~硝子細工の恋たち~(恋愛詩集)
壊れそうで不器用な恋たちです。
「 君と、私 」
君の心はもろい
小さな衝撃で
すぐに壊れて
溶けて
堕ちてしまう
だから私が
傍にいてあげる
いつでも君の
すぐ傍にいて
守ってあげるから
笑ってみせて
心を委ねて
・・・だけど、ホントは
私も同じ
心が弱くて
いつも何か不安で
君がいないと
ダメなんだ
君がいると
安心できる
だから
いつも一緒にいたい
ふたりが一緒なら
何もこわくない
君と、
私
ずっと
ずっと・・・
「 冬に咲く花 」
冬に咲く花は
本物ですか
なぜ今ここに
咲いたのですか
あなたは・・・
温もりが欲しくて
そばに居るだけですか
凍えるのが怖くて
あたため合うだけですか
人恋しくて
求めてるだけですか
あなたの相手は
私じゃなきゃだめですか
それとも
ほかの誰でも
いいですか
・・・私は
ただ こわいのです
あなたの愛が
本物なのか
冬に咲いたこの花が
永遠なのか
ただ こわいのです
あなたを
愛していいのですか・・・
読んでもらえて嬉しいです。
ありがとうございます!