表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新大東亜戦争  作者: 零戦
84/131

第七十二話 平壌ヲ爆撃セヨ




―――大韓民国チョ島北方約百キロ―――


連合艦隊司令部からの命令を受けとった第二機動艦隊はこの時、山口県と福岡県の県境である関門海峡を通過している途中だった。


電文を受けとった第二機動艦隊司令長官山口多聞中将は行き先を舞鶴から黄海に変更。


速度を二十七ノットに上げ、一日半かかってチョ島北方約百キロの地点まで進出していた。


第二機動艦隊所属の空母の飛行甲板には航空機が並べられていた。


また、旗艦である空母瑞鶴の飛行甲板では将斗が部下である女子搭乗員達に攻撃目標を教えていた。


「ええか?俺らの攻撃目標は平壌や。平壌には金日成率いる反乱軍約十万が篭城しているみたいや。情報によると対空兵器を無いみたいやけど油断はすんなよ?無茶な事はせんでええで。後は韓国の奴らがやるだけやからな」


『了解ッ!!』


将斗の訓示に女子搭乗員達は将斗に敬礼する。


「かかれェェェーーッ!!」


将斗の怒号に搭乗員達は愛機に駆け寄り、操縦席や機銃席、機長席に乗り込む。


将斗も愛機―――ではなく、中型空母に搭載されている艦上機型の陣風に乗り込む。(艦戦烈風は女性では扱うのが無理と連合艦隊司令部が判断したため、翔鶴と瑞鶴の撫子新撰組航空隊の戦闘機は陣風になった)


愛機である蒼零は発動機が不調のため陣風に乗り換えたのだ。


ちなみに将斗達の特別戦闘機の稼動率は七割半である。


「何で不調やねん」


陣風の操縦席の後ろの胴体に蒼零が座り込んでぶつぶつと文句を言っている。


「文句言うなや」


「分かってんねんけどさ、大事な航空戦で使用出来んくなったら嫌やん。せめて稼働率は九割を維持してもらいたいわ」


はぁと蒼零は溜め息をついた。


将斗も蒼零の言いたい事は分かるが、新型の発動機なので九割はやはり無理だろう。


「その分敵機落としたらええやん」


「むぅ〜分かった」


蒼零が頷いた時、発着艦指揮所が青い旗を振った。


将斗はスロットルを押して機体を水平に保ちながら飛行甲板を蹴った。


他の空母でも第一次攻撃隊が発艦している。


―――攻撃隊―――


制空隊隊長椎名将斗中佐。


戦闘機百八機。


流星艦爆隊隊長江草隆繁中佐。


流星艦爆百八機。


流星水平爆撃隊隊長村田重治中佐。


流星艦攻百八機。


以上の攻撃隊は総隊長を村田重治として編隊を組んで平壌を目指した。




『そーいやまーくん』


飛行中に翡翠が将斗に話し掛けてきた。


「何や?」


『平壌に住民おるん?』


「山口長官によると住民は反乱軍が来る前に逃げたみたいや。やから無差別爆撃をせんでええからな」


そこへ香恵が割り込んできた。


『ということはだ……思う存分やれるということだな』


『まぁ敵機がいるかどうかだぜ?』


琥珀も割り込んでくる。


「珍しいな。二人が割り込むなんて」


『出番は自分で出ないと作者が忘れるからな』


『そうそう。作者馬鹿だからな』


二人の言葉に将斗は苦笑した。(いや苦笑すんなよ……(-.-;))


そんなこんなで攻撃隊は二十分程で平壌上空まできた。


バーンッ!!バーンッ!!


地上から反乱軍の兵士達が自らが持つ小銃を上空にいる攻撃隊に撃つが、そんなので当たる気配はない。


「敵戦闘機はと……」


将斗が辺りを見回すと下方右三十度高度約二千のところにYaK−1の編隊が四十機程いた。


「制空隊につぐ。敵戦闘機のお出ましや。飛龍と蒼龍の制空隊は爆撃隊を護衛や。後は全機俺に続けッ!!」


将斗は操縦桿を倒して急降下に入る。


むろん翡翠達も続く。


YaK−1は日ソ戦争時に日本軍が捕獲したもので、約百機余りは韓国空軍に寄付されていた。


そのうちの四十五機は反乱軍とともに平壌に移動してきたのだ。


将斗は照準器を覗き込み、隊長機と思われる先頭機に噴進弾を放った。


両翼に備えられている四発のうちの右翼から一発が真っ直ぐ狙った機に目掛けて飛翔する。


…パカッ…ザァァァ……ボゥッ!!


噴進弾は途中で割れて、焼夷弾子をばらまいた。


結果として焼夷弾子は敵機の装甲を貫き、燃料が引火して機体は炎に包まれて落ちていく。


『敵機五機落としたで』


蒼零が将斗にテレパシーで伝えてくる。


「そうか。三式噴進弾の威力も中々やな」


将斗がニヤリッと笑う。


翡翠達列機も次々と三式噴進弾を発射していき、敵戦闘機を血祭りに上げていく。


その時、将斗より右二十度下方高度約千メートル付近に一機の流星と二機のYaK−1が格闘戦を展開していた。


将斗は操縦桿を右に倒し込み、右足の踵でフットバーを蹴飛ばした。


ガクンと陣風の機体が急激に傾き、眼下の大地に向けて横滑りしながら降下した。




―――流星艦攻―――


「あぁ〜もぅッ!!千秋ッ!!何とかしなさいよッ!!」


「そんな無茶な。こっちも頑張ってんねから……」


操縦席で操縦桿を握る女性が伝声管を使って後部座席に座る女性を叱咤する。


「山南大尉。操縦に集中して下さい。落とされますよ?」


「そんなこと美優に言われなくても分かってるわよッ!!」


偵察席に座る女性が空母瑞鶴艦攻隊第二中隊長の山南楓大尉に注意する。


山南は、はんば、逆ギレをしながら機体を上手く操作する。


が、無理である。


ダダダダダダダダッ!!


ガンガンガンガンッ!!


「右主翼に命中弾ッ!!」


「火と燃料はッ?!」


「両方ありませんッ!!」


山南の問いに偵察席の浅田美優飛曹長が答えた。


「千秋ッ!!撃ち返せッ!!」


「了解ッ!!」


機銃手の国原千秋一飛曹が弾薬が空になり、装填した十二.七ミリ旋回機銃で撃とうとした時、一機の陣風が機体を傾けながら降下してきた。


「えッ?!」


陣風は機体を立て直すと、そのまま二機のYaK−1の後方についた。


ダダダダダダダダッ!!


ダダダダダダダダッ!!


わずか一連射。


一機に対して一連射で陣風は片付けた。


「み、味方の陣風が敵機を落としましたッ!!」


「やった〜ッ!!」


「ホッ……」


敵機撃墜の報告に山南は喜び、国原はホッと安堵した。


二機を落とした陣風が近づいてきた。


「し、椎名司令官ッ!!」


山南は陣風にいた将斗に驚いた。


『山南。気をつけなあかんで』


「は、すいませんッ!!」


『まぁええわ。ほな帰るで』


「了解です」


二機は高度を上げ、既に爆撃を終えた攻撃隊と合流して帰還した。








―――戦闘機陣風(艦上機型)


最大速度六百八十五キロ。


搭載発動機 誉。


最大馬力二千二百五十馬力。


武装 機首十二.七ミリ機銃×二。主翼三十ミリ機銃×二(機銃弾百九十五発。陸上機型は二十五ミリ機銃×四)噴進弾×六。六十キロ爆弾×四。


作者「あ〜、膝が痛ぇ〜」


金剛「どうした?」


作者「ダンスの練習やり過ぎで膝が痛いねん……(-.-;)」


金剛「ダンスだと?お前ダンス踊れたか?」


作者「女子の友達に無理矢理やらされた。高校の行事で年末ライブがあってな。それに出たんや」


香恵「ふむ、それはご苦労だな」


作者「しかも練習期間がわずか四日間やで。そんなん上手く踊れんかったし」


香恵「ちなみに何を踊った?」


作者「え〜と、サクラ大戦の『激!帝国華撃団』、ちびまる子の『アララの呪文』、最後は定番の涼宮ハルヒの『ハレハレゆかい』(字が違うのは気にしないで下さい)の三つ。まさかステージに上がった途端に『あれ?あれって零戦ちゃうん?』『嘘ッ!!零戦やんッ!!』『零戦ッ!!零戦ッ!!零戦ッ!!』と、まさかの俺コールやで。マジびくったわ( ̄▽ ̄;)」


榛名「……まぁご苦労さん。御意見や御感想等待ってるぜ」


翡翠「次回もサービスサービスッ!!」


作者「パクりかよ……(-.-;)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ