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七男ハックの七難八苦【のほほん冒険譚】  作者: Mr.後困る
第1章【冒険譚の始まり】
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第16話【焼きうどんと未来】

TIPS【焼きうどんも焼きそばもシンプルに具が無い方が良い】

結局、再度うどんを茹でる事になったキュー


「それにしても、この家うどんばっかりだけどちゃんとご飯食べてる?」

「うどん食べてるじゃない」

「うどんばっかりじゃない」

「竹輪とか有るし・・・」

「もっと他にも色んな物食べたら?」

「ちゃんとうどん以外にも焼きうどんとか食べてるよ」

「結局うどんじゃない」


ポートの偏食ぶりに呆れるキュー


「武闘家だし食事には気を使った方が良いんじゃないか?」

「ハック、それを言うなら魔法使いも食事には気を使うし

寧ろ食事に気を使わない職業って何だ?」

「・・・無職とか」

「無職ならば食事にじゃなく食事するのに気を使え

働かざる者食うべからずだ」

「上手い事言いますね」

「飯だけにか」


クスリと笑うハック


「ヴェンデスさんはお笑いでも食っていけるんじゃない?」

「馬鹿言うな、俺は一級魔法使いを目指したいんだ」

「そういえば何で一級魔法使いを目指しているんですか?」

「昔、餓鬼の時分、惚れた相手が貴い身分の方でな

それでその人に釣り合う様にって始めたのが切欠だ」

「恋バナですか?」

「餓鬼の頃の話だよ、今じゃあ一級魔法使いを目指すって言うのも楽しいし

まぁライフワークって奴だな、働きながら勉強はかなり難しいが

神州進撃会は勉強の時間も取り易いし差し入れで食費も大分浮くから

俺的にかなり助かるギルドだ」

「へぇ・・・」

「焼きうどん出来たよー」


キューが皆の分のうどんを茹で上げ更に焼いた事で焼きうどんが完成した


「にょ!!」


ちくわを食べてポーチに戻っていたでぶ妖精が顔を出す


「おでぶちゃんにはちくわをあげよう」

「ありがとー」


ちくわをでぶ妖精の口の中に突っ込むキュー


「じゃあ頂きます」


うどんを勢いよくすするハック達


「あ、美味しい」

「何時も私が作っている焼きうどんとは段違いね・・・料理が上手いって良いわね」

「今度教えてあげようか?」

「作りに来てよぉ」

「だーめ」

「ケチー」


女子二人でわいわいやるのを横目に焼きうどんをすする男二人


「・・・そう言えばポートは何で神州進撃会に?」

「私?私はこの武術を世間の役に立てたくて」

「だったらもっと大きいギルドに行った方が良いんじゃないの?」

「大きいギルドだと戦闘要員も多いから出番が回り難い

だけど神州進撃会みたいな小さいギルドなら戦闘要員も少ないから出番が多く来るでしょ?」

「確かに、でも戦闘系の依頼って来るの?」

「・・・うん、そこは盲点だったよ、でも戦闘以外の仕事でも修行になるからね」

「前向きー」

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