第四話 幹正は弱い、だが、頑張れば強くなる。
幹正は、
「またダメか…」
と、がっかりをしながら帰ってきた。すると武田信玄は、
「何がダメだったのじゃ?」
と、幹正に聞いた、すると幹正は手を大きく振りながら、
「私ね、ほうとう屋さんを開こうとしているの、そのためにね、色々と必要なんだけど、もう色々な準備を終わらせててね、あとは、保健所から【営業許可証】という物を貰わないといけないんだけど、それが毎回、【ほうとう屋が本当に必要か、それが人気になるのか?周りにほしいと思われているのか?これを証明してから戻ってきてください。】と、言われてね、それを何とかして色々とやってみたんだけど…例えば、ほうとうの人気や、伝統を守っていく…?だとかを伝えるとかね?でも、駄目なんだよぉ…」
と、しょんぼりそうに、言った。すると信玄は、
「幹正、おそらくその保健所が言っている事…できるかもしれん、わしが提案する、いい方法があるぞ、わしと一緒にやってみないか?」
「何か…良い方法でもあるのかい?」
そう、武田信玄は良い方法を知っていた。すると武田信玄は、
「こういうとき、わしは何事も、周りに聞いてみて存在価値を証明することが重要だと思っているのじゃ、だからのう、 (確かこの時代にはアンケートという言葉があったのう…)アンケートとやらをやってみるのはどうかね?」
と、幹正に提案をしてみた。すると幹正は、
「いいかもですね、信玄さん、そうと決まれば、色々と準備をしないといけませんね、例えばあなたのその…服とかねぇ…」
と、服に指を指した。すると武田信玄は、
「なんじゃ?わしの服装がダメだとでも申すのか?幹正?」
と、聞いた、すると幹正は、
「このままの服装じゃあ…ダメとは言いませんが、変な人扱いされるのは確定しています。信玄さんも、それは嫌でしょ?だから、服装選びをしに行くんですよ。」
と、武田信玄の白装束を掴んで言った。
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