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Raco side エンドレス任務

(向こうは楽しそうだなクソがよぉ!!!!)


スマホを投げ出したい衝動に駆られたラコは荒んだ心の中で毒づく。


二人がウキウキ学園ライフを始めて二年経った。彼らは「もう二年かー」「早いよなぁ」なんてほざいているが、ラコにとっては永遠かと思える程長い二年だった。


(おかしくねぇか?こっちは長命種だぞ??むしろ、時間感覚がおかしくなんのは俺であるべきだろ)


楽しげな向こうとは裏腹に、ラコは仕事、仕事、仕事、仕事、仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事だった。頭がおかしくなる。


別に、自分が選んだことなのだから、そこに不満はない。今までの人生(人外含む)で社畜なんてそれこそ死ぬ程やってきた。他のやつらもそうだ。


だから、仕事に塗れていることに文句はあるが、文句はない。


一番の不満は、


(俺抜きで楽しそうなことやってんじゃねぇーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!)


それに尽きた。


何度生を繰り返しても飽きない友人たちが、画面の向こうでギャグ漫画もかくやの学園コメディライフをしているのに、自分は書類と格闘している。


こんな悲惨なことがあるか?もちろん、()()()()()()()を放っておくわけにはいかないので、逃げ出したりはしないが、それはそれ、これはこれである。


とはいえ、現在ストレスが溜まっている原因は他にあった。


(なーにが『ラコ殿は優秀ですから、貴殿にしか任せられない仕事もあるのですよ』だバーカ!!!ぜってー女が要職就いてる僻み+聖女様に気に入られてる妬み私怨カスじゃねぇか死ね~~~~~~~~~~~)


そんじょそこいらのブラック企業が裸足で逃げ出すブラック具合に「休ませろ、やっぱこの国クソだわ」と愚痴ろうと胸からスマホを取り出して──


「──ハ?」


そこに書き込まれた文に、目を疑った。

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