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8 悪夢から幸せな日々
気付いたらあたしは眠ってた。
浩太も横で寝てる。
昨日のことは夢じゃなかったのか…とおもうあたし。
でもいいの?
と心の中で誰かが問いかける。
肇は涼太の彼女でこれからもずっとそうじゃないの? と。
でもあたしはいま浩太の彼女だ。
と誰かが言う。
私の中で2つの気持ちが渦巻いていた。
一つは浩太と付き合えてうれしい
もう一つは涼太を裏切ってるあたしって最悪…。
でもいまはうれしい気持ちのほうが強かった。
あのあとあたしたちは無事に家へ帰れた。
次の日が学校じゃなくて本当によかった。。。
あのことがあってからあたしたちは付き合いだした。
周りからはいろんな目で見られた。
「肇元気になってよかった」というひともいれば
「涼太がいなくなったら浩太かよ」っていうひともいる。
愛子はあたしに近づかなくなった。
まぁしかたがないとおもう。