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勇者という職業はブラックなので辞めて、魔王軍で人事として働くことにしました~目指せホワイト魔王軍~

作者: 堂上みゆき

「勇者よ。そなたの力と妾の力があればこの世界を好き勝手できよう。どうじゃ? 妾の下で働いてはみぬか?」


「ほざけ! 我らが勇者がそんな提案に乗るはずがないだろう!」


「そうです! 勇者様! どうか立ち上がり、悪しき女魔王を討ち滅ぼしてください!」


 パーティーを組んでいる戦士と回復士が倒れている俺に叫ぶ。よくあるのかよくないのか分からない異世界転移でこの世界に飛ばされ、俺は勇者として、目の前の女魔王を倒すために冒険を続けてきた。辛いこともあったが勇者の力はそれなりに万能で大抵のことは乗り越えることができた。そして満を持して魔王城に乗り込み、絶賛ラスボス戦中だ。女魔王さえ倒せば世界に平和が訪れ、俺は英雄としてもてはやされる。それを夢見てここまで頑張ってきた。


「女魔王、言いたいことがある」


 回復士のおかげで傷が癒えたので、立ち上がり、女魔王に向き合う。


「そうだ! 言ってやれ! お前をここで倒し、俺達は世界に平和をもたらすと!」


「勇者様! 決めちゃってください!」


「言いたいこと? 良かろう、言ってみよ」


 仲間の期待が背中を押し、女魔王の殺意に俺を立ち向かわせる。


「すぅーー」


 言ってやれ! 俺の本心を! 


 大きく息を吸い込み、己の気持ちを奮い立たせる。


「ここで働かせてください! よろしくお願いします!」


「は?」


「は?」


「は?」


 戦士、回復士に続いて女魔王も首を傾げる。


「え? 雇ってくれるんですよね? あのオファーって嘘だったんですか⁉ 内定取り消しって異世界でもあるんですか⁉」


「……勇者よ。先ほどの言葉はいわば魔王と勇者の戦いにおける決まり文句での。お前以外の勇者はこれまで間髪入れずに断って斬りかかってきたのだが……」


「そういう形骸化した文化が成長を妨げるんですよ! 俺がそんな文化、ぶっ壊します! 型にはまらない所が自分の長所です! お願いします! ここで働かせてください!」


 女魔王が玉座で頭を抱え、戦士と回復士が近くに寄ってきた。


「勇者、お前、本気で言ってるのか⁉」


「何かおかしな状態異常にかかっているのですか⁉」


「俺は真面目だ。勇者という職業には嫌気がさしていた。保険屋には断られるし、どれだけ怪我しても労災認定されないし、洞窟で見つけた財宝はボーナスではなく、国に帰属。還元は全くなし。それに勇者ってだけでみんなから期待され、笑顔を振りまき、どんな依頼でもこなさなければならない。女魔王を倒したって、裏ボスが出てきて、本当の黒幕はあいつだって展開が待ってるに決まってるだろうし、裏ボスを倒しても不思議な力で過去に巻き戻って、何回でも裏ボスと戦えるよ、良かったねと言われる。それなのに自分のレベルも上がって、装備も強くなるから、裏ボスも張り合いがなくなり、やり込み要素が残ってるよって言われても、必要なのは実力じゃなくて膨大な時間で、それさえも終われば、むしろ俺自身が世の脅威になるほどの力を持ってて、裏ボスと俺、もはやどちらが悪か分からなくなって、何も感じなくなるんだ! 久しぶりに起動してみるものの、五分ほど画面を眺めたら、何かもういいやって思って、また一か月後に同じことをされるんだ! そんな人生は嫌なんだ!」


「ま、待て。早口で何を言ってるか分からないし、多分、早口じゃなくても分からない」


「そもそも魔王軍って特に何もしてなくね⁉ 村を襲う魔物は魔王軍に属してない野良の奴らばかりだし、魔王軍は統率が取れていて、むやみに人に危害を加えない。しかも国は俺を問答無用で勇者として働かせていたのに、女魔王は丁寧にオファーを送ってくれた! 絶対、労働環境が整ってる。というか勇者がブラック過ぎ! 時代を考えろよ! 大企業ほどコンプライアンスを重視してるぞ! これだから公務員は!」


「勇者様……」


「あと俺達、誰も本名を知らない! 肩書だけでお互いを呼び合うなんて全然アットホームな職場じゃないだろ!」


「……そういや俺は勇者の名前を知らない」


「私も……。何となく職業で呼んでましたけど、戦士様のお名前は知ってますし……」


「ほら! 俺だけ距離を置かれてんじゃん! もう勇者なんて嫌だ! 魔王様! ここで働かせてください!」


「…………よかろう。承諾されるとは思ってなかったとはいえ、誘ったのは妾じゃしな。魔王軍では前の職場以上の待遇を約束しよう。……本当に良いのじゃな? その……妾達は決して周りから賞賛されるような仕事ではないぞ?」


 女魔王が自信なさげな表情をするが、俺は勇者という職業以上にブラックな仕事はないと確信している。


「はい! 粉骨砕身働かせていただきます!」


「待て! 本当に魔王軍に裏切るというのか⁉ そうなれば我々はお前も敵とみなすぞ」


「構わないさ。これで俺は本当の自分になれる。すぅぅ……テレポーテーションバスタァァァァァァ!!」


「待てぇぇぇぇぇぇ!!」


 戦士と回復士が決戦の場から姿を消した。俺の攻撃で王都にテレポートさせたのだ。


「魔王様、これからよろしくお願いいたします」


「はぁ……。決戦の時が来たというからしっかりメイクをして魔力も溜めたのにまさかこんな結末になるとはな。勇者よ、名前は?」


「イサムって言います。それで、俺はこれから何をすればよいですか?」


「何ができるのじゃ? いや、勇者の力があるのは分かっているのじゃが、まさか其方にダンジョンのボスをやってもらうわけにはいくまい。世界征服という手もあるが、今の魔王軍の規模では事業拡大は厳しいのじゃ」


「うーん、せっかくなら自分の経験を活かせる仕事を……。そうだ! 魔王軍の人事をやらせてください! 俺はこれまで勇者で辛い思いをしてきました。だからせめて魔王軍のモンスター達には適切な労働環境で、楽しく仕事をして欲しいんです!」


「人事か。確かに最近のダンジョンの秘宝に対する需要高、冒険者の増加による業務逼迫や時間外労働でモンスター達から不満の声が上がっているのじゃ。よし、それらの管理をイサムに任せよう。モンスター達の労働環境を整えて生産性を向上させるのじゃ!」


「承りました!」


 そんなこんなで勇者から転職を果たした俺は魔王軍人事部部長として新たな人生をスタートさせた。






「はぁ……」


「魔王様、どうかされましたか?」


 俺が人事部に配属させて一週間ほど経った日、魔王様が魔王城の廊下でため息をついているのを見かけた。


「いや、今月の魔王軍の支出が確定したのじゃが、予定よりも多くの労災が認定されて予算が逼迫しておるのじゃ」


「モンスターはよく冒険者に倒されますからねー。あ、労災申請者の内訳を見せてもらってもいいですか」


「ほら、この通りじゃ」


 魔王様から資料を受け取り、内容を確認する。確かに魔王軍の支出に占める労災認定による休業補償などの金額は馬鹿にならない。これは改善の余地ありだな。


「俺がこの問題を担当させてもらってもいいですか? 資料を見る限り、簡単に改善できる部分があると思います」


「そうか、ならイサムに一任しよう。其方がここに来てから一週間、一通りの挨拶回りは終わったであろうから本格的に人事部としての活動を頼むぞ」


「お任せください。魔王様もよく休んでください。上司が働きづめだと部下も休みづらいですからね」


「分かっておる。それではまたな」


 魔王様と別れ、魔王城の人事部のフロアに戻る。


「あら、イサム部長。何やら資料をお持ちですけど、本格的に仕事開始ですかー?」


 俺が広いフロアにポツンと置かれたデスクに座ると、ハーピーのマリアが天井からつるされている止まり木から降りてきた。彼女は俺のサポート役として魔王様が配属してくれた貴重な人事部の社員だ。新設の部署とだけあって、まだここには俺とマリアしかいない。


「うん、どうやら最近の冒険者増加のあおりを受けて、レベルの低いダンジョンのモンスター達の負担が大きくなっているみたいだ。対策は考えているけど当事者の話も聞いておきたいから、明日ダンジョンに出張をしよう」


「やったー! 出張ってテンションが上がりますね! 何か準備するものはありますかー?」


「手練れのデーモンナイトを一人呼べるか? 魔王城の警備に退屈してる人が最適だ」


「了解でーす! では早速行ってきますー!」


 マリアがてくてくと歩いて人事フロアから出ていった。人事部としての初仕事だ。しっかり働いて俺を雇ってくれた魔王様を後悔させないようにしよう。俺は明日行く予定のダンジョンの地図を眺めながら、今一度決心を固めた。






「マリアさん! マリアさん! 今日は何の話―?」


「今日はみんなのお仕事に関する大切なお話だよー。ほら、席についてー」


「はーい」


 次の日、俺とマリアは予定通り、駆け出しの冒険者御用達の低レベルダンジョンに来ていた。そしてダンジョンの一室にはこのダンジョンのモンスター達の代表が集まっている。といってもほとんどがマリアとじゃれ合っていたスライム達だが。


「今日は集まってくれてありがとう。じゃあ出席を取るよ。スライムその一」


「はーい」


「スライムその二」


「はーい」


「スライムその三」


「はーい」


「……以下スライム一同」


「「はーい!」」


「ドラゴンナイトのイグニ」


「はい」


 ダンジョン側の出席者はスライム達とイグニだ。そして人事部から俺とマリア、その付き添いとしてデーモンナイトのランゴバルが今回の会議に参加している。


「今日みんなに集まってもらったのは他でもない。最近、このダンジョンで倒されるモンスターが多過ぎて困っている。戦闘に向かないスライム達を多く配置しているせいもあるが、なんでたってこんなことに?」


「最近の冒険者はねー、ボク達を使って過剰にレベルアップしてるんだー。本来は自然にエンカウントしたスライムだけを倒していけば十分このダンジョンをクリアできるのになー」


「なるほど。冒険者の安心志向が高まっているんだな。けどイグ……」


「大変だー! 物凄く強い冒険者達が乗り込んできたよー!」


 見張りのスライムが会議室に飛び込んできて叫んだ。


「……俺が行ってくるよ」


 たかだか侵入者で会議を長く中断させるわけにはいかない。


 俺は会議室を飛び出し、ダンジョンの入り口に向かった。






「今日もこのダンジョンで稼ぐぞー! 推奨レベルが低い割にはいい装備が落ちてるんだよなー。ん?」


「……今は会議中だぁぁぁぁぁぁ!!!!」


「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」






「……待たせてすまない。会議に戻ろう。イグニ、君の仕事はオープンワールドゲームあるあるの序盤から行けるけどめっちゃ強い敵がいて進めない場所のまさにその敵だろ。難易度に応じてイグニの担当のエリアにはいい装備がドロップしているが、最近どうなっている? さっきの冒険者の話を聞く限り、イグニの存在が脅威になっていないようだが」


「そ、それは……」


「元々レベルの低いダンジョンにも関わらず、イグニほどのモンスターを配置している目的は、低レベルダンジョンだと調子に乗った冒険者を圧倒し、その数を減らすことにある。最近の冒険者の増加の要因はここにあるのでは?」


「ご、ごめ……」


「大変だー! また物凄く強い冒険者達が乗り込んできたよー!」


 再び見張りのスライムが会議室に飛び込んできた。


「イサム部長、私が行きましょうか?」


「……いや、俺が行く」






「このダンジョンには初心者の頃にお世話になったなー。最近、高レベルのダンジョンをクリアできなくなっているからここでレベリングを……」


「スライムでレベル上げなんて恥を知れぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! 最初のダンジョンで百レベにでもなるつもりかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


「うわぁぁぁぁぁ!!!」






 全く、レベリングなんて冒険者の風上にも置けない野郎だ。だからいつまでも勇者になれないんだよ。


「……イグニ、きつい言い方になってすまなかったな。俺は別にイグニを責めたいわけじゃない。問題の原因を解明して、みんなの働く環境を整えたいだけなんだ。イグニがさっき言おうとしたことを聞かせてくれるか?」


「……ご、ごめんなさい! 最近、レベルの低い冒険者をボコボコにするのが心苦しくて、宝物が取られているのを見て見ぬふりをしていました! 本当にすみません! ……こんなことをしているなんて魔王軍のモンスター失格ですよね……。僕を拾って仕事を与えてくれた魔王様に合わせる顔がありません……。それに僕が冒険者を倒さなかったせいでスライムさん達がその分犠牲に……。ごめんなさい! ごめんなさい!」


 イグニがその場で土下座をする。元々マリアからは心優しいモンスターだと聞いていたが、本当にその通りだったな。この優しさを持ちながらこれまでダンジョンの仕事をこなしてくれていたのはひとえにイグニの魔王軍に対する忠誠心だろう。ここまで葛藤を抱えながらでも尽くしてくれる部下がいる魔王軍はいい組織だ。だからこそモンスター達の悩みや労働環境は俺が整えなければならない。


「ねーねー、マリアさん。どうしてイグニさんは謝っているの? ボク達はイグニさんに何も嫌なことをされてないよ?」


「イグニさんは優しいから駆け出しの冒険者達と戦えなかったの。だからその分君達の負担が増えてごめんねだって」


「えー? どうしてそんなことで謝るのー? ボク達は同じダンジョンで働く仲間だよー。仲間は助け合うのが当たり前でしょー? だってボク達が大変な時はいつもイグニさんが助けてくれたもん。ごめんねなんておかしいよー。ボク達は優しいイグニさんが好きー!」


 スライム達がマリアの周りで跳ねまわる。


「イグニ、顔を上げてくれ。スライム達の言う通りだ。イグニが謝ることなんてない。この仕事がイグニに合わなかっただけだ」


「スライム君、イサムさん……」


「イグニ、ここを離れて魔王城の警備をしないか? 魔王城なら低レベルの冒険者と戦うことはないし、イグニの戦闘力を活かすことができる」


「……それは嬉しい申し出ですが、このダンジョンはどうするのですか?」


「俺がここで働くよ」


 これまで黙っていたランゴバルが口を開いた。


「ランゴバルさん……」


「元々そのつもりで俺はイサムに呼ばれたし、承諾してここに来た。魔王城乗り込んでくる奴が少なくて、警備に退屈していたんだ。だからこのダンジョンの仕事は俺にうってつけってわけよ。イグニ、お前さえ良ければ何も問題はない。自分が最大限生かせる場所で働くチャンスをイサムがくれた。これまでの魔王軍は配置転換なんてなかったからな。ほら、どうするんだ?」


「……ほ、本当にいいのですか? これは僕の我儘なのではないのでしょうか?」


「イグニ、自分が働く場所は自分に選ぶ権利がある。そしてみんなが働きやすいようにするのが人事部の、俺とマリアの仕事だ。適材適所、これからも自分と相談しながらほどほど頑張ろう」


「は、はい! ありがとうございます!」


「ねーねー、マリアさん。イグニさん、これからは別のところで働くのー?」


「そうよ。もっとイグニさんが活躍できる場所で働くの。けど会えなくなるわけじゃないわ。有給取得もこれからきっちりと推奨していくから」


「やったー! ゆうきゅうー! ゆうきゅう! 今日はゆうきゅうーでイグニさんのいってらっしゃい会だー!」


「スライムさん……。ありがとうございます! そうですよね。謝罪の言葉ではなく、感謝の言葉をあなた達に伝えるべきでした……」


 会議が終わると、その日はランゴバルと俺、マリアがダンジョンを守り、他のモンスター達はこれまでダンジョンの実質的なボスとして働いてきたイグニとの別れを惜しみながらパーティーを楽しんだ。






 それから一週間後、俺とマリアは現状を確認するために再びスライム達がいるダンジョンを訪れていた。


「イグニさん、お城の警備に慣れてきましたねー。細かいところに気が利くから助かってますー。それにランゴバルさんも大活躍しているらしいですねー。装備目当ての冒険者をたくさんボコボコにして楽しそうに笑っているのだとか」


「頼もしいな。これで冒険者が増えすぎるということも少しは抑制されるだろう。安定志向のレベリング厨達の対策はまた考えないとなー」


「そうですねー。これから忙しくなりそうですー。ってあれ? あの人達ってイサム部長のお仲間さんじゃありません?」


 確かにダンジョンの入り口には俺と一緒に行動していた戦士と回復士がいた。


「回復士よ。どうやら最近、このダンジョンのレベルが上がっているらしい。ある冒険者によると、ハーピーやデーモンナイト、それにとんでもない強さの人型モンスターがいたらしい」


「ここは初心者のためのダンジョン! 私達がその真相を確かめましょう。ってあれ? 勇者様じゃないですか⁉」


 二人がこちらに気付き、駆け寄ってくる。


「ここは初心者のためのダンジョンだ。お前らが来るところじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇ!! テレポーテーションバスタァァァァァァ!!」


「待てぇぇぇぇぇぇぇぇ!! まだ何もぉぉぉぉぉぉ!!」


 俺二人を再び王都にテレポートさせた。


「イサム部長って適材適所にこだわりますねー。あの人達がダンジョンを攻略してしまうと、しばらく駆け出し冒険者が報酬を得られなくなるから戦ったのですよねー。魔王軍以外にも優しいですねー」


「スライム達に余計な負担を掛けたくなかっただけさ。労働の量の管理は人事と上司の仕事だ」


「そんなに働いてると勇者以上にブラックな働き方になりますよー」


「大丈夫。魔王軍はブラックにさせない。そのための人事部だ。目指せ、ホワイト魔王軍!」


「おい! 最初のダンジョンで百レべになったら俺達勇者になれるんじゃね⁉」


「スライムも経験値は渋いがゼロではないしな! よし! 突然消えたへなちょこ勇者の代わりは俺達がなろう!」


「……イサム部長、私がやりましょうか?」


「……いや、俺がやる。消えろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


「と、突然なんだぁぁ!! うわぁぁぁぁぁ!!」


 勇者を辞めて魔王軍で働くことになりました。俺の人事としての仕事は始まったばかりです。目指せ! ホワイト魔王軍!


読んでいただき本当にありがとうございます! 


少しでも面白い、連載として読んでみたいと思っていただけましたら評価やブックマーク、いいねをよろしくお願いします! よければ感想もお聞かせください。とても励みになります!


「このラブコメは噓か誠か真実か」という完結済みの現実世界ラブコメ作品も投稿しております。そちらも少しだけ読んでいただければ幸いです!



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