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刀剣の終  作者: 如月初代
〜始物語〜「ドリスワン帝国」
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質問、其の二

どうも二つの試験が近い人です。やばいやばい言いながら指は指でもペンではなくキーボードに使っています。

さてさて前にも言ったと思うが俺は女性が素晴らしいぐらいに苦手だ。

第三者がいればまだいい。だがタイマンの時は気まずすぎて死ねる。

そして今俺の喉元突き出された男なら誰でも回答に困り果てるであろうその女性自身をどう見て、どう思っているのかと言う。それも本人からの質問。

一個目の質問だった"お前はどこからきた"の質問でもクソ怖かったがこの質問は違う意味で怖い。

彼女の元々鋭い眼光が更に鋭く見え、まさにメデューサに見られている気分になる。


...コワイ。

冷や汗が止まらない。


「どうした?なぜ黙っている。率直な感想でいいんだぞ?」


先程と同じ


わぁーすっごいニッコニコだぁーでも目が一切笑ってなーい。すっごい足がブルブルするー。

体が動かなーい。誰かヘルプミー。


「...なぜ何も言わないのだ?正直私、気まずいのだが。」


「美しい。」


「え?」


「え?」


......,なああああああああああ!やらかしたあああああああ!焦って咄嗟に口が滑っちまった!


「いや!これはちがっ!」


「違うのか?」


ぐあああああああ!やめてくれえええ!クールな容姿なのに!さっきまでドス黒かった眼球を!そんな純な眼にしないでくれ!頼むから!


「私は容姿のことを聞いたわけじゃないのだが...いや、私の言葉が悪かった。訂正しよう。言葉を変え、もう一度質問をしよう。少年よ、()()()()()()()()()()


あーそういうことか。

彼女の雰囲気がさっきまでとはまるで別人のように見えるのはそれほど彼女は真剣なのだろう。

少しでもエンタメに持っていた自分を恥じよう。

...俺の誤解ですっげぇ恥ずかしい思いをしたことは忘れよう...うん。忘れよう。


「どうだ?君の目には私がどう映る?」


...真剣に行こう。もう苦手とかどうとか言ってられん。彼女は真剣に俺に質問をしているんだ。おそらく最初の質問は前菜でこの質問が彼女にとっては大事なことなんだろう。


ふむ。ゴツい鎧をまとっていて筋肉の付きとかはよくわからないが...ゴリゴリの肉体系じゃないことはわかる。その相手を威圧する鋭い眼光を除けば...。


「...鎧と貴方の体が合っていない...普通に考えてまともに動けなそうで見栄張りで弱そうに見える。」


「...そうか。ありが——」


「だが!...俺には貴方がめちゃくちゃ強く見えます。」


根拠は...ない。ただ... ただ、喉元に剣を突きつけられる前後で、俺は一度も彼女に対しての警戒が解けない。これは苦手意識とかそんなのじゃない。言うなれば、本能的な警戒、そう。まるでなにか化け物を見たかのような感じだ。


「...君は”気”が見えるかい?」


「”気”...?多分見えないと思いますけど...」


「...では...これでは?」


「!」


俺は反射でバックステップし、すぐさま竹刀袋に手をかける。

...だが、それ以上動けない。いや、それ以上体が動こうとしない。

指が震える。汗が止まらない。息が荒くなる。



「...見えるかい?」


ああ、見えるさ、なんなんだよこれ。彼女の周りにまるで超サイヤ人がまとっているような何かがある。特に形を成しているわけでもない。ただゆらゆらと揺れている。ただ...それだけなのに。なぜ俺の体はそれを危険だと感じた?見た目は一切替わってない。ただ。先程まで見えていなかったものが見えただけだ。これが...”気”と言うものなのか?


「...これが...”気”...なのか?」


「正解。”気”はね、万物の生き物にあるものなの。でも普通の生き物の”気”は小さく普通の生き物では感じることも、見ることもできないものなんだよ。”気”はね、自身の力を示すものなんだよ。だから”気”が強ければ強いほどその自身の実力は計り知れなくなる。そして弱者は強者の”気”に耐えきれず押しつぶされ気絶。最悪は死ぬんだよ。」


んだよそれ!某海賊漫画の覇気かよ...。



「私はね。さっきまで”気”を一切出していなかったんだよ。なのに君は直感で私が只者じゃないとわかった。それに”気”を放出した今、気絶しないですぐさま戦闘体制に入ろうとした。」


「...だから?」


「私は君を認めよう。」


「はぁ?」


急に認められても何がなんだか全くわからないんですが?

今、現在進行系で貴方の”気”によって全くの身動きを封じられてビビリ散らかしているんですが?

そんな俺の何を認めたんですかねぇこの超絶の美人さんは。


「...そうだな...まずはこれを見てくれ。」


そう言い彼女は立ち上がりロウソクを持ち、部屋全体においてあったロウソクに火を移しはじめ、部屋の全貌が明らかになっていく。


...広い部屋だ。教室よりちょっと広いぐらいか?

んで装飾とかなくただただ質素な部屋に全貌が明らかになったこの巨大なテーブルがあるだけの部屋か。

てことはつまり...


「このテーブルを見せたかったのか?」


「そうだ。」


ただでかいだけの普通のテーブル...なら良かったんだが円の形をしていて七つの椅子が並んでいる。そして真ん中、ちょうど俺が座っていた部分だけがポツンと空いている。彼女は俺の目の前の席に座っている。

この形...視力検査のあの一部が空いた円のやつだな。ほぼほぼ。


「...確かに見たことない形と席の配置だな...まるで俺を囲んでるようですけど。」


「そうだよ。」


「そう..ですか。...今更これを俺に見せた理由はなんなんです?」


「まあそう焦るな。まずは少し昔話でも聞いてもらおうじゃないか。」


「...まあ...別に良いですけど...何か意図があってのことだと思うんですけど...その前に...その”気”を解いてくれませんか...そろそろ意識のほうが...やっばいんですが...」


「おっと。すまない。」














”気”は一般人でも強大な”気”を持ってる人の”気”は見ることができます。

逆にすっげぇ人なら一般人の”気”を見ることもできます。

”気”は簡単に言うとその人の力量を示し、相手の”気”より自身の”気”が弱いと精神次第で左右されますが普通なら気絶します。

ホンマにに某海賊漫画の覇◯色の覇気みたいだね!

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