人物紹介 『シロエ』
シロエ 22歳 (シィロファルエ・ルグ・ヴィザイア・イーザ)
栗色 ブラウン(角度によって金眼に見える) 162㎝
やさしい雰囲気の美人 笑うと目じりが垂れる
リリアナの専属侍女。他のメイドとは違い、特注のシルクのメイド服を着ている。
出自は公式には伏せているが、かつての敵国『イーザ帝国』の第五皇女。和平のために帝国から人身御供に出されたが、リリアナのお付きとなった事で本人は幸せに生きている。
侍女の仕事は全て卒なくこなし、お茶を入れるのがとても上手い。料理人が他に居るため、料理の腕はそれなり程度。
応急処置や看病など、やや突発的な事にも上手に対応できる。
身の回りのお世話をする事が大好きで、侍女の仕事は天職だと思っている。
主であるリリアナとは姉妹のような従者のような、その場によって都合の良い態度を取るのが非常に上手い。空気を読むことに卓越しており、それとなくその場を落ち着かせる事が出来る。
毒を吐くのも好きで、相手が怒らない程度をわきまえており、攻め過ぎた事は絶対に言わない。もしくは、言い過ぎても許される何かを持っている。
リリアナのワガママや無理も、それとなく形になるように頑張ったりもしている。それだけ主君であるリリアナを愛しているし、お世話出来る事を楽しく、そして誇りに思っている。
根っから本当に優しく、涙もろい一面もある。しかし、自分の好みや興味から外れている人に対しては涼しい顔で塩対応もするため、意外とちゃっかりとしている。
『王室で暮らすには、そうした対人スキルが否応なしに身についてしまう』らしい。
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もし書き続けていたなら、次の章でシロエの出自を描くところでした。
年齢的にはリリアナより2つ年上ですが、立場的なものも加味してか妹に近い振舞いをすることが多いように思います。素直に甘えるのと性癖を上手く昇華した、わりとたくましい人ですね。