表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する  作者: ありぽん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

81/85

81話 ベルナードさんたちの住む場所決定とお土産準備

「しま、できちゃ?」


『ああ、しっかりとした島だ。これで動かないから大丈夫だろう』


 ……島ってそんな簡単にできるもんなの? いや、浮き島をあんなに簡単に作ったんだから作れるのか? いやいやでも、今は足をパタパタさせただけだよね?


 私は気になって、また海の中を見てみたよ。だけどまぁ、底まで見えるわけもなく。そんな私を無視して、ケロケロとグレイスは話しの続きを始めながら、さっきの開けた場所へ歩いて行ったよ。


 また何とも言えない表情に戻っちゃったベルナードさんと、今度は驚いていないランドルフさんとね。


「ぽりゅくん、ちまだっちぇ」


『まえも、しまつくって、そのあとおかたづけした』


「しょなの?」


『うん、もっとちいさいしま。ばしゅしゅって、おかたづけ』


「ほんちょにちま? ちた、みえないから、くっちゅいてるかわかんないね」


『ぽるくん、みてきてあげる!!』


 そう言うと、さっさと海に潜って行ったポル君。私も、海の中で呼吸できる貝殻を買ってもらったから、泳ぐ練習しなくちゃ。水着も買ってもらったんだ。水着と言っても、この世界の子供が、海で遊ぶ用の洋服ね。


 どんな感じの洋服かって言うと。どんな魔獣かは分からないんだけど、水を弾く粘液を出す魔獣がいて。それをタンクトップみたいな洋服に塗り込んで。それからズボンは、かぼちゃパンツみたいなやつに粘液を塗って、水を弾く水着みたいにしてあるんだ。


 フリルとかリボンとか、可愛い模様とか小物が付いている物まで、いろいろな水着が売られていて。私は可愛いのとカッコいいのを、全部で10着も買ってもらったの。だから今の1番の目標は、一生懸命練習してみんなで海を泳ぐのが目標なんだ。


 ただ、ポッカとチーちゃんはどうなのかな? ワイバーンって私的には、海を泳ぐって感じしないんだけど。


『チーちゃん、うみおよいでみたいなの』


『練習しないとダメなんだな』


『いっぱいれんしゅうするなの!!』


 ん? 練習? 練習ってことはワイバーンって泳げるのか。じゃあ……。


「ちーちゃんも、りぇんしゅ?」


『うんなの!! おにいちゃん、およぐのとってもじょうずなの! だからちーちゃんもおよげるようになって、おにいちゃんとおよぎたいなの!!』


「しょか!! あのねぇ、あたちもれんしゅうしゅりゅの。だからいっちょに、りぇんちゅちよ!!」


『りあも、れんしゅうなの? うん、いっしょにれんしゅうするなの!!』


『オレ、いっぱい教えてあげるなんだな!!』


 ニコニコのチーちゃんに、やる気満々のポッカ。後でポッカの泳ぎ見せてもらおうっと。


 と、そんな話しをしていると、バシャっと海から飛び出してきたポル君。


『ちゃんとしたにくっついてた。もう、うごかない。だいじょぶ』


「しょか!!」


『あのね、あのねなの!! ちーちゃんとりあ、いっしょにおよぐれんしゅうするなの!!』


『およぐれんしゅう? わかった、ぽるくんびしばしおしえる』


 そう、ポル君も先生のなってくれる約束してるんだ。


『ぼくはきびしい、れんしゅうがんばる!!』


「あいっ!!」


『はいなの!!』


『分かったなんだな!!』


 いや、ポッカは教える方だからね? なんて話しをしていたら、グレイスに呼ばれて、私たちはグレイスたちの方へ移動したよ。どうやらこれからの事が決まったみたい。


 ベルナードさんたちはここで暮らすことを決めて、今日から少しの間は、暮らすために必要なものを準備したりそろえたりするって。


 テントとか家具とか、最低限の暮らすのに必要な物を持ってきているベルナードさんたち。ただ、ここへ来て、他にも必要な物ができたから、それをこの島にある物で揃えるって。そのために、ケロケロに木を伐採する許可と、他にもいろいろ許可を貰ったみたい。


 だから少しの間、私たちとはあまり一緒には過ごせないって言われたよ。


『じゅんびする? なんのじゅんび?』


「いろいろだな」


『いっぱいなの?』


「ああ、いっぱいだぞ」


『大変なんだな?』


「そうだな、とてもではないが、少し大変か?」


『じゃあぽるくん、おてつだいしてあげる』


『ちーちゃんもなの!!』


『オレもなんだな!!』


 ポル君たちの言葉で、明日から私たちは、ベルナードさんたちの手伝いをすることに。ただ今日は寝る用意だけするから、私たちのお手伝いはなし。夕飯はみんなで一緒に食べるよ。ランドルフさんが作ってくれるんだ。


 じゃあ、私たちはこれから何をするか。それはあれだよ。ポル君が言っていた、お土産頑張ろうねってやつ。


 今は夕方少し前。待っていてくれたみんなに、今からお土産を配れば間に合うから、急いで配りに行きますよって、グレイスに言われたよ。


「それじゃあ、後でな」


『何かあったら、すぐに呼んでくれ』


 ケロケロの背中に乗る私たち。浮島から少しだけ離れて、みんなを呼ぶ前に、お土産の準備をするよ。


 前みたいにケロケロが自分の甲羅に、土で縁を作ってくれて、私たちはそこへ移動。それから大きな大きな、直径1メートルくらいのカゴを5個用意。


『大きなものは私とポッカのカゴへ。小さいものはリアが、その他の小さくもなく大きくもない物は、ポルとチーのカゴの中へ入れてください』


 それぞれのカゴ担当を決めて、お土産を渡しやすくするんだって。グレイスに言われた通り私たちは、グレイスがマジックバッグから出した自分担当のおみやげを、どんどんカゴに入れていく。


 この準備に、確かにお土産を渡すのは大変だな、頑張らないと、と思った私。でも、本当に大変なことは、この後に待っていたんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ