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家での嘘

『ふぅ、疲れた、、、』

疲れのあまりベットにダイブした。

あの後、ののかとは遊びの約束を交わして話しは終わった。全く、ののかは繋がりだとかを本気で信じてるんだから

どうせ人なんて嘘ついて関わってるんでしょう。素直に生きるよりもたてまえや嘘を使って生きた方が圧倒的に生きやすいのに。ののかは現実をしらないなぁ、、、

『翼ー!ご飯出来たよー!』

いつもながらのセリフを耳にしながら一階に下りる。あんまりなにか食べたい気分じゃないんだけどなぁ

しぶしぶ席に着きカレーを食べ始める。父さんは出張でいない

『最近学校どう?』

お決まりのセリフだ。どうせいじめられてるとも、表彰などすごいことをしたとも思ってないでしょ。まぁ実際にいじめられていないし影のように学校では生きているけど、、、

『まぁ普通』

これもお決まりのセリフだ

『ふぅん』

ほらね、やっぱり。本気で聞く気なんてないんだ。つまりこれは話しのネタがなく会話繋ぎをしてるだけ

こんな会話になんのいみがあるんだろうかという、疑問しか浮かばない。なんだかいつもこのやりとりをしてる気がする、、、まるでプログラムだ。その後は話しのネタもなくなりカチャカチャとスプーンが陶器に当たる音だけが食事室に鳴り響く。2人だけだといつもより食事室が広く感じた、、、

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