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七男ハックの七難八苦【のほほん冒険譚】  作者: Mr.後困る
第1章【冒険譚の始まり】
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第15話【稽古見学とうどん】

ヴェンデスが武術をポートに習っている、と言う事で稽古の様子を見学するハック

ポート宅の庭にて互いに向き合い拳を構え互いに拳を放つ

ポートは難無く回避しているがヴェンデスは何発か被弾した


「やっ!!」


ポートの鋭い突き、ヴェンデスは回避し蹴りを放ちポートに当たる


「良し!!あたっ・・・?」


放たれた蹴りが当たったかに見えたがそのまま攻撃がいなされ倒され転ばされた

そして倒れたヴェンデスの顔に拳を突き付けるポート


「あー、糞、駄目かー」

「いや、魔法使いなのに動きが格段に良くなってるよ、流石」

「それほどでも有るかな」


起き上がったヴェンデスに足払いを喰らわせるポート、そして再度転ぶヴェンデス


「ってー!!」

「調子に乗らない」

「ぐぬぬ・・・」

「はいはい、区切りの良い所で御飯できたよー」


台所を借りていた割烹着を着たキューが食事を持って来た


「にょ!!」


ハックのポーチからでぶ妖精が顔を出す


「はいはい、おでぶちゃんにはちくわをあげよう」

「ありがとー」


ちくわをでぶ妖精の口の中に突っ込むキュー


「で、俺達には?」

「鰹節たっぷり使ったうどんを作って来たよ、ハックもどうぞ」

「おお、頂きます」


一気にうどんをすするハック達


「うめー!!」

「ほんと、キューは料理上手だよね、良いお嫁さんになれるよ」

「結婚だったら舞台の上で何回かした事有るんだけどねぇ・・・」

「舞台の上?あぁ確か舞台役者が本業だったっけ?」

「そうそう、私は演技に伯を付ける為にギルドやっているから」


うどんを食べるキュー、豪快にすすってはいない

静かでそしてぶりっ子みたいにならないおしとやかに食べている


「何だかゆっくり食べるな、もっと豪快に喰ったら?」

「いやつまみ食いで結構食べたから割とお腹一杯なんだよね」

「ちゃっかりしてるなぁ・・・あ、おかわり頂戴」

「ヴェンデス、もう食べたの?悪いけどおかわりは私の分しかないよ?」

「一応私の家の食料なのに自分の分のおかわりを主張するのは如何かと思うよ」


やんわりとポートが窘める


「・・・そういえばポートの家ってジャポネっぽいよね?」

「御先祖様の中にジャポネ出身者が居るらしいよ、露骨に話題逸らしたね?」

「ぐぬぬ・・・」

「普通に半分こで良いんじゃないのか?」

「「馬鹿ね、こんな美味しい物1.5杯じゃ足りないよ」」


ハックの言に対しキューとポートがシンクロする


「あいだをとってこのおでぶちゃんがたべるというのは?」

「殴り飛ばすぞ」

「にょおおお・・・」


食い物の恨みは恐ろしい、改めてそう感じたハックだった

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