第74話【図書館での快進撃】
TIPS【キンは1人では本を持てないので司書に手伝って貰って本を読んでいます】
図書館にやってきたキン。
「さてとじゃあ色々調べますか」
キンは消去法で図書館を選んだがだからと言って図書館から調べる方法が無い訳では無い
彼女はこの街の過去を調べて過去の行方不明者を調べる事にしたのだった。
古い資料を読み漁りこの街で過去に有った出来事を調べるキン。
「・・・結構居るな」
調べて見ると行方不明になる人物は昔から一定数居た様だ。
行方不明になる前に不幸になった人物ばかりで『鐘の音が聞こえる』『楽園に行く』等と
知人に語っていたとの事だ。
「鐘の音・・・そう言えば昨日クハル爺が言っていたわね
何か面倒に巻き込まれて居なければ良いのだけど・・・」
ここまで来るとせむし男についても調べたくなってくる。
色々資料を読み進めて行くとゴーン家初代当主シハツ・ゴーンには
せむし男の従者が居たと言う情報を得る事が出来た。
「・・・初代の時代から生きているとなると、まさに化け物ね、そいつ・・・」
クハルが出会ったせむし男と同一人物かは不明だが警戒する必要が有る。
だがここに来ているメンバーは非戦闘員の自分に老人のクハル
剣を使えるがまだまだ未熟なハック、キョクは強いが大昔から生き続ける魔法使いと戦えるだろうか?
疑問がキンの中に渦巻く。
「戦うとしたら交渉をメインに据えるべきね・・・ん?」
外を見ると日が陰り夕方になっていた。
「しまった!!調べ過ぎていた!!急いで高台に行かなきゃ!!」
高台迄まさに飛んで行くキン。
「あ、キンさん」
歩くハックと合流するキン。
「ハック!!アンタも今来た所!?」
「えぇ・・・ちょっと遅れましたかね」
「とりあえず急ぐわよ!!」
「は、はい」
ただならぬ様子に急ぎ、そして高台に辿り着く2人。
高台には球体のモニュメントが飾られており人影もまばらである。
「クハル爺とキョクは!?」
「ここじゃよ・・・」
ベンチに座るクハルとキョク。
「キン、ハック、クハル爺の様子が変なんだ」
「変ってお前こそ変じゃろ」
「変って一体?」
「さっきから鐘の音が聞こえるって言うんだ」
「聞こえん方が可笑しい位、ごーんごーんって鳴っているじゃろ」
「鐘の音ですって!?」
「ど、どうしたんだキン」
キンは図書館で調べた情報を皆と共有した。
「何と!!つまり儂は行方不明になった者と同じ状態になったと言う事か!?」
「理屈は分からないけどそうなるわね」
皆が話しているとガラン、と後ろで何か物音がした。
TIPS【本の片づけも司書がやりました】




