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始まりの父

つまらないです、読み飛ばし回です。

太古の昔、神々と人類がまだ関わりを持っていた頃、神々は人類のことを自分たちよりも下等だと蔑んでいた。


彼らは人類を自らの玩具のように扱い、時には天災をもたらし、時には厄病をもたらし、人類を恐怖に怯えさせていた。


しかし、この時代に転機をもたらすものが現れる。


1人の神が人類にいたく興味を示した。彼は自らが神であることを隠し、人の生活をするため、神々の世界である天の『エルドラ』から地上『サランダ』に降りることを決意する。


決意、それは神々にとっては最も禁忌なこと。人類との直接の接触など、あってはならないことであった。

彼は他の神々から追われる身となる。


だが、誰も、彼には敵わなかった。


一言でいえば、あまりに強すぎたのである。本人こそ強者であらんとすることこそ無かったが、彼には戦闘の卓越した才能を持っていた。


彼にとっては初の戦闘経験だったが、それでも他の神に全く遅れをとることなど無かった。それほどまでに彼の戦闘におけるものは群を抜いていたのである。


故に、彼にとってエルドラを出ていくことは難しいことではなかった。


造作もなくサランダへと降り立った彼はあらゆる魔法を行使し、自らを人間へと変換させた。神と人とは見た目からして異なるからである。人類からすればまさに異形とも言えるだろう。


変換魔法、物事のあらゆる法則を無視し、自らの望むものに変化させる魔法だ。


人類であれば、まずたどり着くことは叶わない、神々魔法の1つだ。これもまた、彼自身の初の魔法行使であった。


彼は魔法に関しても天才であった。他の神々が彼を止められなかったのは、このことも理由である。ありとあらゆる魔法、神々魔法も含め全ての魔法を彼は極めていた。


彼の才能は、彼の努力によるものでもなければ、誰かに与えられたものでもない。


神として誕生した時から、神には"席"が与えられる。


炎、生、雷、雨、風、豊穣、太陽、海、、、、


世界の事象は全て、神々それぞれに与えられた"席"を有する者の気まぐれと機嫌によって決定しているのである。


だが、彼の"席"は、いわばイレギュラーとも言えるものだった。


この"席"は彼の誕生と同時に誕生したものであった。


ここでひとつ訂正しなければならない。彼は卓越した才能をもっていた訳では無いのである。


否、それは彼が必要だと思い、欲したがために扱うことのできた力である。


そう、彼の"席"の名は



────────『欲』





読んでいただき人ありがとうございます!


今回のは筆者が「とりあえず、設定を決めよう」と思い書いたメモみたいなものです...


次からはちゃんと主人公もでて、喋る普通の小説を書くのでよろしくお願いします!

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