第88話
店の中は少し薄暗く、店内には杖や書物、後はマーザさんの所でも見た魔石等がおかれている。
「いらっしゃいな~」
店の奥から若い女性が出てきた。
「今日はどのようなご用件でしょうか?」
「えっと・・」
どうしよう、セリスさんから言われたから入ったから何も考えて無かった、どうしよう・・
「どうしました?」
「あ、えっと・・・」
「貴方まだその若作りの魔法使ってるの?」
「ッ!?若、若作りの魔法なんて私は知らないわよ」
「あら?でも貴方と最後にあった10年前の時には既に老けて来てたと思うけど?」
「10年前?、私は貴方とは・・・」
と定員さんが僕じゃなく隣のセリスさんに目を向けた。
「セセセッセリスッ?!」
「久しぶり、リーザ」
「ななな、何で貴方がここに居るの、貴方は10年前に死んだはずじゃ・・」
「ええ、たしかに死んだわよ、ほ証拠に今は幽体だもの」
その後セリスさんはリーザさんにこれまでの事を説明した。
「それで、結局セリスは何でここに来たの?」
「貴方に頼みたい事があるのよ」
「私に?何?」
「リーザも呪具揃えてたわよね?」
「あ~、うんあるわよ、何呪具で欲しい物でもあるの?」
「ええ、そうなの、指輪型の奴なんだけど」
「指輪型ね~、指輪っても沢山あるものね」
「探すのは私がするから、ねっお願い」
「・・はぁ、仕方ないわねセリスの頼みだものいいわよ」
「ありがと~、リーザ~」
とセリスさんはリーザさんに抱き着いた。
「はぁ、私は若作りが大変だってのにセリスは良いわよね10年前のままだし・・」
とリーザさんはそんな事を言ったが、その言葉はセリスさんには聞こえていないみたいだった。




