた相手を呪い殺す力がある。

魔鋼の銅剣*5:

 銅像のデーモンが使う銅の剣。のような質感を持つ硬く重い魔鋼の剣。

 武具としては片手剣の分類だが、片手で自在に扱うには人を超えた膂力を必要とする。

魔鋼の精鋭銅剣*5:

 精鋭たる銅像のデーモンが使う銅剣。のように見える硬く重い魔鋼の剣。

 武具としては片手剣の分類だが、片手で自在に扱うには人を超えた膂力を必要とする。

魔鋼の銅弓*3:

 銅像のデーモンが扱う銅弓。のように見える硬く重い魔鋼の棒。

 弓の形をしているが弓として扱うことはできない。

 この弓を弓として扱うには金属を柔らかくする呪術知識が必要になる。

毒刃(あくにん)双(ふたつ)*3:

 素材収集人が扱う『毒』の悪言が刻まれた双剣。

ファルシオン*5:

 魔鋼でできた直刀。

 なんの悪言も刻まれていない。

帝国騎士団正式採用直剣*3:

 チルド9の帝国騎士団で正式に採用されている直剣。

 『不朽』『頑丈』の聖言が刻まれており、酸や錆に強く、非常に頑丈である。



 ――――盾

神殿の木盾:

 歯車の部屋で手に入れた小盾。『頑丈』『硬化』の聖言が刻まれている。

 神殿縁の品だが神聖なる力などはない。

   追加:『集魔』の聖言が鬼である酒呑によって焼き込まれている。

神殿騎士の大盾+5:

 貴重な金剛鋼で作られた神殿騎士用の大盾。

 『流水』の聖言が刻まれており、水の力に高い耐性を持つ。

 またヤマの炎で鍛えられたことにより高い対邪悪耐性を持つ。

聖衣の盾:

 リリーの皮膚の張り付いた鎧の胴部分に取ってをつけただけのもの。

 デーモンの扱う呪術や魔術を完全に遮断することができるが反面物理に弱くなっている。

巨半魚蟲人(バゴズ・ベルダ)の盾*3:

 人が扱うには巨大すぎる大盾。魔鋼でできている。なんの悪言も刻まれてはいないが、その大きさには他を圧倒する力がある。

帝国騎士団正式採用盾+5:

 チルド9の帝国騎士団で正式に採用されている騎士盾。

 『不朽』『頑丈』の聖言が刻まれており、酸や錆に強く、非常に頑丈である。



 ――――魔術の触媒

『尽きぬ泉(プレシオ)』:

 魔術の触媒。水の魔術に対する適性を上昇させる。

 金属杖だが殴る為のものではない。先端に嵌っているアクアマリンの効能により、聖言『水適性上昇』の力を高めている。

 水の魔術に対する適性を上昇させ、扱う魔術を強く。受ける魔術の威力を軽減する効果がある。


月神の特化聖印+2:

 騎士キースが回収した、名も失せた聖女の蝋材を用いて作成された特別な聖印。

 辺境では祈りのために使われる聖印であるが、これは月神の奇跡を扱うための触媒でもある。

 また、作成には騎士キースが手に入れた聖女のローブの灰も使われている。


 国母オーキッドが愛したとされる、騎士キースの奇妙な噂話に登場する道具のひとつ。

 聖なる灰と蝋でできたこの聖印は、所有者の信仰心を高めることができる。


 ――――鎧


治癒牛の面頬:

 治癒能力を向上させる面。

 薄く伸ばしたドワーフ鋼鉄と聖獣『治癒牛』の皮で出来ている。

ハードレザーアーマー:

 特殊加工された魔獣の革とドワーフ鋼で作られた品。『頑丈』『硬化』の聖言が刻まれている。またアザムトによって補修されている。もともとは神殿の下級兵士の持ち物なのか、聖なる気配が漂っている。

神殿騎士の鎧+5:

 貴重な金剛鋼で作られた神殿騎士用の全身鎧。

 特殊な能力はないが、ヤマの炎によって鍛えられたことで高い対邪悪耐性を持つ。

毒鉄の少女篭手:

 苦悶に彩られた少女の顔の奇怪な右篭手。

 内側には人々を呪う言葉の他に、誰かの名前が強く刻まれている。

 原理は不明だが、特定の人物が身につけることで聖衣相当の加護を得ることができる。

 貴方はこの篭手の形を覚えていますか?

星牛のマント:

 星神の持つ生きた神器たる星牛の皮より作られたマント。

 オーキッドの血が深く染み込んでおり、弱い効果だが聖なる力を発揮する。

巨半魚蟲人(バゴズ・ベルダ)の巨鎧*3:

 人が扱うには巨大すぎる大鎧。魔鋼でできている。なんの悪言も刻まれてはいないが、巨大で分厚いそれを貫くにはなんらかの工夫が必要になる。




 ――――弓・クロスボウ 矢など

クロスボウ:

 機械式の弓。単発式。聖言の刻まれた太矢を発射できる。オーギュ工房製。

聖なる太矢:

 クロスボウ用、聖言の刻まれた対デーモン用の矢。

フェイルの新月弓:

 伝説に詠われた黒の森の狩人フェイルが用いた黒い弓。

 大断絶の折に消失した黒の森由来の素材でできており、現在の辺境では作ることができない。

 月の女神による加護がかかっており、聖言は刻まれていないが『鋭さ』『消音』『遠隔強化』の力を持っている。

黒の矢:

 伝説に詠われた黒の狩人が用いた矢。致命の毒が塗られている。

堕落の矢:

 半魚蟲人のデーモンの使う矢。

 邪悪で堕落した意匠が彫り込まれている鉄の矢。

 また鏃はギザギザ状になっており、容易に抜けないように工夫が凝らされている。


 ――――指輪

猫の装飾箱:

 指輪を入れるための箱。20ほどの指輪を収めることができる。黒檀で造られており、それなりに頑丈である。

 職人の手によるものか、簡単な装飾が施されている。

炎獄の指輪:

 ヤマの奇跡である『浄化の炎』が扱えるようになる指輪。

   追加:『赤壁』エリエリーズの刻んだ炎の魔術。多量の魔力を消費するが一定の時間、強い炎の壁を空間に展開することができる。

ベルセルクの指輪:

 傷を負うと力が増強される指輪。

病耐性の指輪:

 肉体の病に対する耐性を高める。

蟷螂の指輪:

 『斬撃強化』の聖言の刻まれた指輪。

狡猾な鼠の指輪:

 多くの存在から敵意を持たれにくくなる指輪。

耐える水の指輪:

 水耐性の指輪。身に付けたものに水の神秘に対する耐性を与える。

無毒の指輪:

 ヤマの眷属たる鬼が自身の肉体を用いて作り出した指輪。あらゆる毒から主を身を護る力を持つ。

 ただし完全な権能の再現はできておらず、完全な無毒化ができるわけではない。

 それでも鬼の品であるためか、人の職人が作り出す指輪よりも遥かに強い力を持っている。

体力の指輪:

 『体力』の聖言が刻まれた指輪。

 体力の上限を大きく上昇させ、またスタミナの回復速度を高めることができる。

湖の指輪:

 特化聖印とも称される月の女神の指輪。

 湖の指輪はチルド9の四騎士の一人『山脈断ち』オーロラのもの。

 身に付けることで月の女神への信仰を高めることができる。


 ――――道具

善神の聖印*5:

 神話時代に作られた原初の聖印。あらゆる神に対応している。

 現代技術では作成不能――とされていたがとある探索者によって復活した。

音響手榴弾*19:

 音と光を発し、デーモンを一時的に行動不能にする道具。

魔法の修理油:

 用いることで道具の消耗を回復することのできる魔法の聖油。

魔術耐性の水薬*1:

 使うことで短い時間、あらゆる魔術に対する耐性を得ることができる神秘の薬。

強い筋力強化の水薬*4:

 強化された水薬。そこそこの時間、巨人が如き膂力を得ることができる神秘の薬。

 身体能力を増幅する霊薬の一種だが、弱い人間が飲むと身体に不調をきたす。

水溶エーテル*6:

 飲むことで体内の魔力を回復できる。

強い水溶エーテル*1:

 飲むことで体内の魔力を大幅に回復できる。

香炉:

 香を炊くことで神秘の補充ができる携帯用の炉。

神器『黄金の林檎』*1:

 死体が残っていれば死者すら復活させる消費型の神器。肉体を再生させる力がある。

ソーマ*3:

 神の水とも称される。肉体に魂が留まっているなら死者さえも蘇らせる神秘の霊薬。

聖水*1:

 村の聖堂で貰ったもの。それなりの聖なる力が込められている。

浄化特化の聖水*69:

 聖撃の聖女による祝福を受けた赤の蓋の聖水。

解呪特化聖水*15:

 浄化の聖女による祝福を受けた青の蓋の聖水。

結界構築特化聖水*3:

 拳聖による祝福を受けた黄の蓋の聖水。

アムリタ*4:

 怪我を治療し、体力を大きく回復する薬。

刃の砥石*1:

 これを用いて刃を持つ武具を研ぐと、一時的に武具の性能を上昇させる効能がある。

魔術爆薬*3:

 特殊な瓶内部に圧縮されたエーテル塊。

 『開放』の悪言の刻まれた魔術爆薬。


 ――――特別な道具


聖女の肋骨:

 聖なる場所で祈りを捧げる事で聖域間を転移することのできる聖女の肋骨。

 まるで生きているかのような仄かな暖かさが宿っている。

映写眼球:

 使用することで風景を写し取ることができるデーモン由来の道具。

祝福された兎の足:

 善き神々の祝福のかかった兎の足。幸運のお守り。ギュリシアドロップ率を上げる道具。持っているだけで効果がある。

ゼウレの聖印:

 現代に作られた銀の聖印。ゼウレを奉じるためのもの。

魚人の鰓(サフアグン):

 潜水マスク。水中での呼吸を可能にする。『潜水』『浄化』の聖言が刻まれている。

荷を引く馬車の紋章:

 自身の持つ収納道具の限界を拡張する道具。



 ――――武具の素材


『猫』の聖言:

 武具や防具に聖言を彫り込むための工具。貴重な素材でできているが非常に脆く、一度の使用で砕け散ってしまう。

魔神鋼:

 毒性は高いが万能の素材でもある瘴気でできている。

 加工には禁じられた知識が必要になる。




 ――――呪文

バインダー:

 スクロールを保管する為の本。


スクロールの種類:『転移』『聖域』


 ――――鍵


 地下牢獄の鍵:

 王城地下の牢獄の鍵



 ――――駒

黒ポーン:黒騎士 給仕女 料理人 庭師 農夫 市民 商人

黒ナイト:狩人

黒ビショップ:神官

黒ルーク:花の君

黒キング:幽閉王エドワード

黒クイーン:生贄姫アン

白ポーン:素材収集人ラルヴァ



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