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暗闇の中で
過ぎ去った遠い昔の温もりを、夢の中で辿る
手を伸ばせば、懐かしい思い出がそこにあるのに
目を醒ましたら、その手は虚空を掴むだけ
優しい思い出に還りたくて
優しいあなたに逢いたくて
今もずっと頑張っているけれど
わたしの想いはいつか届きますか？
わたしの言葉はあなたに届きますか？
あなたを一人に出来ないからと自分に言い聞かせるけれど
本当はわたしが一人になることが耐えられないのです
拒絶されると分かっていても、あなたの傍に居たいと願う
わたしはきっととても弱いのでしょう
強くなりたいと努力したけれど、肝心な部分はとても弱い
笑顔が見たいと願うだけなのに
幸せでいてと望むだけなのに
その二つはとても遠いのです
あなたの絶望をいつか打ち払えるように
わたしは剣を執りましょう
いつかあなたの笑顔に巡り会える日まで
立ち止まらないと決めたから……
