表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する  作者: ありぽん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/85

50話 『?』ばかりのサンデリオの言動

「ねぇ、けりょけりょ、ぐれいしゅ」


『何だ?』


『どうしました?』


「けっかいをやぶりゅこげきでちょ? ありぇも、わじゃとかな? ぽりゅくんでも、ありぇくりゃいのこげき、けりかえしゅもんね」


『『……』』


「けりょけりょ、ぐれいしゅ?」


『……そうだな。あれは本気ではあるまい』


『そうですよ。あれの魔力は、もう少しありますからね。そう、もう少しだけですが。今のよりは強い魔法を放てるはずですから、今のはわざとでしょう』


 やっぱりそうだよね。サッカーボールの2倍の大きさになったファイヤーボール。あれのさらに倍くらいの、中級レベルのファイヤーボールでも、ポル君が蹴って返すことができるし。もしも結界を破る気があるなら、さすがにもう少し強い攻撃をするよね。


「ちゅぎは、どんなこげきかな?」


『もっとおおきな、いりゅまーくらいの、ふぁいやーぼーるかも!!』


 イルマーは、クラゲ魔獣だよ。大きさが2メートルくらいなの。でもとっても優しい魔獣で、よく私たちと遊んでくれるんだ。地球のクラゲみたいに毒を持っているんだけど、使う時と使わない時で、ちゃんと分けているから大丈夫何だ。


 と、ポル君の言う通り、せめてそれくらいはやらないとね。ただ、う~ん。今グレイスは、もう少しだけ魔力があるって言ったよね? 

 グレイスたちは、みんながどれくらいの強さか分かるから、もう少し強い魔法が放てるって分かったんだろうけど。もう少しって、どれくらいかな?


「しゃ、ちゅぎのまほみよ!」


『うん!!』


「あ~、リア、それにポル、あまり言いたくはないんだが……」


 私たちがサンデリオを見た時、ベルナードさんが何故か申し訳なさそうな? 困ったような顔で、私たちに話しかけてきたよ。でもその瞬間。


「何故だ!! 何故結界が破れんのだ!! まさか奴ら、私の偉大なる魔法を止めたいがために、結界に何かしておるのか!? なんとまぁ卑怯な者どもよ!!」


 ……は?


「きっとサンデリオ様の、素晴らしい魔法のことを知っており。そのため先に対策を取っておいたのでしょう」


「やはりそうか!! おのれぇ!」


 ……は? 


「こうなったら仕方がない。これにやらせるしかないようだな! まだ訓練途中だったが、しかたあるまい。これならば間違いなく結界を破れるであろう。まぁそれで、人質が何人か死ぬやもしれんが。人質など1人か2人残れば良いだろう!」


「なるべくあの男は残していただけると。交渉が上手くいくかと」


「ふむ、確かにそれはそうだ。しかし、これが攻撃した後のことは、私にはどうにもできぬ。おい、お前! これからこれが攻撃し結界を破るが、お前は生き残るよう努力しろ!」


 ……は? 


「まったく、そもそもお前たちがおとなしく捕まっておれば、私もこれを使わずにすんだものを。そうすれば誰も死なず、全員を人質に取り、交渉も楽に進められたであろうに。お前たちも死にたくなければ、何もしなければよかったのだ。恨むのならば、自分を恨むがよい。よし! お前たち、準備をしろ!!」


 ワイバーン部隊の人たちがぞろぞろと動き出す。……って、待って待って。何が起きてる? 次の魔法は? これって何? 私たちの誰かが死ぬ? ベルナードさんには、生き残るよう努力しろって言ったよね?


 サンデリオの言っていることがまったく理解できず、私の頭の中には「?」が大量にあふれてしまった。……いや、誰だってこうなるでしょう?


『あー、奴が何をしようとしているのかは分かったが』


『まさかあれが、奴の最高の魔法攻撃だったのですか?』


 ん? グレイス、今何て言ったの? これ以上『?』を増やさないで欲しいんだけど。


「ああ、そのまさかだ。あれが奴の火魔法の限界なんだ」


 んんん? みんなが黙ってベルナードさんを見る、だけどそんな中、ポル君だけがベルナードさんに、魔法まだ? と問いかけて。


『まほ、まだ?』


「あー、うん。あのな、魔法はさっきので終わりなんだ。今度はワイバーンが魔法を使うんだぞ」


『えー、まほおわり!? ぽるくん、たのしくない。もっとバシッ! のまほやるんでしょう?』


「楽しくないって。……そりゃあ、ケロケロたちの魔法を見ていれば、そうもなるか。ポル、本当にあれで魔法は終わりなんだ。悪いがワイバーンの攻撃で楽しんでくれ」


「ベルナード様、さすがにその言い方はどうかと思いますが?」


「仕方ないだろう。いつも見ている魔法が魔法なんだぞ。その辺の魔法じゃ、楽しめないのは当たり前だし。ならワイバーンなら少しは、ってなるだろうよ」


『すまん、聞きたいのだが。奴の魔力量ならば、もう少し強い魔法を使えると思うのだが? 本当にあれで終わりなのか?』


「お前たち、相手がどれくらいの力を持っているか、どんな力を持っているか分かると言っていたな」


『ええ。まぁ、細かくはさすがに無理ですが。大体は分かりますね』


「じゃあ、奴がどんな魔法が得意かも分かっているな?」


『ああ、契約魔法が得意のようだが』


「そうだ、奴は契約魔法が得意だ。だが、その契約魔法が普通じゃない。奴のは特殊契約魔法なんだ」


『ああ、なるほど、そうでしたか。変な感じはしていたのですが』


 何々? どうしたの? サンデリオの契約魔法が普通じゃないって? 特殊契約魔法魔法なんて、初めて聞いたんだけど?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ