第一話 まずは手探りで探そうかぁ…?にしてもこれここどこなんだろ?
「ここはどこじゃああああああ‼」
住宅街や店が並んでいる光景を見て武田信玄は驚いた。だが、驚くのを止めて、武田信玄は「ごほっ」と、咳ばらいをした。そして後ろを見た。すると後ろには
「武田信玄の墓?」
そう、武田信玄の墓らしき文字が書かれていた。これを見て武田信玄は、
「はっは~ん、わしは未来に来てしまったようじゃなぁ…」
そう、ここでようやく現代に来たという事がわかった。そして武田信玄は、
「まずはここから降りないといけないようじゃな…じゃなければ全く情報もつかめなさそうじゃし…」
と感じて、武田信玄は、見慣れない石の階段をゆっくりと降りて行った。
「ふぅ…ふぅ…これはここまでもあるのじゃな…そしてわしは、現地に聞き込みをするとしようかのう…ここが何年なのか、わしがどれだけの未来に来たか、それが知りたいからなぁ…」「バタリ」
と、武田信玄は倒れてしまった。石の階段を下りて行った衝撃だったからなのか?歩くのが久しぶりだったからなのかはわからないが…その頃、ある一人の男性がいた。その名を「幹正」と、言った。その男性は、今、保健所にいた。そしてその男性は、
「お願いします。ここにほうとう屋を開きたいんです。」
と、保健所でお願いをしていた。するとその保健所の職員は、
「ほうとう屋を開いても別に山梨県に利益が出る訳ではないですし、駄目です。」
と、きっぱりと幹正に突きつけた。その事実に幹正はがっくりし、そのままぶらぶらと歩いていた。すると、
「うわっ…人が倒れている⁉」
そう、武田信玄が倒れているのを発見したのだ。そして幹正は、
「運ぶかぁ…」
と、愚痴りながら武田信玄を自身の家まで運んで行った…。
どうも、砂です、毎日投稿頑張ります