王立学園卒業と冒険者登録(俺視点)
勢いで頑張りました。
今日はもう一話投稿します。
俺は、12歳で王立学園高等部を卒業した。
高等部卒業式では、卒業生代表として演説をしなければならなかった。
「私達、第51期高等部生徒はこの式をもって卒業します。〜(中略)〜国の為に民の為に働き、尽くすことを宣誓します。」と演説した。
周りは、平均が19歳だったので少し緊張した。
その後、父に「民の生活を見てくる」と伝え旅に出る(冒険者になる)事を決めた。
王都メトロポリスで、お小遣いを使い装備を充実させて、地方の都市アルファポリスの冒険者ギルドで冒険者登録をした。
登録後、自分に「サーチⅢ」をかけてみたら、
名前:ルパルス=パロ=ウル=ラーファラ
所有魔力:4958985/4958985
年齢:12歳
称号:異世界の英雄,神に認められた男,異世界「アース」より転生し者,ラーファラ王家の第三王子,魔術創造者,魔術改造者,王立学園を守った幼き戦士,王立学園高等部卒業生,G-ランク冒険者
所有属性:火,水,風,土,炎,氷,無,岩,光,闇,時,空間,神
装備:純白シルクのローブ,オールドトレントの杖,冒険靴
所持金:17G92S30B
と出てきた。
冒険者登録は、冒険者ギルドについた時受付嬢に聞いたら色々とやってくれた。
まぁ登録はこんなかんじだった。
俺「受付のお姉さん。冒険者登録をしたいんですけどどうしたらイイですか?」
受付嬢「初めまして。受付のネーナと言います。冒険者登録ならこの記入用紙に必要事項を書いて私に渡してね。」
俺「はい。わかりました。これでイイですか?」
ネーナ「じゃあルパルス君、冒険者登録の前に冒険者ギルドの説明と所有魔力を調べないといけないから一緒について来てね。」
移動しようとすると、手を引っ張られた。
俺「あの〜。なんで僕の手を引っ張るんですか?」
ネーナ「あれ?ダメだった?」
そう言った後も俺の手を引っ張り2階の応接室らしきところにつれていかれた。応接室らしき部屋についたら、ソファーに座らされた。その時、対面側にソファーがあるのに、隣に座られた。 (なんか悪寒を感じた)
俺「なんで隣に座るんですか?対面側にもソファーがありますよ。」
ネーナ「こっちの方が教えやすいからだよ。
じゃあギルドの説明を行うね。何かわからないことがあったら、すぐに質問してね。」
その後、小一時間説明を受けた。
内容を省略すると、
①冒険者ギルドは、冒険者への仕事の仲介屋である。
②依頼を失敗又は、期限に間に合わなかった場合、違約金として報酬の半分を支払わないといけない。支払わなければ、金額に応じてランクダウンが行われ、依頼を成功した時の報酬の半分から徴収される。(金額が全て徴収されたら元に戻る)
③依頼を半年以上受けなかったら、ギルド員資格を失う(Cランク以上はこの項目を免除)
④犯罪を犯したら、ギルド員資格を失う。
⑤G-から始まりA+更にはS-ランクもある。
⑥自分と同じランクの依頼を20個クリア(一つ上のランクだと12個,二つ上のランクだと5個,三つ上のランクだと2個)するとランクアップする。原則、四つ以上上のランクの依頼は受けられない。
⑦冒険者ギルドは、魔物の素材の換金や貨幣の両替、銀行をやっているので冒険者は積極的に利用すること。(利用しなくても、罰則はない)
⑧ギルド員は、ギルドカードを持っていないと依頼を受けられない。(ギルドカードを紛失した場合は届け出る事。1Gで再発行します)
⑨魔物の襲撃や戦争などの緊急事態には、現在いるギルドの指揮下に入らないといけない。(国の専属は除く)
<おまけ>
冒険者は、最初に担当した者が担当になるので、依頼を受ける時は必ず自分のところに持って来ること。居ない時は、他の者で良い。
①〜⑨までは、学園の初等部で習っていたので、問題がなかった。
ネーナ「これで全部だよ。この内容で良かったらここにサインしてね。」
俺「最後にある依頼の受付の全てがネーナさん担当っておかしくないですか?(そんな事学園で習っていない)」
ネーナ「え?おかしくないよ。こういうもんだよ?」
俺「そういうモノなのか。」
ネーナ「じゃあこの簡易魔力検査装置に魔力をいれてみて。」
・・・3分後・・・
ネーナ「何これ?メーターが振り切れてる。ルパルス君の魔力は10万越えてるΣ(・□・;)」
ネーナ「じゃあルパルス君、30分後にカウンターに呼ぶから1階にいてね?」
俺「はい。わかりました。」
・・・30分後・・・
俺は、ネーナさんからギルドカードを受け取って正式に冒険者になった。
金の価値
1G=100S=10000B
庶民の食堂 1食50B(ギルド員は1割引)
庶民の宿屋 1泊2日2S50B(250B)
現在の日本のお金に例えると、1B=10円。