第48話【モーニングからの依頼】
TIPS【鯖味噌は旨い】
翌日、ハックがギルドに出ようと歩いていると
「よう、久しぶりじゃねぇか」
「?」
ハックが振り返るとリザードマンの姿が
「・・・あぁモーニングさん!!お久しぶりですね!!」
満腹町の【鯖レストランウロボロス】のオーナーシェフ、モーニングで有った
「本当にな、今日はお前の所のギルドに依頼が有るんだが案内して貰って良いか?」
「依頼、ですか?」
「実は予約制のケータリングサービスを始めたんだ
パーティとかで俺が鯖料理を振舞うって形式の」
「へぇ、それは美味しそうで面白そうですね」
「だろ?それで早速御指名が入ったのは良いんだが
結構大規模なパーティでな何時もの仕入先だけじゃ鯖が足りねぇんだ
それで当日までにパーティで使う鯖を調達して届けて欲しいっつー依頼なんだが
如何だ?金はそれなりの額を用意するぞ」
「うーん、俺は釣りとか出来ないし
とりあえずギルドで依頼を出して貰えば何とかなるかと」
「分かった、じゃあお前さんのギルドまで案内して貰って良いか?」
「分かりました」
ハックはモーニングを神州進撃会まで案内した
「おはようハック、その方は?」
「おはようキュー、依頼人のモーニングさんです」
「よろしく」
モーニングは依頼の内容をキューに説明して依頼を受理して帰って行った
「じゃあ俺も依頼を受けるとしますか・・・?」
”警備 詳しい内容は依頼を受けてから 報酬額:2G”
「この依頼って?」
「んー、何か知らないけど昨日位に変なローブの奴が依頼しに来たのよね・・・」
「変なローブ?」
「何と言うか怪しい奴だったしウチみたいな小さい所に依頼するとか
色々良く分かんないけど・・・危なさそう」
「ちょっと興味有ったけどそういう依頼なら止めた方が良いかな・・・」
「そうした方が良いよ」
「そうだね、じゃあこのカボチャでぶ妖精捕獲に行って来るよ」
「気を付けてねー」
そんな簡単な依頼を熟したり休んだりしながら三日後
怪盗ホイップはまたしても予告状を出した
【セグラメント工房の100年物最高級ワイン『トワイライト』を頂きに参ります
怪盗ホイップより】
「ワイン・・・ねぇ」
新聞を読みながら朝食のがんもどきを食べるヴェンデス
「最高級って言ってもワインなんか盗んで一体如何するつもりやら・・・」
「呑むんじゃないかにょ?」
「いや今までホイップは盗んだ物は換金しているんだから
ワインも換金するんじゃない?」
TIPS【トワイライトの値段は時価5000G】




