第38話【闇ヌベア組織】
TIPS【ヌベアは普通に使用すると半年は持つ】
「まぁ・・・何だね・・・」
パフェを食べながらキューは呟く
「んぐ・・・君はこの前の装備品を売る依頼でかなり成果を上げたじゃない」
「あれとは状況は全然違う、今回は何処に売れば良いか・・・
そもそもパッパと売って良い物か分からない」
「迷うのは良いけどね、乾期が終わっちゃうし
ヘタにヌベアを持っているのは危険かもしれない」
「危険?と言うか人のパフェ食い過ぎだ」
「闇ヌベア組織が裏で暗躍しているらしい」
「何だそれ・・・」
キューがスプーンをハックに差し向ける
「非合法で入手したヌベアを販売する闇組織が有る
この間私達がヌベア工場を守った時に襲った暴徒、アイツ等の背後には
闇ヌベア組織が存在するのよ」
そしてパフェを食べるキュー
「闇のヌベア組織・・・ねぇ・・・イマイチピンとこないなぁ」
「良い?ヌベアは乾燥肌に対する特効薬と言って良い
その特効薬の為ならば幾らでも金を払う人も居る」
「確かにヌベアの効力は凄い・・・」
ハックは体中乾燥肌で血が噴き出し今にも死にそうな人がヌベアを塗った途端
潤いに満ち溢れ、まさに天にも昇る様に飛び跳ねたのを実際に見た事が有る
ヌベアを求め杖を突いた老人が狂喜乱舞しているのを見た事が有る
まさにヌベアは乾燥肌の人にとっては万能の霊薬と同等
いや、それ以上の価値が有るのだ
「でもヌベアを奪い取ったり非合法な手段で手に入れて何処で売るの?」
「闇ヌベアルートに決まってるじゃない」
「・・・何だか大変そうだなぁ・・・」
「裏でも表でもお金を得るには手間がかかるっていう事ね、ごちそうさま」
パフェを全部食べたキュー
「あー!!全部喰いやがったな!!」
「まぁまぁ、すみませーんパフェ二つ追加!!奢るから」
「まだ食うのか・・・太るぞ」
「生憎太り難い体質なんでね」
「そうか・・・所でお前のルートって言うのは如何言うルートなんだ?」
「いや教えてあげないよ、まぁ自分でヌベア使うって言うのもアリだとは思うよ」
「乾燥肌には困ってないんだが・・・」
「乾燥肌対策だけじゃないのよヌベアは」
「?」
「食べ終わったらポートの所に行ってみない?ヌベアの真価が分かるわよ」
「うーん・・・良いよ」
ハックはピンと来ていないがヌベアには更なる隠された真価が有るのだ
その事はハックはこれから実感するのだった
TIPS【都には少なくとも7つの闇ヌベア組織が居るとされる】




