青銅と鉄、銅って超柔らけえ!
柔らかい柔らかい!
バターみたいに鉄器で切れちゃう青銅さんより柔らかい
あなたは……銅さん!
どうも、皆さんこんにちは、ふりがなです。
本日は金属のお話です。
古代7金属などというものが世の中にはあるそうです、わたしは銅ってどのくらい柔らかいの?という事を調べてこの言葉を初めて知りました。
この言葉は、最近出来たんですかね?
わたしの興味がなさ過ぎただけでしょうか。
この7金属から7つの星と身体の中のチャクラ7属性がリンクしているようです。
太陽-金-首の根元
月-銀-眉間
水星-水銀-喉
金星-銅-胸
火星-鉄-へそ
木星-錫-丹田
土星-鉛-会陰
※諸説あり
ラッキー7信仰かな?
それはさておき、銅の風評被害は意外と大きいようで、銅は柔らかくて、刃物に使えないという記述をそこかしこで見ます。
その使えない金属である銅は、銅とスズとの合金である青銅の登場によって一時代(青銅器時代)を築きますが、後に鉄器の登場により主流金属の座から外れました。
何でもヒッタイトの鉄剣は青銅の剣をたたき折ったとか、鉄剣は青銅の盾を貫いたとかと言われます。
で、柔らかい柔らかいと言われる銅って、それどんだけ柔らかいんだと言う話なんですが、みなさんも同じようには思わないでしょうか?
銅って、お前食パンくらい柔らかいのかよと。
という事で、武器にさえ使えない銅(笑)さんの硬さを知るのに、身近な硬い物を調べてみました。
まず、10円玉。
10円玉は銅に近い青銅らしいです。
銅よりは少し硬いです。
次に爪、これは不純物の多い銅くらいの硬さです。
これで、銅がだいたいどのくらいの硬さか解りましたね。
爪と10円玉の間らへんの硬さとなります。
これは、とても武器には使えない柔らかさですね!
あー、石器より使えねーわ!
って思う方、どのくらい居るんでしょうね?
10円玉を刃物に加工したらそこそこ切れるものになるし、爪でもその硬さで刃物状に加工したら充分に驚異になると思うんですが、どうでしょうか。
実は石器と銅器を併用していた銅器時代というのがありまして、これは青銅器時代の前の時代に当たります。
そこで銅で作った刃物とか無かったのかなーと調べてみると、なんと超有名所がありました。
なんと、あのアイスマンの所有していた斧が、銅器時代の純度99.7%の銅斧だったのです。
同時に彼は石器も持っていて、まさに石器と銅器を併用していた銅器時代の人でした。
銅斧というと、ネットでは春秋戦国時代の掘り出し物が出て来るのですが、同時代は青銅器時代です。
青錆びは出てないけれど、純銅の物か解らずに色々探している時にアイスマンは出て来ました。
これできちんと製錬されたなたら、斧には使えちゃうけど、パンくらい柔らかいのが銅(笑)さん、という事が解りましたね。
刃物に使える金属として重宝されていた、という所が現実のようです。
どうも鉄との比較で、表現が過剰になっている界隈があるようです。
で、銅よりも硬くて、鉄の剣にたたき折られちゃう、柔らかい青銅の剣なんですが、YouTubeで木を叩き斬ってる動画があります。
これ見るとね、もう、折れないじゃんとしか思えません。
どうやってたたき折ったんでしょうね、その青銅の質が悪かったとかなのかな?
さて、鉄の誤解です。
青銅器に勝てる鉄器として通常言われる鉄は鋼です。
どうも鋼に出来ないと、純度の観点から、青銅よりも弱い上にすぐ錆びるのが鉄で、鉄器時代、鉄器時代と言いながら、その歴史は青銅器時代からあったようです。
つまり、鉄の製錬なんてとっくに出来てたけど、弱すぎて誰も使わなかった。それが鋼という合金を見つけて、鋼が青銅器にとって代わったという事です。
実は鉄器時代というのは鋼器時代なんですね。
これは鉱石からどう製錬したか、製錬に必要な温度で考えれば、歴史は同じくらいと解るのは当然なことのようです。
良く言われる鉄の融点は関係ありません。
融点と言っても、人類の技術は近代までその温度に到達もしませんでしたしね。
そして、鋼がつくれるようになってようやく鉄器が使い物になり、スズと銅両方の稀少性から、より多く算出もする鉄が優位になりましたよ、というのが鉄器時代の真相のようです。
自ずと今まで柔らかい柔らかいと言われていた銅のお話は、鉄と銅ではなく、鋼と銅の比較となります。
柔らけえんだろ!知識は違う物を与えるし経験しなくても解れ!という界隈よりは正確な事が解りましたね。
刃物としてどうなのか動画があると良いんですけどね。
それにしても、鉱石を熱して金属を取り出すとか、昔の人はよくそんなことを思いつきましたね。
溶岩から思いついたのかな?
普通はそんな発想に至らないと思います。
まだ冷たい!熱し方が足らないんだ!!風を入れろ!
なんてよく思いつくなあ、こっちの方がパンくらい柔らかい銅より余程不思議だなと思う今日この頃でした。