殺人についての経過報告
一つ、人の固定観念として『殺人はしてはならない』が存在することが多い
一つ、殺人をした場合、それに忌憚感を感じる者が多い
一つ、『固定観念』とは、よく考えもせずに『これはこうだ』と決めつけている、思っていることを言う
一つ、殺人が何故駄目なのか、語れる者は少ない
一つ、秩序の維持のための『殺人は悪』という洗脳教育であると考える
一つ、私は、その洗脳教育を否定しない
一つ、ここでいう洗脳とは、はっきりとした個々の根拠、考えなしに何かを信じていることを言う
一つ、私は殺人を悪とは考えない
一つ、秩序維持のため殺人者は取り締まれど悪ではないと考える
一つ、軍属には殺人者が多い
一つ、如何なる理由があろうと行為は行為であるという考えに基づき、戦場で殺人をする軍属の多くは殺人者だろう
一つ、彼等は殺人に忌憚感を抱かない
一つ、これらを考えると、人は殺人という行為自体に忌憚感を覚えるのではなく、洗脳がひどく、またその前後によく考えていないと思われる
一つ、彼等は仕事で人を殺すのだから、それは悪ではないだろう
一つ、彼等は仕事で人を殺すのだから、死んでも周りの者が悲しむのは少しずれているだろう
一つ、おろらくあり得ないと思うが、私が思うに戦争など『私達はあなた達を傷つけない、だからあなた達も私達を傷つけないでくれ』というのに皆が賛同し戦闘を放棄すれば戦争は終わるのだから、戦争があるのは相手を信じず自らも信じない個々人にある
一つ、私はそれを否定しない
一つ、戦争をしているのは、一人一人であると、考えた方がよい
一つ、戦争に、国の意思など関係ない
一つ、私は人を信頼せず、信用しないため、私が戦場にいけば平和的解決は不可能だろう
一つ、結局、皆、自分の命欲しい、なのだろう
一つ、戦争でたくさんの人がしんだ、戦争はだめだ、ではなく、戦争が起きた、私達は戦場に行くか否かをきめる、行かなきゃ国が落ちるかもしれないが、行けば死ぬかもしれない、それらを決めるのは、一人一人だろう
一つ、我等には、選択の権利がある
一つ、戦争にいくもよし、徴兵例を拒否して監獄にぶちこまれるもよし、自らがどのように行動し、それによりどのようになり、どうなるか、考え、実行する権利を持つのは、一人一人だろう
一つ、戦争が悪いのではない、悪いのは、自らの権利を行使し、やれ死にたくないだのやれ殺してしまっただのを、戦争のせいにする奴等だろう
一つ、戦場に行かなきゃ首が落ちる?それはそうだろう
一つ、守りたいものを守るために死ぬことがある?それはそうだろう
一つ、負けたら酷い扱いを受ける?それもそうかもしれない
一つ、どれを選ぶも自由だ、どのような選択肢がありどの様な行動をとりどのような事になるのか、全て個人の自由だ
一つ、それを『仕方ない』や『戦争はいけない』など、反吐がでるわ
一つ、話がそれた
一つ、経過報告を続ける
一つ、人を殺すのは自由だ
一つ、人に殺されるのは自由だ
一つ、どの様な権利を行使し、どの様な結果、責務がついて回るか、よく考えるべきだろう
一つ、殺されたくないなら、それ相応の備えをするべきだろう
一つ、殺す方が悪い?殺される方も準備がなっていなかったのだろう
一つ、私は、こうして経過報告を書いている今も、ポケットには折り畳みナイフを入れている
一つ、自らがしたいこと、したくないこと、されたいこと、されたくないことを、考えるべきだろう
一つ、それらに対し、予め準備をしておくべきだろう
一つ、この世は不条理など、自分勝手な言い分だ
一つ、いったい、いつ誰が、この世はこうだ!こうあるべきだ!ときめ、こうなるんだ!と決めた?
一つ、死ぬ時は死ぬ、死なない時は死なない
一つ、少なくとも私は、様々な現象があるこの世において、自分の意思でそれらを変化させることはできなかったと思う
一つ、それは、光が反射するように、音が空気などの振動で伝わるように、そういう現象ではなかったか
一つ、この世に、不条理など、ないではないか?
一つ、それは原因がある結果だ、不条理ではないだろう
一つ、原因がない、すくなくとも分からないのを、私は現象とよんでいる
一つ、知らないことは罪だ
一つ、考えろ
一つ、忘れるよりは、覚えていろ
一つ、覚えていて、なおそうできないのは、咎だろう
一つ、この世は不条理だ、などと叫びたくなければ、知らぬは罪、これを忘れべきではないだろう
一つ、知って狂うのも性格の内、案ずることはないだろう、所詮『狂う』など、他者と他者の排斥行動対策につけた他者の言葉だろう
一つ、知らなくても良いことなど、ない
一つ、しかし、知ろうとした場合の、労力対効果を考えることを、忘れるべきではないだろう
一つ、知って死ぬならば、他の方法を考えるべきだろう、行動の権利に対する、結果と責務のことを、忘れるべきではない
一つ、固定観念について、今まで教えられた事について、今一度、何故そうなのか、そうなのだろうかと、考える事をお勧めする
一つ、考えるにあたり、情報の正誤には留意するべきだろう
一つ、考えるにあたり、情報を持つべきだろう
一つ、何も浮かばない者は、常識が何故そうなのか、そうであるべきなのか、例えば、殺人、などについて考えてみるといいだろう
一つ、自らの権利のために、自らを守る最低手段を保持しておくべきだと、私は此処に記しておく
一つ、所詮人間の空手など、他の動物に比べれば何の意味も持たぬことが多いと、せめてナイフでも持つべきであると、私は思う
自らのため、自らの考える将来のため、それを実現とはいかなくとも保つため、まずは自らの身を守ることを、お勧めする