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第4話

健斗は「俺の過去を知ってるんだから、お前たちも結構やり手だな。一応、褒めてやる。」と開き直った。続けて「質問がある。准将の蘭さんとやら、どうして准将になれたんだ?」と尋ねた。


蘭は「健斗殿の実力は素晴らしいです!」と褒めた。続けて「私は日本から異世界に転移して、ソニア様のお力になったので、国王様から家臣にしてもらいました。そして、准将にしてもらえました。私共には、健斗殿のお力が必要なんです!」と説明した。


健斗は「そんじゃ、力を貸してほしいって、俺に何をしてもらいたいんだ?」と尋ねた。


ソニアは「悪魔集団の手先がこの学校周辺に来たら、すぐに知らせてください。そして、私たち4人を悪魔集団から守ってほしいんです。元スパイ妖怪の健斗様なら心強いです!」と答えた。


健斗は「そんなこと俺にできるかな?ところで、お前ら、いつからここにいるんだ?」と尋ねた。


健斗は頼まれても、心の中では、やる気は毛頭なかった。


ソニアは「つい最近です。」と答えた。


健斗は「不法占拠だな。」と呟いた。


健斗は「本題に入るが、俺のこと、なんで知ってるんだ?」と再び尋ねた。本当は、この質問を早くしたかった。しかし、健斗は警戒していた。答えによっては攻撃も必要なので、相手の出方をうかがっていた。


ソニアは「女神のボス、大女神様のセトラ様から、こんな手紙を書いてもらいました。」と1枚の手紙を見せた。


健斗は「大女神様のセトラ、ああ、面識あるぞ!」と言って、手紙を見た。


“健斗へ。大女神・セトラです。真面目にやっているようですね。ところで、ソニアたちを助けてやってください。アジトから出て、私の後輩のソニアたちを冥王星に帰るまで、面倒を見てあげてください。さすれば、あなたの過去のスパイ妖怪の罪も消えることでしょう。あなたと逃げた知り合いのパールのようになると思いますよ。あなたの良心に期待してますよ。”と記されてあった。


ソニアは「私は健斗様を信じています。」と褒めた。


健斗は「俺なんか、どこまでできるかわからないけどな。」と答えておいた。この時も、あまりやる気がしなかった。


そして健斗は「この手紙、俺がもらっていいかな?誰かが手にすると、まずいからな。もらえるなら、あんたたちの手助けをしてもいいよ。」と交換条件をだした。


ソニアは「ありがとうございます!うれしいです!助かります!」と泣いた。そして、手紙を健斗に渡した。コウネリヤス始め、他の3人は手紙を渡すことに反対しなかった。


蘭は「健斗殿、そうおっしゃっていただけると、私は思っておりました!」と感激した。


コウネリヤスは「さすが健斗君!お頼みしてよかったです!」と感謝した。


ナタリーは「ソニア様が喜んでおられます。健斗さんのおかげです!」と喜んだ。


ソニア始め、4人は健斗にオズワルドと悪魔集団からの護衛を頼み、喜んでいた。とりあえず、セトラの手紙を落手したのは、成功だった。この時点で、健斗は、スパイ妖怪の過去を知られたくないために、適当に返事をしていたのが本当のところだった。健斗にすれば、穏便にこの4人と一匹が多目的室から出たら、縁切りになるので、それまでの辛抱だと高をくくっていた。そして、この4人も信じられるかどうか疑問に思っていた。スパイ妖怪からの警戒心は緩めてはいなかった。


2022年11月20日記載

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