表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する  作者: ありぽん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

84/85

84話 お土産渡し後のダラダラはベルナードさんたちの家で?

「うえ~」


『うえ~』


『うえ~なの』


『なんですか、その格好は。まったく、寝るなら寝るで、もう少しちゃんと寝なさい』


『うえ~い』


『うえ~いなの』


「うえ~い」


『はぁ、まぁリアとチーは初めてだから、疲れたのは分かるが。なんでポルまで疲れているんだ。それに人数が増えて、いつもよりも自分の渡す量は少なかっただろう』


『まえはまえ、きょうはきょう。うえ~』


「ハハハッ、確かに前は前、今日は今日だな。お疲れさん」


「もう少しでお食事の用意が整いますので、お待ちくださいね」


 今、私たちはベルナードさんたちの所へ来ているよ。それでお土産投げで疲れちゃって、ベルナードさんの簡易ベッドに寝かせてもらい、ポル君とチーちゃんと一緒に、ゴロゴロしているところ。今来たグレイスに注意されたけどね。


 私は普通にゴロゴロしているだけだよ。さっき少しだけ洋服が捲れて、お腹を少し出ていてたけど、うん、普通。


 だけどポル君とチーちゃんがね。ゴロゴロ転がった後に仰向けで寝て、ベロをだら~と口から出しちゃってさ。あとは足や手でお腹をぽりぽり掻いてて、それをグレイスに見られたんだ。


『ほら、もう少ししたら起きて、ちゃんとお手伝いしてくださいね。今日は作っていただいているんですから』


「これは私の仕事ですので、皆様はごゆっくりお待ちいただければと」


『いえ、できることは今のうちからです。いずれは1人で動くようになるでしょうし、その時に何もできない大人にならないよう、今からいろいろと教えておかなければ。そうですね、そろそろお皿の準備を始めても?』


「はい、ですが本当によろしいのですが」


『ここには私たちしかいませんから、皆で力を合わせなければ。ほらポル、リア、チー。お皿を並べる手伝いをしてください』


「あい」


『てつだいは~、あんまりすきじゃない~♪』


『すきじゃないなの~♪』


『できればねていたい~♪』


『ねていたいなの~♪』


『でも、おこられる~♪』


『おこられるなの~♪』


『でも、おてつだいもたいせつ~♪』


『たいせるなの~♪』


『だから、しかたないけどおきるよ~ほい♪』


『しかたないけどおきるよ~ほいなの♪』


 なんつう歌だよ。自分で歌を作って歌うのが大好きポル君に、やっぱり歌が大好きなチーちゃんが一緒になったから。前よりも歌を歌う時間が増えたんだ。ただ。可愛い歌も多いけど、それはどうなんだっていう歌も多くて。


「ぽりゅくん、ちーちゃん、いまのおうたのなまえは?」


『しかたないけどおてつだい』


『かえってくるとき、ぽるとかんがえたなの』


「ハハハッ、確かにお手伝いは面倒だよな。しかたないけどお手伝い。良い歌じゃないか」


『まったく、そんな歌ばかり作って』


「まぁまぁ、歌くらい許してやれよ。文句を言いながらも、ちゃんと手伝いをしてくれるんだろう?」


『一応はですが』


「なら良いじゃないか。ポル、チー、リア、手伝い頑張れよ」


「ベルナード様も、リア様方を見習った方がよろしいのでは? パーティーメンバーの皆様から、いろいろと話しを伺っておりますよ。依頼の最中、毎回食事の準備になると、他のパーティーメンバーの方とあれこれ理由を付けて、その場から逃げていたと」


「なんの話しだろうな?」


 逃げてたのかよ。私だって依頼の時、ちゃんとできる手伝いはしたのに。ポル君とチーちゃんだって虫を捕まえて、それをおやつで食べながらだけど、ちゃんとお手伝いしてたのに。


 口笛をふきながら、小屋から出ていくベルナードさん。少しして薪を割る音が聞こえてきたよ。


『はぁ、やはりしっかり手伝いをさせなくては。ではポルとチーは、まずこのお皿を運んでください』


『ほい!!』


『ほいなの!!』


『返事は『はい』ですよ』


『ほいはい!!』


『ほいはいなの!!』


『リアはこれをお願いしますね』


「あい」


 私はグレイスから小さなお皿を受け取ると、それをテーブルへ持って行き。先にテーブルにお皿を持って行き、椅子の上に乗っているポル君に1枚ずつ渡す。

 そうしてポル君はそのお皿を、今度はテーブル周りで飛んでいるチーちゃんに渡して。チーちゃんがそれぞれの席に、お皿を置いていくよ。


『きいろのおやねのおうち、かわいいおうち♪』


『かわいいおうちなの♪』


『中もとってもかわいいよ♪ てーぶるもおいすも、みんなみんなかわいいよ~♪』


『かわいいかわいい、かわいいなの~♪』


 黄色のお屋根に、お家の中も可愛い、みんなが可愛い。ポル君とチーちゃんは、一体何の歌を歌っているのか。


 それは、私たちがお土産投げを終わらせてから少しして。今日はみんなでご飯を食べる約束をしていたから、ケロケロの背中にベッドやクッシュンを置くのは、ご飯の後じゃないとってことで。

 

 ケロケロとポッカは海の見回りに。そして残った私たちは、少し早いけどベルナードさんたちの所へ行こうってなったんだ。そうして、ベルナードさんたちの拠点に移動したんだけど……。


 そこで目にしたのは、まさかの物だったの。黄色い屋根に、木の温もりが感じられ、小さな庭も付いている。まるでコテージみたいな、可愛い建物が建っていたんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ