第4話・内山城攻略
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■天文15年(1546)5月10日
信濃国 佐久郡 内山城 周辺
武田三郎
信房、虎盛、虎繁、勘助に指示を出し俺は懐に入れといたゲーム機を取り出す。
「内山城城主はえっと…大井貞清か…、」
【大井貞清・信濃国佐久郡内山城城主であり信濃守護職、信濃源氏の小笠原氏庶流、大井氏の庶流・岩村田大井氏である。三兄・貞隆の嗣子となった人物。長篠の戦いで戦死した】
「三郎様、小幡殿、秋山殿、山本殿配置に着きました。ご命令を」
信房は俺を背中に紐で背負っているので背中越しに言う。
「良し、手筈通りに敵方を城から誘き寄せろ!」
三郎の号令で勘助率いる5百の兵は城に近づき挑発を開始する。石を投げたり、罵声を浴びせたりしている。
すると挑発してすぐに内山城の城門が開き六百の兵が出てくる。
勘助はぶつかり、わざと押し負けるように誘い込む場所に退却する。
「三郎様、今です城の守りは手薄です」
「うむ、内山城を攻略せよ!」
三郎が率いる二千の兵が内山城内に攻め込む。兵が城外にほとんど出てしまったため内山城にいた少数の兵は抵抗出来ず降伏した。
城外に出て行った大井貞清が率いる部隊は2百まで兵を減らし内山城に逃げ込もうとしたがすでに武田方に攻略されていたので貞清も降伏、これで内山城攻めは武田方の圧勝に終わった。
俺と信房、勘助で話し合い貞清を一度甲斐に送るため内山城に1千の兵を留めておき、三千の兵と共に甲斐へと帰還した。
■天文15年(1546)5月20日
甲斐国 山梨郡 躑躅ヶ崎館
武田晴信
三郎が内山城攻めから帰って来た。
武田の圧勝だったらしいが褒美には内山城をやるとするか勘助以外の虎盛、虎繁はそのまま三郎の家臣にさせるのも良いな。
■甲斐国 山梨郡 躑躅ヶ崎館
武田三郎
甲斐に無事に帰還することができた。
さて父上に方向をしなければならないが眠い、3歳の身体でよく戦ったものだ。
「すまない、信房眠い…父上に…報告を…頼む…」
三郎はウトウトしながら信房の背中で寝る。
信房は頷き、晴信がいるであろう大広間に向かった。




