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三年間の君への想い  作者: するめ
1年生1学期
13/26

相談しよう

俺はトイレに駆け込んだ後、落ち着くまでしばらくトイレに篭っていた。

トイレから出ると目の前に風呂上がりの千佳がいた。

俺が姉貴の部屋で見た時と同じ格好をしていた。

それで俺はさっきの事と、秀人と話した内容を思い出して少し気まずかった。

千佳は特に何も言わずに姉貴の部屋へと向かって行った。

部屋へ向かう為に俺の前を横切った時、千佳からうちのシャンプーの香りがして、少し変な気持ちになった。

いつもの千佳とは違う香りだが、いつも俺が嗅いでいる香りであり、それに新鮮さを覚えた。

千佳が姉貴の部屋へ入って行くとすぐに那須野さんが着替えを持って出てきた。

出てくるとこちらに向かって歩いて来た。


「千佳の格好どうだった凌平君?」


「あぁ、よかったよ」


俺はいつもなら、こう答えるであろう答え方をした。

それを聞いた那須野さんは、まっいっか、と言って脱衣所へ入って行った。

言葉の後に何かを言っていた気がしたが、気のせいだろう。

俺はその後秀人が待つ部屋に戻った。




私が脱衣所を出ると、そこには丁度トイレから出てきた凌平がいた。

その人は私の感情を知られてはいけない人、筆頭だ。

彼のせいで私の心には二つの感情が生まれてしまった。

それを悟らせない為に、いつもなら何か話しかけるのだが今は話せない。

話す事ができない。彼を見ただけで私の中の二つの感情が大きくなり、胸が苦しくなる。

こんな状態では絶対に話せない。

でも、このままずっと話さない訳にはいかないので早急に解決しなければならない。

だから誰にも話さないつもりだったけど、私の親友と彼のお姉さんに相談しよう。

そうすれば解決に近づけるかもしれない。





俺は部屋に戻ると、秀人と一緒にクラスで流行っている野球ゲームをした。

せっかく集まっているのに、する事は普段と変わらないと少し勿体なさを感じるがこれでいいのだ。

何故なら、今開催中のイベントが日曜日に終わってしまうからだ。

だが二人してスマホの画面と向き合っていると、少し味気ないので部屋のテレビで音楽を流している。

音楽はランダム再生にしているので、次の曲は自動的に再生される。

20曲目程の時に部屋の扉が開いた。開けたのは姉貴だ。

後ろには、千佳と那須野さんが姉貴のパジャマを着て立っていた。

千佳は学校の時と同じように髪を下ろしていた。

那須野さんも普段結んでいる長い髪を下ろしていた。


「おい、男ども我々をコンビニまで護衛する事を許可しよう」


何が護衛する事を許可だ、普通にコンビニ行こうでいいだろ。

だが護衛というのも強ち間違えではないのかもしれない。

姉貴は高一のJK、千佳はもちろん那須野さんも結構レベルが高い。

極小の確率ではあるだろうが、悪い大人に連れて行かれることもあるだろう。

その時には、女子だけではどうしようもないだろう。

それにナンパなんかの男避けとしては、秀人は大いに便利だから丁度いい。

そして俺はおまけみたいなものだろう。

俺と秀人は準備などないので財布を持つと部屋を出た。

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