転生した英雄 異世界に立つ ー前ー
川上 彬は、中国の核爆弾による日本攻撃を阻止する為に、中国の核を全て無効化させようとした。ほとんどを無効化した時、彼がのっていた船に最後の原爆が撃たれた。彼は、死んでしまった。
彼は、まだ19歳の少年だったのに・・・
創造神オーディンは、彼を不憫に思い彼を神界に呼びだした。
彼は、地球を救った英雄として魔法がある異世界に転生させてやる と神に言われた。
そして、神に願いを1つ聞いてやると言われて「多くの人を救える力が欲しい」と言い、膨大な魔力をもらった。
アルカディア王国 第11直轄州オストロジャップ 離宮
俺、川上 彬 改め ルパルス=パロ=ウル=ラーファラは、産まれた。
前世の記憶を持っていて脳内の処理が追いつかなかったみたいで、最近2歳になるまで寝てばかりいた。
ようやく、俺は前世の記憶を持ち考えながら物事を行えるようになった。
歩き人の話しをよく聞いていたら、公用語が英語で自分が王族に産まれたとわかった。
前世の記憶を完全に蘇らせた俺は、離宮の書架に侵入して情報探しの為に本を探した。
その時、一つの魔道書を見つけた。題名は、
「亜人でもわかる簡単な魔術〜入門編〜」
と言うモノだった。
「亜人でもわかる簡単な魔術~入門編~」
なんと内容は、日本語で書いてあった。(日本語は、古代語及び魔術語として扱われている)
これを読んで理解しなければ、下等生物の亜人未満のゴミです。
壱.まず、自分の体内から魔力を手の平に集めましょう。
弐.集めた魔力を大気中のマナと混ぜましょう。
参.後は、呪文を唱えば魔術の完成です。
肆.魔術は、基本四属性(火、水、風、土)と中級四属性(炎、氷、無、岩)と上級二属性(光、闇)と伝説級(数は不明)によって構成されているので、自分にあった属性が一つは誰でももっています。つまり、魔術が使えない人間はゴミです。
伍.人間では、所有属性が0でゴミ、1で一般人、2で魔術師or貴族、3で宮廷魔術師or王族、4で英雄級魔術師or勇者及び聖女or英雄王、(5以上は伝説でしか存在しません)と扱われます。
陸.属性は、水晶を魔力で作った時に色でわかります。火ならオレンジ、水なら青、風は緑、土なら黄色、炎なら紅、氷なら水色、無なら透明、岩なら茶、光なら白、闇なら黒です。(伝説級は不明)
漆.2属性以上もっている人間(王族を除く)は魔術師を目指しましょう。
俺は本を読み終えた後、水晶を作ってみた。
すると、基本から上級の10属性と謎の属性(伝説級)3つを持っていた,
「何だ⁉このチート能力は⁉」と驚かずにはいられなかった。
その後、人前では土と炎と無と光の4つを使う事を決めた。