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刀剣の終  作者: 如月初代
〜始物語〜「ドリスワン帝国」
5/14

女の人はやっぱり怖い

...さてと、ガイムのおっさんと別れて歩いてどんくらい経ったかな。まあ、ちゃんと城にはたどり着いたわけだが...なんて大きくなんて不気味でなんてボロいのだろう。

街の建物とはまるで違う。

石を積んで建てられて、建物全体が草木で覆われていているようで、なんとも古そうで、ボロい。


「...入口どこだこれ?」


城の周辺をざっと確認してみたが...入口はおろか窓の一つも見つからない。

石積に、完全に塞がった建築。


「...まるで要塞じゃねぇかよ。」


「人の城を要塞呼ばわりするとは。失礼と思わないか?」


そう、どこからか声がすると同時に城の壁であった一部分が大きな扉の形をなし、開いた。

するとその奥から一人の女性が出てきた。


「人...いたんすね。すみません、別に貶したいとかそういうわけじゃないんです。」


「わかってる。少しからかってみただけさ。」


「...そうすか。」


...なんだこの人。

高い背にスラッとしたスタイル。碧い瞳に...芯がある目をしてる。整った容姿に長い銀髪。なんともクールなタイプだろうか。

それに服装だ。なんとも重そうな銀の鎧をまとっている。力自慢の男が身につけてそうな鎧だなこりゃ。


「お客さんとは珍しいな。ここで立ち話もなんだ。入ってくれ。」


「...」


「もしかして警戒しているのかい?」


「...そりゃあ...まあ...」


「...君もしかして女性苦手なタイプ?」


「...はい。」


めっちゃ図星だ。

しょーがねぇだろ!男臭い環境で剣道やってて女性耐性が付くわけ無いだろ!

無理だよ無理!複数人でいるならまだしも女性とタイマンなんて何話せばいいかわからないだろ!


「まあいい。ついてきてくれたまえ。」


「...うっす。」


............

......

...


城内は俺の予想とはかけ離れていた。

外壁からは予想がつかないほどきれいな内装に広い城内。


「...だが暗い。」


今は彼女がロウソクに火を付けながら歩いているから辛うじて周りは見えるが奥はほとんど見えない。


「そりゃあそうだよ。私一人しかいないのにずっと城全体のロウソクに火をつけているわけにもいかない。」


そうか。この世界には電気がないのか。

うーんそりゃ現代社会を生きていた俺からすると不便で仕方がない。

...この世界の人たちはこれが普通なのだろうか...


「なにぼさっとしている?早くついてこい。迷子になるぞ。」


「あ、はい。」













「さて、ついた。座ってくれたまえ。」


しばらく歩くと彼女に一つの部屋のテーブルに案内された。

と、彼女はテーブルにロウソクを起き座った。


「...はい。」


なんだこのテーブル。でかい。暗くてその全貌は見えないがひと目見ただけで感じる。このテーブル普通じゃない。見た目も触れた感覚も。全部。


「...まあ思うとこは多々あると思うがとりあえず座ってくれ。」


「...はい。」


恐る恐る座るが別に特にこれといったことはない。普通だ。

ふぅ...。

それなりに歩いたせいか、肩の力が抜けよ。


「久しぶりの客人だしもてなしたいのは山々なんだが...早速本題に入ろう。」


「...はぁ...俺なんかしました?」


「いや、いくつか質問するだけだよ。」


...すみません。あなたのその笑顔が怖いです。






これは個人的感想ですが女の人と話すのは難しいですね。関わりが少ないと関わり方を忘れます。

幸村には親近感を覚えます。ただ、それだけです。

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