402.【ここまでのまとめ】グレインビル家(アリー)関連と他国の王族
◇◇アリーの取引先関係者◇◇
●レイチェル=ブルグル
金髪青目の公爵令嬢。
双子。
レースやネイルシールを流行らせる。
社交界の花と呼ばれ、ジャガンダ国の姫様付き女官達の教育係にもなった。
●コード伯爵
フォックスカラーの髪に青目の紳士的な雰囲気のダンディボイスなおじ様。
フォンデアス公爵家の分家筋。
かつては後妻としてアリーの従姉のクラウディアを嫁がせようとしていた。
ジャスパーを養子にしてもらっている。
●アビニシア侯爵一家
野性味のある顔立ちをした金茶の髪に暗い赤茶目。
息子2人はアリーにギラギラぐいぐい行く。
長男は赤茶目。
次男は焦茶目。
他に長女のマリアナ(従姉と同い年)と次女のカティアナ(5才差)がいる。
狩猟祭以降、タコ(デビパス)とイカ(クラスク)を開発したクーラーボックスに入れて送ってもらっている。
●シュレジェンナ=ファムント
藤色の髪に淡い青緑色の目をした背の高いお姉様。
次期領主で狐属。
凛とした印象の中に女性らしい雰囲気もある。
アリーの中では照れ屋なスーパーモデル扱い。
気さくでさっぱりした性格で、女色家。
アリーに惚れている。
領地の温泉化にアリーの力を借りた。
【東の商会】
●カイヤ
東方諸国の商会を取りまとめるジャガンダ国を拠点にする女商会長。
焦げ茶の髪と目。
ケルトと夫婦。
ジャガンダ国から嫁ぐ姫の叔母。
【アボット商会】
●ウィンス=アボット
西のブランドゥール国のアボット商会会長。
白髪赤目黒虎柄の柔らか毛並みの虎属。
細身で落ち着いた柔らかい雰囲気。
●バゴラ=アボット
黄茶髪焦茶目焦げ茶虎柄の虎属。
ヤンキー風。
●ペルジア=アボット
赤髪赤茶目焦げ茶虎柄の虎属。
右耳がギザ耳。
ブレイバー所属のB級冒険者。
【チャガン商会】
●ヨンニョル=チャガン
南のオギラドン国のチャガン商会会長。
砂色の髪と目のカンガルー属。
ダンニョルと親子。
◆◆ザルハード国◆◆
●ゼストゥウェル=ドルマニガ=ザルハード
一人称:私。
隣国ザルハード国から留学で来た第1王子。
左手の小指に黒い精霊石が入った指輪をしている。
薄い小麦色の肌、焦げ茶の髪に暗緑色の切れ長の涼しい目元の美青年。
紺の布地に袖や裾、詰襟には国花であるスリミリアという、百合に似た花の葉が模様のように銀の糸で刺繍されている。
国王と王太子だけは金の糸で花と葉を刺繍する。
ブレイバー所属の卒業時点でB級冒険者となった。
何かとアリーと縁があり、実は惚れているがルドルフを押しのけてまては考えていないし、自身の不安定な地位を安定させるのに精一杯でそれどころではない。
●リューイ
青銀の髪と目のゼストゥウェルの護衛。
家名はわからない。
元傭兵だが当時の騎士団長に腕を買われて騎士団入りし、王子が5才の時に専属護衛として抜擢。
当時たった1人の同母(第2王子)の弟を目の前で刺客に殺され、あわやという時助ける。
記憶喪失。
親類縁者も後ろ楯もない。
ゼストゥウェル王子の魔法と剣の師。
出会った時からずっと20才前後の見目麗しい容姿。
竜人。
●ジャスパー=コード
元ザルハード国子爵令息。
今はアドライド国コード伯爵の養子。
妹はカイヤ会長の商会に引き取られる。
ゼストゥウェル第1王子の側近候補。
焦げ茶の髪と緑の目に褐色の肌。
●ザルハード国正妃
ゼスト王子の母。
よそよそしい。
生家は領地をいくらか手放し、公爵家の力が衰えて筆頭公爵家から外れ、積極的な後ろ楯にならない。
●エリュシウェル=ザルハード
隣国ザルハード国から留学で来た第3王子。
薄い小麦色の肌、山吹色の髪で猫目は同じ暗緑色。
顔立ちは愛らしい方。
教会は光の精霊王が彼を守護しているとかなり前に公言したが、間違っていると自覚している。
留学中は異母兄とギディアス王太子が日々教育及び監督する事で留学の継続を了承されたが、イグドゥラシャ国第2王女と出会って問題行動が多くなり、最後は自らの王位継承権を放棄すると公衆の面前で叫び、自国に強制送還。
留学を中止される。
●コッヘル=ネルシス侯爵
第3王子の側近候補候補。
留学に関しては第3王子と同条件となる。
無気力となった第3王子を必死にフォローしたものの、イグドゥラシャ国第2王女と出会い、第3王子と共に問題行動を起こして強制送還となる。
●ザルハード国側室
第3王子の母親。
生家は養子となった侯爵家でその後公爵家へと陞爵。
教会と繋がっている。
◆◆イグドゥラシャ国◆◆
●ミシェリーヌ=イグドゥラシャ
留学に来ていたイグドゥラシャ国の第2王女。
姉はアドライド国王太子の元婚約者。
兄に病気療養中の王太子がいる。
本人は市井で育ったとされている。
アリー曰く盗人。
ザルハード国第3王子とその友コッヘル=ネルシス侯爵令息に悪魔が使う原初に近いとされる魅了魔法をかけていた。