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孤独なうさぎへ
初めて出会ったときに見せてくれたのは、とても寂しそうな瞳
ごめんねと言ってくれたときの優しい揺らぎが、今でも心に残っているよ
一人きりのあなたに、何度も呼びかける
ぶつかり合うことしか出来ない今も、何度も言葉を届けるよ
与えられる痛みと共に流れてくる辛い気持ち
少しでいいから分け合いたい
出会うたびに名前を呼ぶよ
あなたが私の名前を呼んでくれなくても
いつか呼んでもらえることを願いながら、あなたの名前を呼び続けるよ
強い願いがあるからこそ、他の何ものも振り返らないんだね
気持ちが分かるとは言えないけれど
私にも譲れないものがあるから
戦うことしかできないけれど、精一杯の気持ちをぶつけるよ
いつかあなたとこの手をつなげるように
いつかあなたと一緒に歩けるように