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Forcibly game is  作者: 真白木 樹谷
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プロローグ

朝早く大きな音で放送が鳴った。

『おはようございます。皆さま、本日よりこの世界は空想的化物の闊歩する世界となります。

皆さんにやっていただきたいのはただひとつ、この世界で生きて下さい。先ずはテーブルの上にある紙に記載されている通りに従い行動してください。繰り返します‥‥』


朝起きると知らない場所に寝ていた、遺跡のような石造りの四角い部屋だ。所々植物の蔦が張り付いている。


思わず唖然とする。誘拐かと疑うが、それ以前に自分にはもう身内と言える人はいないし友人すら居ないことを思い出す。


自分の体を見下ろすが特に異常は見当たらない。となると今の職場には未練なんて無いしご近所付き合いもない、比較的落ち着いていられた。

周りを見渡すと部屋の中心に真新しい木のテーブルとイスがあった、他に調べるところも無いため仕方なしに近付くとテーブルの上にはアンケート用紙のような物があった。


過去にやっていたキャラクターは1つだけ選んでください。


名前

過去にやっていたキャラクター

「world hell」闇の騎手 「モン狩!」銃使い 「マリオネットファイト」パペット 「ファイナルシード」森の弓手‥‥


‥‥?あ、過去にやっていた「ゲーム」のキャラクターか。最後にゲームしたのはいつだったか、昔はゲーマーと言えたかも知れないな‥‥さて、このキャラクターの中からひとつ選べって事か、って言うことはもしかしてあのキャラクターもあるのかな?


過去にやっていたキャラクターは1つだけ選んでください。


名前 天笠 鼬

歳 24

過去にやっていたキャラクター

〇「TEMHOTA.GLOSBE」幽鬼


書き終わると紙の下に文字が浮き上がってきた

「終了後この紙は消滅します。また、選んだキャラクターの姿に成りますのでご注意下さい。キャラクターのステータスは初期化されています。」


「うわっ」

読み終わるとほぼ同時に紙が端から燃え初め思わず落としてしまった。

紙が完全に燃え、灰となるまで紙を見続けた。

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