プロローグ
ー刀剣が全てを始め、刀剣が全てを支配し、刀剣が全てを終わらすー
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「はぁ...疲れた。」
俺はため息をつく。今日はだけでも何回ため息をついただろうか。本当に疲れた。家のふかふかの布団が恋しい。
「...とっとと帰って寝よ。」
そうして横断歩道を渡ろうとしたときだった。
物凄い音がなったかと思うと、俺は空を見上げていた。
「...は?」
突然のことに一瞬理解が追いつかなかったがその後すぐに状況を理解した。
大型トラックにはねられ|たんだ。
信号は青だった。だから悪いのは俺ではなくトラック運転手だろう。
飲酒運転か?居眠り運転か?...いや、そんなことはどうでもいい。
出血が多い、それに痛みも感じなくなってきた。意識も薄れてきている。
「...死ぬのか...俺。」
...死にたくない。そんな感情が無償に湧き出てくる。....しかしなぜだ?死ぬことがあまり怖くない。
死ぬこと自体が夢幻のように感じる。痛みもなく周りの声も音も何も聞こえなず静かだ。
今この時間が至って平凡に感じる。
「.....ん?」
大型トラックの車体の上に誰かがいる。
後ろから射す光が眩しく、顔を見ることができないが、それは人の形をした何かだということは理解できた。頭じゃない。本能的にだ。
誰だ?気になる。だけどもう...意識が完全に....。
そうして俺の意識は完全に途絶えていった。
しかし、俺の意識が完全に途切れる寸前、そのなにかが俺になにか言っているように聞こえた。
「未来を君達に託すよ。」
次話からお話が始まっていきます。投稿が初めての作品で上手くできませんがどうかよろしくお願いします。




