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七男ハックの七難八苦【のほほん冒険譚】  作者: Mr.後困る
第4章【怪盗狂騒曲!!】
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第47話【怪盗ホイップ】

TIPS【トーホクが兼業して勤めている新聞社の名はウィルス出版】

乾期も収まった頃

都では妙な犯罪者が現れた


「怪盗ホイップ、今度は孤児院に盗んだ金をばら撒くか・・・」

「景気の良い話だなぁ」


怪盗ホイップ

態々盗みに入る前に予告状を出して厳戒態勢の中、盗みを働く泥棒である

盗んだ物を換金して貧しい者達に配る等、義賊の一面も持ち合わせている


「おでぶちゃんにもお菓子配って欲しいにょ」


ハックのポーチからでぶ妖精がぼやく


「まぁ無理な話だろうね・・・」


ハックは警邏の詰め所まで荷物を持って歩いていた

詰め所の前には人だかりが出来ていた


「あ、居た居た、トーホクさーん」

「お、来た来た、御苦労様」


ハックは人だかりの中のトーホクに荷物を渡した

中身はサンドイッチや飲み物等の食べ物である


「すまないね、記者の仕事上離れられないから」

「いえいえ、でも記者って張り込みとかするんですね」

「うん、皆もニュースを待って張っている

まぁ怪盗なんて美味しいネタ逃す奴の方が可笑しいか」

「義賊とかもやっているらしいですけどね」

「うーん如何だろうか、あんまり良い印象無いけどな」

「そうなんですか?」

「だって盗んだ物とばら撒かれた金の割合が離れすぎている

1G盗んで100Eばら撒いている感じだ」

「しょぼい・・・」

「盗みを責められたく無くて義賊やっておくかって感じがする」

「世知辛い・・・」

「まぁ仕方ないだろ、自分の金を他人にやるのも人は嫌がるのに

苦労して手に入れた金なら尚更人にやりたくないだろう」

「それもそうだけど・・・」

「そもそも人から奪った金で善行って何?それってアリなのか?」

「確かにそうだけども・・・」

「まぁ私がゴチャゴチャ言っても始まらないか

御飯持ってきてくれてありがとう」

「いえいえ、何時も御世話になっていますし、これで失礼します」

「気を付けてなー」


ハックは寮へと戻った


「お帰りー」


ヴェンデスは椅子に座って勉強をしていた


「どうだった向こうは?」

「人が大勢居ましたね」

「怪盗なんて面白そうなの記者連中が見逃すはずはないか・・・」

「そうですねー、よっと」

「にょー」


でぶ妖精をポーチから取り出してむにむにするハック


「にょ~♪にょ~♪」

「そろそろおでぶちゃんも大きくなって来たし

一回り大きいポーチでも作って貰う?」

「キンの作ったポーチだから余裕を持って作ってあるから大丈夫だろ」


ヴェンデスが答える


「そうですかねぇ」

「大丈夫だにょ~♪」

TIPS【トーホクは新聞記事を買い取って貰う契約で働いている】

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