第85話【偵察】
TIPS【トップの仕事の大半を占めるのは下地作りである】
事の起こりは数日前、村での生活用水に使っている川上からの水が急に濁り始めたのである。
何かが起こっていると村人達が思っていると川上の山に住んでいるでぶ妖精達が流されてくる。
でぶ妖精達から話を聞くと「変な人達にいじめられたー」との事。
「要するにその変な人達が川上で何かしている、と言う事ですか?」
「そうなりますね、ちょっとこれは大事じゃないですか村長?」
「大事?」
「えぇ、私は今回野良猪狩程度の事だと思って来たのです
それなのに対人戦闘になると話がまるで変って来ます」
「話が変わるとは・・・つまり?」
真剣な顔をする村長、もしや依頼を断るのではないか?と思っているのだろうか。
「今回私と同行者の彼の二人だけです、複数の人が相手となると少し厳しい
そこで今回は川上の山に威力偵察のみとします」
「威力偵察・・・ですか?」
「えぇ、そこでもしも私がやれないと判断したら一時撤退し
人手を集めて再突入と言う事で宜しいでしょうか」
「その場合人手を集める為のお金というのは・・・」
「私が負担します」
「え・・・」
「ただ、時間がかかるかもしれませんが宜しいですか?」
「え、えぇ!!勿論!!大丈夫です!!」
ハックとトップは山に偵察に向かった。
「偵察ですか・・・」
「ハック君、偵察は甘く見たらいけないよ」
「まぁそうだとは思いますけどそんなに深刻に考える事では無いと思いますよ?」
「何故だ?」
「でぶ妖精が危機感を感じていないじゃないですか」
「・・・確かに危機感を感じている風に見えないですけどねぇ
でぶ妖精ですからねぇ・・・」
「でぶ妖精の保身を甘く観てはいけない(キリッ」
ポーチからにゅっと顔を出すでぶ妖精。
「・・・まぁとりあえず何は兎も角偵察ですよ」
「そうですね、やりましょう」
山奥に向かうハックとトップ、山道はなだらかでサクサク進む事が出来た。
「うーん?何か匂いますねぇ・・・」
「そうですね、何かが腐った様な匂いが・・・」
「何だ?」
ばしゃり、ばしゃりと水音が聞こえる、如何やら川上から何かが落ちている様だ。
「行ってみますか」
「そうですね」
ハックとトップは水音のする方に向かった、するとその先には驚くべき光景が広がっていた。
「あれは・・・ゾンビですね」
TIPS【残りは執筆活動や宣伝活動が主である】




