夢=正夢?
これはただ事では済まされない。しかも、なぜか自分とこの寺に勝手に入ってきている。よし、警察だ、こういう時は。110だな、よし。
「お掛けになった電話番号は現在使われていません。」
ウソだろ!?ドユコト!?
「どうしちゃったの?貸してみて」
「おい!何するんだ!」
「いいから、いいから」
「ヒーーーーーーーーーーーエーーーーーーーーーーーお助け南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏!」
「じっとしてね♪」
「おい!?」
「ガブっ」
「ギーーーーーーーーーーアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ハッ!!夢か。よかった。
「おはようっておい!それどうした!そのかまれた首!!」
「えっ!?ウソ!?」
「もしかして、たた」
「られたかもしれません。」
「裏の稲荷神社に持って行こうか。」
「はい、そうしましょう。」
こうして、裏の稲荷神社に持っていったが、そこに
「ヤッホーーーー、どうだった?昨日の正夢?」
「父さん、こいつです。」
「かんだやつがか?」
「はい、夢の中でかんできました。」
「よーし、早速この神社で同時に処理しようか。」(キュっ)
「アーーー!!」
「父さん!!」
「フフっ、これでよし」
「お前、これやるとどうなるか分かっているんか!!?」
「逆らうからダメなんだよ♪」
いったい、コイツは何様なんだ。
「仇にやってやる。」
「あんたに何ができる?アハハハ!!」
「弥陀の本願によって安らかにならんこと願う。弥陀のケンゾクによってお願い申す」
「そんなもので効果あるかしらね?」
「石原寺守護神ダキニテン法せしめる」
「え、ちょっと待って!?自殺!?」
「なわけあるか!! 」
「おもしろいことだわ、アハハハハ!!かかってきなさい!そんなに禁じてあるものを使いたいんね♪みせてもらうわ。」
「叶えたまえ!いざたまえ!!オンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカオンダキニサバハラギャテイソワカ」
「あんた、それ禁じてあるってやーられたーーーーーーーーーーー!!」(シュン)
「父さん、大丈夫!?」
「あっ、よかった…助けてくれてありがとう。」
「よかった。」
「ダキニ様を呼んだんか?」
「はい、そうです。」
「それは上等だな。」
これで騒動は一件済んで神棚は処理できたが…さらに次の休日…