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七男ハックの七難八苦【のほほん冒険譚】  作者: Mr.後困る
第7章【ドンちゃんの過去!!】
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第102話【ドンちゃんの想い】

TIPS【全て過ぎ去った思い出】

「継承の儀が終わった後、暫くしてからドンちゃんは家を出る事になりました

本来ならもっと家に居て良かったんですが、本人が如何してもと言うので・・・」

「まぁ家督を弟に譲ったのならばそうなるでしょうね」

「その時にドンちゃんは私に求婚して来たんです」

「きゅ、求婚!?」


トーホクからすればドンちゃんが

女に思いを告げると言うのが信じられなかった。


「えぇ・・・・・私も彼が私の事を好いていると言うのが信じられませんでした

当時の彼は鍛冶一筋で何も目に映っていない様でしたから」

「そうなのですか・・・」

「でも彼は言いました、自分が鍛冶を一生懸命頑張って来たのは私に釣り合う為だ、と」

「え?」

「私の家は剣術の名家、それに釣り合う鍛冶屋になりたくて今まで必死にやって来た

家督は継げなかったが自分と結ばれて欲しいとドンちゃんは私に言ったんです」

「そ、それで?」

「・・・・・私は当時、カチと交際をしていんです」

「・・・・・」

「それに・・・」

「それに?」

「重すぎたんです、ドンちゃんの愛は・・・」


俯くミン。


「私はカチと交際していた事

私はドンちゃんにそこまでして貰う程の存在じゃない

そんな思いは受け止められないと私は言ったんです」

「そ、それでドンちゃんはなんて・・・?」

「『分かった』と一言言って去って行きました、それからずっと音信不通で

今回カチがドンちゃんに会いたいって言うので探し回って見つけたのです」

「・・・・・そうだったのですか・・・」


トーホクは温くなったコーヒーを飲み干す。


「私、これから如何すれば良いんでしょうか」

「・・・『何を言いたいかは大体見当が着いている』とドンちゃんは言っているんですよね?」

「えぇ・・・」

「これはドンちゃんの方にも事情を聴かないといけないですね・・・」

「如何やって聞くんですか?」

「これに関しては考えが有ります、有りますが・・・」


トーホクはそれから指を擦る動作をする。


「・・・な、何でしょうか?」

「私として少々自腹を切る事なのです、タダでは割に合いませんな」

「お金を払え、と?」

「いえ、私の顔を覚えて居て頂きたい、何時か何かの役に立ちますので」

「・・・にょ?つまりタダじゃないかにょ?」

「口では色々言っているけど何だかんだ理由を付けて助けたいだけでは?」

「ハックにおでぶちゃん、水を差すんじゃない・・・」

TIPS【コーヒー代等の諸々はトーホクが払った】

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