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第234話


「え~、それではAブロックの試合を始めます。選手の方々は会場内に散らばってください、後5分後に開始の合図を出します」


 司会の人がそういうと、選手たちは広い会場を散り散りに去って行った。


「よし、俺達も早く移動するか」

「そうだね、早くしないと時間になっちゃうしね」

「それじゃ、あっちに行こうぜほかの奴があんまり行ってなかったし」

「そうか、なら行くぞ」


 俺達は広い会場の森側へと向かって走って行った。


『それでは、時間になりましたので、試合を開始します。』


 俺達が森に入って少し経った位に司会の放送が流れた。


「始まったか、皆周りに注意しろよ、森の中だからどこから来るか分らんからな」

「ユウキ君、真っすぐの方向に2人居るから、弱めのブレス放って」

「んっ、ヴァズ分かるのか?」

「うん、一応【気配察知】のスキル持ってるからね、まあ打ってみてよ」


 俺はヴァズの指示通り、真っすぐに弱めのブレスを放つと木々が倒れ奥の方で男が2人倒れていた。


『え~、只今試合開始時から30秒で2名が脱落しました。残り38名です』


「すごいな、本当にいたとはというかどうやって司会の奴は選手が倒れたことが分かったんだ?」

「それはね、受付で貰ったブレスレットでどこに選手がいるか、状態はどんなのかが司会の人に伝わってるんだよ」

「そうだったのか、っとさっきので人が来たりすると思うから移動するか」


 俺達はその場から離れるため、また走って移動を始めた。

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