第212話
昨日で予選大会が全て終わり俺達は今家に帰ってきた。
帰ってきたメンバーは俺、春、ユノ、リノラ、亮はリビングに行きソファに座った。
「お疲れさま、ゆう君どうだった予選大会は?」
「んっ、ああ俺は通ったよでも、そこの二人が・・・」
俺は正面に座っている春とリノラを指さした。
「うう、折角ユウキの修行も耐えて力も付けたのに・・・」
「相手が悪かった、何で私の相手がCランクの冒険者なのよ・・・」
2人は盛大に落ち込みソファに置いてあるクッションを抱きしめていた。
「え、えっと春ちゃんとリノラさんは落ちたの?ユノちゃんは受かったの?」
「はい、相手が私の事を子供だと油断してくれたので勝てました」
「そうなの?」
「う~む、あれを油断してたのかというと疑問だな」
「ああ、そうだな」
たしかに、相手選手はユノを見て最初は油断して戦っていたがユノの攻撃を受けている途中目が本気になっていたがユノはそのまま押し切り相手選手ののど元に短剣の刃を当て相手選手はそこで負けを認めていた。
「ま、結局春とリノラの修行が足りなかったって事で俺達が本選に行くまでみっちり俺が相手してやるから」
俺の言葉を聞いた2人は驚いた顔をした後気絶するかのように眠ったので2人に毛布を掛けて俺と亮はその後リビングで少し休憩し風呂に入りに行った。




