第7話
ワンスに教えてもらったとおり歩いていくと、周りの建物と少し雰囲気が違う建物を見つけた、多分あれがギルドかな
中に入ると、予想では、人でいっぱいだと思っていたが、どうやら人が少ない時間に来たようだ、まぁ受付に行くか
「今日はどの様なご要件で?」
「冒険者の登録をおねがいします」
「はい、その前に冒険者としての説明を受けますか?」
「あっおねがいします」
「はい、まず冒険者とは、ランク別に分けられ、下からE、D、C、B、A、Sと分けられ、Sランクの方は世界で数人しかいません、そして冒険者の仕事はあちらの掲示板に貼ってある依頼、通称クエストをランク毎に受けて、採取から魔物の討伐、盗賊の撃退などをし、お金を得るという職業です」
「分かりました」
「それでは、登録料の銀貨10枚をお支払い下さい」
「はい」
ルドガーさんから事前にギルド登録には銀貨10枚必要だと教えてもらっていたのでポケットから銀貨10枚を受付に渡した。
「はい、それではこちらの用紙に記入してください」
「はい」
名前と種族と年齢の後はレベルとスキルか
「これは、スキルは全部書かないといけないんでしょうか?」
「いえ、冒険者は色々と危ない仕事でもありますから、すべて書かなくても大丈夫ですよ」
「分かりました」
うーん、とりあえず、竜人族が持っているスキルだけ書いておくか
「書きました」
「はい、カミヤ ユウキ様、龍人族の方なんですね。それでは、少しお待ちください」
そう言い、受付の人は奥に入って行った
それから5分もしない内に手にカードを持って戻ってきた。
「はい、それでは、こちらのカードに1滴血を垂らしてください」
「分かりました」
盗賊が持ってたナイフで親指をサクッと切って、カードに垂らした。その後、カードが一瞬ピカッと光った。
「はい、それでは、こちらがユウキ様のギルドカードになります。無くさないように気をつけてください、再発行には金貨5枚必要ですので」
「はい、それとお名前聞いてもよろしいですか?」
「私はラリと申します。これからよろしくおねがいします」
「ラリさんですか、ありがとうございます、こちらこそこれからよろしくお願いします」




