第七話 再チャレンジとは、簡単な事なのだよ、幹正。
幹正と武田信玄は、この結果を見て…喜ぶを超えて驚愕をしていた。なぜかって?それは、十人中八人もの人がほうとう好きだったのだ。それがなんと特に若い人たちに、幹正と武田信玄はお年寄りが好きと言ってくれることに期待していた…。だが、好きだと言ってくれなかった二人はお年寄りだった…。でも幹正は、
「まあ…結果がどうであれ、保健所の人に見せつけないとやった’意’味’すら感じられなくなるからねぇ…。ただ…やっぱあの人たちと話すのは毎回緊張するなぁ…」
と、結果よりさっさと見せてほうとう屋をやりたい‼という意思を見せていた。すると武田信玄は、
「幹正?一回目はねぇ…基本何でも難しい、でもね、再チャレンジとは、簡単な事なのだよ、幹正。だから何度も保健所とぶつかってきた幹正ならできるのう。頑張ってみなされ、幹正。」
と、幹正の肩を「ポン‼」と、たたきながら言った。すると幹正は、
「ありがとう。今から保健所へと行ってくるね。留守番宜しくね。」
と、言ってちゃっちゃかとドアを開け、結果の紙を持ち、保健所へと向かった…。するとまた同じ保健所の人が、
「こんにちは、幹正さん、今日は何を語られに来たのですか?」
と、舐め舐めの態度を取ってきたが、幹正はそういう事を着にはせずに、アンケートの書類を目の前にあった机にたたきつけて、
「すみません?飲食店営業許可を貰いたいのですがぁ…?」
と、圧をかけて言った。すると保健所の人は、その紙をよーく見て、
「断る…こんなちっぽけな事までしてもほうとう屋を諦めね…お前が可哀そうにみえてきたよぉ…ハッ…」
と、幹正の顔を見て煽った。すると後ろにいたその保健所の人の先輩が、
「おい…何度もこれ断ってんのか?」
と、その保健所の人に聞いた、するとその保健所の人は、
「はい…ほうとう屋なんて今の時代、必要では無いですかぁ…」
この声を遮って保健所の人の先輩は、
「今すぐ通せ、お前、我らのルールを、基本を忘れたか⁉保健所ルール第十二条第三目、県の昔ながらの産業や伝統を途絶えさせてはいけない…お前はそれを時代だけで判断して断ってたんだぞ‼あ、すみません、幹正さんと言いましたっけ、えーっと、一週間後にまた来てください。飲食店営業許可は色々とやらないといけませんので。」
と、言った。すると幹正はきょとんとしながら、
「はい…ありがとうございます。」
と、言った…。
どうも、砂です、毎日投稿頑張ります